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2011年1月

2011年1月31日 (月)

Windows7&IE9杯・自作PCの祭典2010にエントリーします。

なぜ自作PCをつくるのか。

それは私にとって、「”無駄”なことに”本気”を出せる様々な要素がいっぱいある」というのが醍醐味です。
無駄って、悪い意味じゃありません。ほとんど週末に近所をドライブするだけなのに車買ったり、仕事のコミュニケーションなら飯食うだけでいいところを、夜の12時まで飲み歩いたり、、でもそんな事を切り捨てた人生は、なんてつまらないものになるんでしょう?
日本を元気にするのは、みんなが無駄を堂々と楽しむことじゃないかと。
あ、これはバブル世代のロジックですね。

さて、PC自作はDOS/V創世紀(バブルの終わるころ)にいろいろやって10年くらいブランクがあったのですが、一昨年くらいから再開してました。
今回は、その「様々な無駄遣い」の総決算として、ゴージャス&マニアックなPCを製作しましたので、人生初めて、自作の祭典にエントリーしてみたいと思います。
まあ、かなり自己満はいってるマシンですので、ネタ的要素も多いのですが、こういうコンテストがあると、製作の目標ができていいですね。

コンセプトは、「ハイエンドゲームをバリバリ楽しめるギミック満載、見た目も美麗なマシン」です。

では「Windows7&IE9杯・自作PCの祭典2010」のエントリー開始です。

■応募部門
ゲームPC部門

■エントリーマシンの構成パーツ

CPU: i7 980X
マザー: EVGA X58 3xSLI Classified E760
メモリ: GeIL Black Dragon 2GBx3
グラフィックボード: EVGA GTX580SuperClocked x3SLI
SSD: SAMSUNG MZ-5PA128HMCD-0A
HDD: HGST 2TBx9
RAIDボード: RocketRAID
サウンドユニット: SoundBlaaster Digital Music Premium HD(外付けUSB)
ケース: Lian Li PC-A77F
電源: Abee Supremer 1200W + SNE NLX450ROHS1U 300W

水冷パーツ類も一応リストにいたします。

CPUクーラー: EK-Supreme HF - Nickel
チップセットクーラー: Enzotech  EVGA X58 Classified&VRM用
GPUクーラー: Koolance x3
メモリークーラー: Koolance RAM-33x3
ラジエター: SR1 280(トップ) ザワード14cm3色ファン(1500rpm)x2
   SR1 360(フロント) ザワード12cm3色ファン(1600rpm)x6
外付ラジエター: 三菱車用互換ラジエター(CBA-H81W/82W A/T ファン付ラジエーター)
ヒートエクスチェンジャ―: Koolance HXP-193
内蔵ポンプ: Laing D5、XSPCリザーバー
外付けポンプ: Laing DDC 3.2 Koolanceリザーバー
ファンコン兼水温計: Koolance CTR-CD10BK5

ついでに5.1chサラウンド環境用に
ONKYO HTX-77HDX
も導入しました。、

■使用OS

Windows 7 Professional(64bit版)

■ベンチマーク結果の画面ショット

「CPU-Z 1.56」

起動直後のもの

Cpuz

「エクスペリエンスインデックス」

Exindex

「PerformanceTest V7.0 Build 1019」

Performance_test

「ロスト プラネット 2ベンチマーク」
一応、応募方法にあった通りの設定でやってみました。

Lp2dx11 Lp2dx11_2 Lp2dx11_3

また、ちょっとこのマシンならでは、ということで、3D Vision Surroundの環境でもやってみました。写真は手ブレではなく、アクティブシャッター式3Dになっています。

まあ、処理的にはだいぶ重いですが、一応30fps出してます。。

Lp2dx11b Lp2dx11b_2 Lp2dx11b_3 Lp2dx11bss

「FINAL FANTASY XIV OFFICIAL BENCHMARK」
一応指定通りのウインドウモードです。

Ffxivwinbenchmarka

ただ、どうもGTX580のSLIはこのモードでは今のところ効かないようなので、フルスクリーン化のパッチを当てたものもご参考まで。

Ffxivwinbenchmarkb

「Heaven Benchmark Version 2.1」

Heaven Heavenresult20110131_21543863

■エントリーマシンの外観写真

A77fnt_nightversion PhotoOutdoor_radi  A77fnt_withpanel Surroundsys

 

■エントリーマシンの内部写真

A77fnt_cpu_3 A77fnt_cabling

 

■解説文

制作コンセプトは冒頭に書いた通り、ハイエンドゲームをバリバリ楽しめるギミック満載、見た目も美麗なマシンです。
製作記はここのブログに、「3DサラウンドPC製作1~6」として書いてみましたので、ご興味あればぜひ見てみてください。
ポイントは、以下の通りです。

[1]3D Vision Surroundを楽しめる3画面+3画面の6画面モニター
3D Vision Surroundの楽しさはやった人にはわかると思いますが、加えて、6画面全部を部屋に無理なく並べたり別々に使えるように、モニタスタンドを2台製作しました。
横長6画面は動画やゲームは無理ですが、例えば写真のように中央線沿線の地図を新中野から吉祥寺まで表示可能です。

Photo
スタンドにはハンドルコントローラーやフライトスティックの取り付けが可能です。

[2]3D Vision Surroundの最大構成であるGTX580を3枚構成

[3]冷やせば冷やすほど性能を発揮するGTX580のために、屋外常設ラジエターを設置
取り外しは自由で、必要なときだけ冷却能力を付加できる。
室温より下がっても結露させないよう、目安となる特殊な湿度温度計を設置。ポンプの強さで水温を制御する。

[4]1400Wに達するピーク電力に対応するために、1200Wの電源に加え、ケース内蔵が容易な300WのNLX電源を設置。
実際、ピーク(3DMARK11)で、写真のワットチェッカーのように、消費電力合計が約1350Wに達していますが、安定稼働しています。

Watt

[5]水冷システムとしてのこだわり
ゲームマシンとしてだけではなく、ケーブル、配管、照明、装飾など、見ていて飽きない美麗な構成としました。

[6]以上を標準的なPC筐体に収め、可搬性、堅牢性を重視したこと。
重装備なシステムでありながら、外部ラジエターは取り外し自由で、外してしまえば写真のようにごく普通のPCとして部屋の間を移動して、メンテナンスすることができます。

Photo_2

■Windows 7&IE9を使って良かったと感じた点

XPまでしか対応していないH/Wはもう古くなってそろそろ処分しつつありますし、いろいろな最新の魅力的なソフトやハードがWindows7対応で出るので、個人的にはもう7しかないですね。
XPマシンは、昨年8月まで1台古いソフトの稼働のために置いてありましたが、代替ソフトが揃って使い慣れてきましたので、それも7の64bit版にリプレースしました。
また、意外?と、システムのエラーの修復が賢くなったのが、個人的には良いと思います。

IE9はまだ使い始めたばかりなのであまり判っていませんが、HTML5やSilverLightを綺麗に見せる作りだなぁ、と感じました。とりあえず私はIE以外はあまり使わない(以前はIEでうまく表示できない時のためにFireFoxも併用していましたが、今はほとんどその必要はないです)ので、今後常用していきたいと思います。

2011年1月26日 (水)

3DサラウンドPC製作 その5 黒とメタリックの世界

さて、いよいよ本体の水冷系の構築に入ります。
水冷対象はCPU、グラボ3枚のほか、チップセット&VRM、メモリーです。
ただし、チップセット&メモリー用の水枕、ケース内蔵のラジエター(SR1 360&280)は、昨年の夏に導入したものそのまま使います。
改装前と改装後の概要図は以下の通り。

改装前Photo

改装後2_2

今回の大きな変更点は、CPUブロックをSwiftech Apogee XTから、綺麗なアクリルカバーながら高性能な EK-Supreme HF-Nickelに替えたこと、ポンプをLAING DDC3.2からD5にしたこと(DDC3.2は補助冷却系に転用)、GTX580SCx3専用の水枕にしたことの他に、一番大きな点は全体を黒のフェルールレス化して、チューブもTygonの3/8-1/2黒チューブにした点です。
写真が改装前(左)と改装後(右)の写真です。

Photo_3

フェルールレス&黒チューブは海外では流行りでいつかやりたかった事ですので、ようやく念願叶った感じです。
ただ、黒のTygonは国内では扱いがなく、オリオスペックが扱っているKOOLANCEの黒いのも試してみましたが柔軟性の点で満足できませんでしたので、米国Performance PCs(PPCS)のサイトから購入しました。
http://www.performance-pcs.com/catalog/index.php?main_page=index
PPCSで買えるものは水冷機材が中心ですが、日本に直送してくれますので、ここに在庫しているものであれば転送会社を経由するよりも早く入手できますね。

しかし実際に使ってみると、黒チューブは格好いいのですが、手垢が非常に目立ってしまう(購入時既に汚れています)、という弱点があることがわかりました。
また、貴重な輸入品で無くなるとすぐには補充できませんので、対策を考えた結果、次の写真のような手順で組みこんでいくことにしました。

Tygon_2 

「(屋外機で使った安い)散水用チューブで、経路と長さを決める」→「同じ長さにTygonを切る」→「ライター用のオイルとデジタルクリーニングペーパーでTygonの汚れを拭き取る」→「組込み」 という基本手順です。
これに限りませんが、PCパーツ組込みの時は薄手の手袋をするのと良いですね。手垢汚れが付きませんし、鋭利なエッジなどで怪我をするのも防げます。

ちなみにチューブにプリントしてあるTYGONのロゴとパーツ番号は、オイルで拭くと消えてしまいますので、これを消したくない人はアルコールなどで拭くのもアリです。(ただ、手垢はオイルのほうが遙かに綺麗にとれます。)

今回はフィッティングも、基本はオリオで購入したEnzotechの黒いのを使っていますが、ロータリーコネクタやSLI用の透明コネクタはBitspowerのものが気に入ったので、これも一緒にPPCSで買いました。
写真のGPU間を連結している透明コネクタや、上方でマザー側に曲がっているロータリーコネクタがBitsのパーツです。組み合わせるとなかなか個性的でしょ?

Bits_3

他の注意点としては、黒のフィッティング、特に今回のようにペンチで挟んで締めるタイプのフィッティングは、ペンチの圧力で黒い塗料が簡単に剥げ、その部分の金属地が目立ってしまいます。
折角の黒のモノトーンにするつもりが台無し? と思ったのですが、いやここは逆に考えるんだ、剥げたものは塗れば良い、と思い、細い黒マジックで軽く塗ってみました。すると、全く目立たなくなりました。
こうなると逆に黒は有利です。(シルバー地のフィッティングだと挟んだ跡に光沢ムラができやすく、しかも補修は困難。)

組み終わった後は注水です。

ところが黒チューブ特有の問題がここにもあることが判りました。
チューブの途中に気泡があっても判らないのです。

普通、注水時にはあちこちに気泡ができ、そこが空気溜まりになりますが、柔らかいチューブであればそこをつまんで空気を追い出していくのが常套手段です。
しかし、黒チューブでは気泡があるのかないのかすら判らないので、この方法では対処できません。

そこでケースを写真のように横倒しにしたり、更には逆さまにしながら、泡の音がしなくなるまで根気よく追い出していきました。

Rr

力作業になりますが、A77Fがアルミ製のお蔭か、ケースそのものは思ったより軽く、少なくともTwelveHundredで同じような事(そちらはプラグインタイプなので、チューブは固くて変形困難)をやった時より、いくらか楽に作業できました。
注水完了B_2

クーラントは、透明のものにPrimoChillの黒いダイを混ぜてみました。墨汁みたいに真っ黒になると思ったのですが、写真のように、そうでもなかったですね。

Photo_4
ところが、紫外線を当てるとよく光るらしいです。

そこで、紫外線LED(UV LED)を5mmサイズ2個、3mmサイズ2個(CPU水枕用)の二種類を調達し、写真のようにスリーブ処理した後、

Uv_led_2

クーラントを通し、LEDを付けてみました

CPU水枕Uv1_2

リザーバーUv3

写真ではロングシャッターのお蔭でかなり蛍光発光しているように見えますが、生で見ると微かにボーっと見える程度で、控え目なものです。
しかしクーラントが波立っている様子がUVで照らされるのは、なかなか綺麗です。

Uv2

リザーバーは、ポンプ(D5)と一体化して使います。ただし、これはサブ1号機で同じものを使って経験したのですが、買ってきた状態だと以下の左の写真のように、IN側から長いパイプ状の構造が延びています。

このまま使うと、注水時に折角ここに運んできた気泡を、再度ポンプに吸い込ませて循環させてしまいやすいので、いつまでも気泡が抜けなくなりがちです。。

そこで右の写真のように、ドリルで中のパイプ構造を破壊して、取り除きました。これで問題はなくなります。

Reserdorill

他に、水温計を写真のように、グラボを全て通った後の地点、およびヒートエクスチェンジャからCPUに戻ってく地点の2箇所に置きました。

水温計#1.グラボ3枚を通った後Temp1

水温計#2.ヒートエクスチェンジャからCPU Tmp2

前者は主水冷系で最高水温になると想定される場所ですので、これで内蔵ラジのファン(フロント360用6個、天井280用2個)を制御します。

水温30℃までは最低回転数、40℃で最大になるよう、KOOLANCE製ファンコン兼水温計が自動制御してくれます。
また後者は、外部ラジとの熱交換直後ですので、系で最も水温が低い所になると想定されます。ここの水温が、結露防止のチェック対象になります。

以上で水冷系としては完成で、あとは配線の組み合わせを決めた後、ようやく本体の電源に火を入れる予定です。

Photo_5

2011年1月23日 (日)

3DサラウンドPC製作 その4 屋外用巨大ラジエター

今日は屋外用ラジ構築の報告です。

屋外にラジを置こうと思ったのは、今の無茶苦茶に寒い冬にふるえているだけでなく、この寒波を何か有効に使えないか、と思ったことが発端です。くだらない?
ただ、考えみると夏場も、部屋の中でクーラーをガンガンに効かしている時は、屋外機は意味がない、むしろ太陽熱温水器にしかならないのですが、クーラーを切って戸締りして出かけている間に長時間エンコードなどを回していると、部屋の中の温度は軽く40℃を超えます。
こうなるといくら水冷で作り込んでも、部屋の中に熱が溜まっていくだけなので、どうにもなりません。そういう時に屋外機を日陰に置いて排熱させれば、かなり状況は改善されるのではないかと思います。
 (まあもちろん、お金持ちならクーラーをつけっぱなしで外出すれば良いのですが、今やエコの時代ですので。)
ということで次の写真ような屋外機を製作しました。

Outdoor_radi_2

スタンドはドンキホーテで安売りしていた折り畳み式テーブルを使ってますが、耐候性と日よけを考えて、木製の天板を白いアクリル板に交換しました。
車用のラジにしたのは、安くて高性能ということもありますが、主に耐候性の観点です。

一時的なら良いのですが、永続的に使うとなると、外の雨や埃を想定していないPC用パーツだと厳しくなりますので、もともとそういう環境を想定している車用が適しているわけです。
そこで、オフ会ナカマで、昨年車用ラジでパワレポのコンテストでグランプリを獲得されたEricさんに、いろいろ教えてもらいました。車用ラジをPC用水冷機器と接続するにはいろいろノウハウがあるのですが、おかげで写真のように、すんなり出来上がりました。

Photo

この屋外機の効果で水温が30℃以下に下がると、水冷用ファンコン((KOOLANCE CTR-CD10)

_

の制御が効いてケースファンは最低回転数になりますので、自動的にかなりの静音マシンになります。
ただ、これだけファンを沢山(10個)積んでおきながら静音マシンを名乗ると、Ericさんにドツかれますので、、あくまで今回のマシンは「強力な冷却と割と静かな環境で、3Dサラウンドを楽しめるマシン」と名乗ることにします。ヽ(^o^)丿
注水完了Photo_2

その他、Tipsを3つほど。

1.ヒートエクスチェンジャ―
システムの概念図Photo_9

この概念図にあるヒートエクスチェンジャ―を使う事で、PCを動かしている最中でも、必要な時に必要なだけ(オンデマンドで)冷却能力を追加することができます。
モノはこれです。

Hyahoi
http://www.koolance.com/water-cooling/product_info.php?product_id=944
スペック表を見ると、4.0KWの熱交換能力という圧倒的な冷却性能で、実際ずしりと重く、銅とステンレスの固まりのようです。恐らく内部は、熱交換用の銅板と水路が交互に重なっている構造だと思われます。
まるでPC本体をチョバムアーマーで増加装甲したような形になりますので、敵の攻撃からも守ってくれそうですね^^

本来水冷でPCパーツを冷やす場合、できるだけ無駄な圧損を減らすことが重要で、またアルミ製のラジなどは水枕を傷める危険性があり、それなりの注意が必要です。その点、ヒートエクスチェンジャ―を使えば、そういう不安な要素を本体の水冷系と分離して、それでいながら冷却能力は十分に追加することができます。
もちろん、補助冷却系には長いチューブや着脱式のカップリングなど、いろいろ効率上問題のある構成になっていますが、そこは屋外機の巨大な冷却能力で補ってくれることを期待して、その心配よりも可搬性、構成の柔軟さなど、扱い易さに重点を置いています。

ただこのヒートエクスチェンジャ―、ネジ穴の位置など、一体どういう用途に作ったのか?疑問に思えるほど、独特の構造をしており、このままではケースへの取り付けができません。
Heatex

そこで、アルミ板を写真のように加工して、ラジの背負い用マウントに取り付けることにしました。
加工中Photo_3
取り付け後Heatexandpump
ちょっと取り付け部がごちゃごちゃしていますが、これでがっしりと固定されました。
また、補助冷却系やポンプリザとはカップリングで接続されますので、写真のように、PC本体だけを分離することができます。

A77f_2

これで本体の作業も非常に楽になります。

2.ラジエターファンについて
今回の車用ラジは、あくまでPCを積極的に冷やす用途ですので、ファンを使って効率よく冷たい空気を送り込む必要があります。
ただ、ラジエターに適した屋外用の電動ファンには、あまり手頃なものが見つからなかったので、いろいろ探したところ、ヤフオクで今回の電動ファン付きラジを見つけましたので、入手しました。オクとはいっても新品で、鹿児島にあるカー用品店が定常的に出品されているようです。

32cm100w
これは本来三菱車用互換ラジエター(CBA-H81W/82W A/T ファン付ラジエーター)で、ファンの直径は32cmあります。
このラジは日本車用なので、12V駆動には違いありません。ただ、どのくらいの消費電力でどのくらいの風量なのかスペック表もありませんでしたので、テストしてみました。

PC電源に繋いでみたところ、わわっ!物凄い勢いで風が吹き始めました!まさにグレートタイフーン、サスが車のエンジンを冷やすだけの事はあります。
しかしこれでは近所迷惑なので、電流値を測ってみたところ何と8A、、12Vなので、約100Wで回ってることになります。

8a_

かの山洋の超高速ファン、F12-HHHですら4Aですので、いかに強力なファンかがわかります。
こんな風は不要なので、ちょっと制御したいのですが、PC用ファンコンで8Aを制御できるものは見たことがありません。(水冷用ポンプの制御でもせいぜい3A程度)
そこで、電源を5V系に切り替えてみました。PC用ファンでは5Vで駆動できるものは少なく貴重な存在ですが、車用の機器は動作範囲が広いのではないかと思い。。
するとやはり、確実に扇風機の弱くらいの勢いで回りました。電流も2.5Aで、これなら電源にも負荷がかかりません。

25a_
なんとか形になりましたので、この形で使っていくことにします。

後日談)ファンの取り替えについて(2015/6/7)

この記事を書いた当時はPC製作自体が面白かった時期でもあり、ちょっと変わったものを作ってみようという目的も無いわけではなかった屋外ラジエターシステムですが、その後予想外に役に立ち、現在では家のそれぞれのPCを極めて静音に保ちながら外でまとめて冷やす、という冷却システムとして無くてはならないものになっています。(→ご参考

たださすがに稼動して4年も経つと冷却ファンがヘタってきたのか、暑い時の連続稼働などでキシキシと異音を発するケースが出てきました。
そこでファンを交換することにしました。

交換するといっても元々付いてるのはこのラジエター備え付けの専用ファンで、同じものが単体で売ってるのかどうかも判りませんでしたし、クルマ用品ショップなどをいろいろ探し回るのも面倒でしたので、ネットで見つけた汎用のラジエータファン

に取り換えることにしました。
ファンのサイズは30cm強で今までと大して変わらず、何より値段が3千円台なので、うまく使えればラッキーという気持ちで購入し、取り付けてみることにしました。

Currentexradi

今までのファンはシュラウドごとネジ3本で取り外すことが出来、その上で新しいファンを4角でタイバンドを(ラジエターフィンの隙間を通して割と頑丈なラジエターの枠に括り付ける形で)固定しました。

ファンは吸引方向で動かしますので、少しでも吸引効率が良くなりようにファンの端の隙間を隙間テープで埋めてあります。そんな感じで見栄えはちょっと落ちますし、また今までのシュラウドなしでラジエターを部分的に覆う形になるので、冷却効率が落ちないかの心配もありましたが、実際動かしてみるとその辺も殆ど問題なく、再び静かに冷やせるようになりました。
このように安い車用汎用ファンが使えるのなら、何も特殊なファン付きラジを探す必要もなく、最初から中古等で安いラジを入手するだけで良さそうですね。ちょっとした工作の趣味がある方なら、(PC水冷側のパーツがヒートエクスチェンジャなどいくつか特殊な点はありますがそこさえクリアすれば)割と気軽に作れると思います。

この記事は今でも時々参照ツイートしていただくこともありますし、冷却だけでなく静音化の効果も非常に高いです。
最近はデータセンター用の冷却技術として、従来の簡易水冷的な密閉型の水冷と熱交換器(=ヒートエクスチェンジャ)を組み合わせたものが盛んに提案されつつあるようですね。
(記事にある京などは旧来の重厚長大型ですが、ASETEKやCoolITが提案しているものがそれに当たります。)

こういったものは静音化が目的ではありません(結果的に今の掃除機のようなラックサーバ用空冷ファンは少なくて済むので静音にはなります)が、効率の良い冷却を考えていくと自然とそうなったのではないでしょうか?
水冷といっても昔のスパコンのような専用のチラーと重厚な配管は必要なく、二次冷却側に流すのは普通の水か、凍結を避けるとしても車用ラジエターと同じものを流せば良いですし、冷却は外気で(この車用ラジエターと同じ発想で)充分ということでエコ志向、設備上も配管の断熱等必要ありません。今後のトレンドとしてちょっと面白そうですね。

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3.結露の防止方法について
今回、屋外ラジで水温を室温以下に下げますので、結露しないような制御が必要なのですが、そのために近くのホームセンターで、写真のツールを買ってきました。

Empex

この温度湿度計は、「空気中のインフルエンザウイルスの生存確率は、空気中の水蒸気量に反比例する。(低いほど長生きする)」という理論をもとに、色分けがされています。
写真で2本の針の交点が赤いエリアにあるときが、「インフルエンザが生存しやすい低い水蒸気量」ということになり、黄色がその次に用心すべきエリア、青のところにあればかなり安全と、説明書には書いてありました。

Photo_4
ここから科学の時間です^^
湿度は、その温度での飽和水蒸気量(これ以上増えると結露する水蒸気量)に対する、現在の水蒸気量を、%であらわしてます。
温度が高いと空気は沢山の水蒸気を含むことができ(=飽和水蒸気量が高くなり)、温度が低くなればこれが少なくなります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%BD%E5%92%8C%E6%B0%B4%E8%92%B8%E6%B0%97%E9%87%8F

したがって、同じ水蒸気を含んだ空気でも、温度を下げていけば湿度が高くなり、ついに100%に到達すると(空気が水蒸気をそれ以上保持できませんので)結露が始まることになります。
逆に言えば、過冷却の水冷で結露させないようにするためには、室内の水蒸気量で湿度が100%を超えないように、水温を制御すれば良いわけです。

さて、この温度湿度計の真ん中に書いてある色分けの境界線は、水蒸気量の「等高線」です。

加湿、除湿を一切せずに空気を単に温めたり冷やしたりすれば、水蒸気量は変わりませんので、針の交点はこの等高線に沿って動くことになります。

ただこの等高線、3本しかありませんので、それ以外のところは目分量でたどる必要がありますが、針の交点を等高線に沿って左に延長していって、湿度100%のラインと交わるところの温度目盛が、「今の空気がそれ以下になると結露する」温度になります。
(実用上は湿度100%だと、ちょっと部屋で熱いお茶を飲んだだけで結露が発生しかねませんので若干のマージンをもって、湿度80%に赤いラインを引いて、警戒湿度とすることにしました。)
例えば次の写真は、

Photo_5
火にかけたやかんの湯気の先にこれを置いたものです。この場合、等高線で辿ってみると

Photo_6

14~15℃で湿度80%となることが判りますので、過冷却にはさすがに危険な環境です。まあ、こういう状況はなかなかないと思いますが、部屋でナベをすると、このくらいいくかもしれませんね。

次の写真は、普通の室内の状態です。

Photo_7

これだと0℃前後でも大丈夫そうですね。

ペルチェや液体窒素冷却と違って、外気での冷却はあくまで外気温以下にはなりませんので、屋内の空気が適度に外気と換気されて、大きな水蒸気発生源もなければ、水蒸気量はそれほど外と変わらないので、結露の危険性は低いです。(出かけている間はあまり心配は要らなそうです。)

ただ、部屋に人が何人もいたり料理しているときは、水蒸気量が増えてきますので、この温度湿度計を時々水温計と見比べながら、結露の可能性があるときはファンコンで屋外機用ポンプを弱めて、水温を少し上げる、という運用が良いです。

こうすることで、従来はOCチャレンジなど一時的な利用しかできなかった過冷却システムが十分、常用可能になります。

そういえば、屋外機、車用ラジの利用ってのは、DOS/V POWER REPORTの過去2回のコンテストのグランプリ作品に、結構インスピレーションされてますね。
ただパクリ、という事ではなく、折角の独創的なアイデアをよりこなれたものにして、更に応用して普通の技術として活用していくのが、過去に受賞した方々へのリスペクトになるのではないか、と、我ながら思っています。

2011年1月20日 (木)

3DサラウンドPC製作 その3 改装前棚卸し

さて、今回はメイン機の大規模な改修になるわけですが、ベースとなる構成を先にご紹介しておきます。これは昨年の7月に完成したものです。

A77foverview

パーツ構成
CPU i7 980X
マザー EVGA X58 3xSLI Classified E760
メモリ  GeIL Black Dragon 2GBx3
グラフィックボード HD5870 x3CFX
SSD OCZ Vertex Limited 100GB
HDD HGST 2TBx9
RAIDボード RocketRAID
ケース Lian Li PC-A77F
電源 Abee Supremer 1200W

内蔵ラジエター2個は写真のようにして入れてます。
A77f_radi

前面に360ラジを入れても内部スペースが実用上殆ど犠牲にならないのが、このケースの良いところですね。いろいろ工夫もしましたが、苦労話は割愛。

なかなか書く所がないので、水冷パーツ類も一応リストにいたします。
CPUクーラー Swiftech Apogee XT
チップセットクーラー Enzotech  EVGA X58 Classified&VRM用
GPUクーラー Koolance x2  Swiftech x1
メモリークーラー Koolance RAM-33x3
ラジエター SR1 280(トップ) ザワード14cm3色ファン(1500rpm)x2
 SR1 360(フロント) ザワード12cm3色ファン(1600rpm)x6
外付ラジエター XSPC RX480 シンルイリアン 12cmファン 1700rpm x6 (二重反転x3構成)
内蔵ポンプ Laing DDC 3.2 (チップセット・GPU・メモリ系) &XSPCリザーバー クーラント (青) チューブ PISCO 1080
外付ポンプ Laing D5(CPU系) 、Bitsリザーバー 、クーラント 自動車用スーパーサーモLLC (赤) チューブ TYGON 3603 1/2-3/4
ファンコン兼水温計 Koolance CTR-CD10BK

内部はともかく、外見上はカラフルさが特徴です。ファンにはザワードの三色切り替えが可能なもの

http://www.zaward.co.jp/globe-fan2_index.html#no10

を使い、気分で色が変えられるようにしています。
また、サイドパネルは(A77F用のアクリル窓付パネルが未だ存在しませんので)Lian Liの他のケース用のものを改造したサイドパネルを使って、さらにオフ会仲間のB.B.[JPN]さんに作ってもらったイラスト&文字入りステッカーで飾っています。

Sidepanelbbsan

今回はこれがベースになりますが、元が(我ながら)折角の力作ですし、特にCPU、マザー、メモリ、ケースなど、現状でも(SATA3やUSB3.0が使えないことを除けば)遜色はありませんので、極力流用する予定です。こうやって新しいニーズに応じて、必要な所だけを組み替えていけるのも自作の醍醐味ですね。

ただこの水冷システム、この頃は本格水冷の経験も浅かったこともあり、今から考えるとちょっとアンバランスで、無駄も多いです。
現構成の概念図Photo_3

例えば水冷の系統は2系統に分けていたのですが、CPUだけのために480ラジとD5ポンプを使うのは、実際使ってみると全く過剰でした。(その頃はCPUは冷やせば冷やすほど過激にオーバークロックできると思っていた。)
もう片方の水冷系も、グラボをFurmark等でブン回さない限りほとんど水温は変わらずFurmark回しても水温5℃程度の上昇に留まっていました。つまり通常の使い方なら(圧損での能力の低下がなければ)内蔵ラジだけの1系統で組んでも十分だったと思います。

ラジとポンプを外付けしたために簡単に持ち運びができず、またケースを横に倒してメンテナンスしたりも難しかったので、今回は内蔵1系統を基本に作り替える予定です。

ただそうは言っても、GTX580は発熱が更に大きくなりますし、夏場の閉め切った部屋で室温40℃を超えるような環境や、長時間負荷がかかる環境(特に将来的に、動画処理でCPUとGPUをぶん回すような環境)など、更なる冷却が必要になる場合も想定して、追加で冷やすための補助冷却系を、取り外し自由で組み込みたいと思っています。
新メイン機・水冷系概念図Photo_4

それから、水冷もだいぶ慣れてきたので、見栄えのよさにももっとこだわりたいですね。(実は個人的にはこの辺の動機が重要だったり。。)
プラグインは、見栄えも使い勝手も良いのですが、サブ1号機で使っているので、今回は新しいチャレンジの意味も込めて黒のフェルールレスでやってみようと思います。
米国サイトにはフェルールレスの作例が極めて多いのですが、確かに独特の格好よさがありますね。
http://www.xtremesystems.org/forums/showthread.php?t=233842&page=150
逆にプラグインは米国の作例にはほとんど見られないのですが、別にプラグインが劣っていることはないので、むしろ日本ではもともと家屋の配管や車用に結構使われていたり、CoolingLabさんなどの努力で広まった面もあると思います。
この辺が今回調達したフィッティング類の一部です。Enzofittings_2 

サブ2号機はバーブを使っているので、これで我が家に3種類の水冷機が揃います。
サブ2号機はこんな感じ。Cn690iioverciew_2  

ちょっとカラフルすぎ?今回は少し渋めを狙いたいですね。

2011年1月19日 (水)

3DサラウンドPC製作 その2 グラボにGTX580SCを3枚

さて、前投稿の6画面部屋を作ろうと思ったきっかけは、現在サブ1号機となっているTwelve Hundred
(こんな感じに作ってます。)1200

で、3D Visionを使い始めたのが発端でした。
GTX480を2枚入れてゲームやPowerDVDの2D→3D変換を使ってみるとこれが面白いっす!
3Dでレースゲー中。(カメラの手ブレではありません)3d_2 
すっかりハマってしまいました。。。

で、これを更に3画面にしたらもっと迫力あるだろうなぁ、と思ったのですが、3画面の3D Vision Surroundを使うには、同じ機種の3D Visionモニターを3台揃える必要がありますので、現在一番安い、Acerの23.6インチ

を3台入れることにしました。安いとはいっても3台で10万以上になってしまいますが、その時は勢いで。。

で、その3台と、もともとあったモニタ群もありますので合わせると、モニター6台体制となってしまいました。
増えてしまったものはしょうがない、いっそのことネルフ会議室か地球防衛軍っぽくキメてみよう、と思ったのが、この結果となりました。。
ネルフ音声会議状態Surround

3画面でのF1 2010の画面とかF1weak3d_2

Episode3の1場面とか。。Yodavspope

さて、メイン機のA77FB機のグラボは現状、HD5870 3枚の構成ですが、今回これを3D Visionに対応させるために、GTX580 3枚(3DVision Surroundの最大構成)に入れ換えることにしました。
余った5870はのちほどサブ2号機に使う予定です。
一度そう踏み出したら、
「折角グラボを入れ替えるんだったら水冷系を米国水冷廃人仕様の格好いいものに改装したいなぁ。。」
「サラウンドを楽しんでいる間はPCの音もできるだけ静かにしたいなぁ。。」
という順に超流動化した思考回路が働き、結局メイン機全体を殆ど作り直すことになりました。

で、GTX580の調達ですが、GTX480でツール類の良さとOC耐性で使い勝手の良かったEVGAのSuperClockedバージョンを買おうと思ったのですが、国内の流通量が非常に少ない(昨年12月時点)ことが判りました。

そこで、年末忙しい中でそうPCは弄れないだろう、正月休みまでにモノがあればいい、と思いましたので、やや時間がかかりますが、米国Amazonから購入することにしました。
米国Amazonも買い方は国内アマゾンとほぼ同じですが、書籍など一部を除いて、日本への配送は受け付けてくれません。

そういう場合、私はいつも、リンク先の転送サービスを使います。米国内の通販なら(あたりまえに輸入禁止の品目はダメですがPCパーツ類ならほぼ何でも)これで入手できます。
http://www.spearnet-us.com/move/index.html

基本は一回ここの転送サービスに会員登録(無料)して米国内の専用住所をもらい、そこを送り先住所にして通販で買い物をしてから、その情報をここの窓口にメールしておくと、到着後転送料を計算してメールで送ってきますので、それをカード(paypal)で支払えば、数日で日本の住所宛に転送してくれます。一回貰った住所は何度でも使えますので、会員登録は最初に一度やっておけばOKです。英語もほとんど必要ありません。(なお、たま~にクレジットカード登録の住所にしか送れなかったり、転送サービス用の(ちょっと長い識別IDが付いた)専用住所には送ってくれなかったりする通販サイトも存在しますが、その際は諦めて、別のサイトで同じものを売っていないか探せば良いと思います。米国は広いので。。)

今回はスーパー円高も貢献して、手数料や転送の送料、関税(1万円以上の買い物だと消費税相当の5%が、購入金額の6割程度に対してかかる)を入れても、結局国内価格より割安でした。

PCケースのような大きなものは転送料が1万円前後しますが、グラボはそれほど大きくもないので、転送料は全部で4,5千円と、程々リーズナブルです。

もっと小さく軽いものならそれに比例して転送料も安く、例えば以前CFX用のロングブリッジを数個eBayから仕入れた時は、転送料10ドル(8百円程度)でした。

納期はAmazonへの発注が12月7日、ウチへの到着が12月20日でしたので、転送の時間を含めて2週間でした。これだけ待てるのであれば、今は個人輸入もいい選択肢だと思います。
到着したGTX580SC580x3

ただし国外での購入ですので、初期不良があった場合、タイムラグも考えると速やかな交渉が必要です。そこでまずは、まな板環境で1枚ずつ動作テストすることにしました。

580sc

結果、3枚とも無事動作、900MHzのOCでも問題なく動作しました。

動作に問題ないことが判りましたので、せっかく組んだまな板設備をそのまま使って、次に予めオリオスペックで入手しておいた水枕の装着とテストをおこないました。
グラボ分解中580_

水枕装着前Photo

3枚とも装着したところ。Photo_2

水枕の装着はそれなりに動作不良を起こすタイミングですし、水冷で一旦組んでしまうとバラすのは大変ですので、私は事前にマナ板水冷環境でテストするようにしています。
この辺、サッと組んでベンチデータ出したい性格の人には不向きですが、まあガンプラをじっくり組む時と同じように、完成形をいろいろ考えながらじっくり手順を踏むのも、儀式の1つですね^^
これが水枕装着テストです。Photo_3

SLIにし、ついでに補助電源もテストしてます。
GTX580x3+もろもろだと、今メイン機で使っているAbeeの1200W電源でも不足気味ですので、NLX(1Uサーバーサイズ)電源を補助として使う予定で、ここでテストしてみました。

普通に考えると、この出力でこの価格は割に合いませんが、あくまで今使っているケースに電源を収めるための(はた目にはほぼ無意味な)こだわりです。。
ただ、デュアル電源の動作は確認したのですが、ちょっと注意点もあり、それぞれの電源供給先に工夫が必要なことが判りました。その辺は追い追い書いていきたいと思います。

これでグラボの準備は完了です。
水枕は写真の通りKOOLANCE製ですが、同じKOOLANCEでもGTX480版と違って、光り物のギミックもなく、落ち着いたメカっぽいところが良い感じですね。^^

Gpu

ただ後から考えると、もちょっと安いのでもよかったかな。。。

【2/2後記 SLI連結用チューブのトラブルについて】

メインマシンは無事完成しましたが、SLIの構築の際に、今回ほぼ唯一のトラブルがありましたので、メモしておきます。

私が今回SLI連結用に使ったチューブは、Bitspowerのこれです。(PPCSで購入)
http://www.performance-pcs.com/catalog/index.php?main_page=product_info&cPath=59_346_393_766&products_id=27587

Sli_transtube

アクリルの透明チューブを専用のフィッティングにはめて繋ぐ形で、一見頼りないのですが、きっちりはめ込むと固定され、グラボがスロットにネジ留めされている限りは、そう簡単には外れない感じです。

Transtube

ところが今回、最初グラボを挿した時は良かったのですが、いざSLIで動かそうとして3xSLI用のブリッジ
http://www.newegg.com/Product/Product.aspx?Item=N82E16814998401
を挿したところ、いきなり水漏れが始まりました。
その場で気づいてタオルで押さえたので、被害はなかったのですが、どうやら長さがうまく合っておらず、この硬いSLIブリッジに押し広げられる形で、外れかけてしまったようです。
この辺の長さの仕様も統一されていないところが、水冷の困ったところですね。完成間近の時だったので、結構ビビりました。

最初は3xSLIコネクタでもっと柔らかいものがないか、とか、リンクの写真にあるような繋ぎ方
http://forums.bit-tech.net/showthread.php?t=172584
で代用しようか、とも思ったのですが、そもそも3xSLIコネクタ自体がほとんど市販されておらず、また後者は美観的に劣ります。
セットの透明チューブの長さは14mm,19mm,30mmの三種類があり、このときは19mmのものを使っていましたが、長さを合わせるには22mmくらいが必要なようですので、30mmのタイプをこの長さに切って使うことにしました。
こういう時のためではなかったのですがたまたま持っていた、写真のダイヤモンドカッターが役立ちました。

Diamondcutting

これで無事、SLI化も完了です。

Sli

この問題はありましたがこのSLI連結チューブ、LEDの光で輝いて格好いいので、気に入ってます。ただ使うときはこの点のみ、ご注意を。

2011年1月11日 (火)

3DサラウンドPC製作 その1 部屋の改造など

この正月休みから、自作PCを使って、3Dゲームや映画を思い切り楽しめる環境を作りたいと考えて、3Dサラウンドシステムを製作中です。

しかしまずはPCより住環境ということで、先に部屋を改造しました。

部屋の元の状態はとても人に見せられない、”ケーブルが床を這いまわり、中身の不明な箱が並ぶ”という惨状だったのですが、年末大掃除を兼ねて、PC部屋を改造してしまいました。その結果がこれです。。^^
Surroundsys
写真のモニターは、"6画面+1モニター"で、左から4つが3D Vision対応、残り2つがIPS液晶です。

モニター・マウントは移動式で、天井から見ると次の写真のようになります。

Surroundsys_2

ケーブルは3面分のDVIと電源、USBなど、放っておくと収拾がつかなくなるので、スパイラルチューブでまとめて、アンビリカルケーブル的に1本にまとめています。

3D動画&ゲームを楽しむには、このうちの3画面を使います。

こんな感じ。Surround3d

現状は、グラボの機能の制約で、3画面ずつしか3D VisionやSLIを効かせることはできませんが、6画面あればサブ機と併せて3画面x2にもできますし、DirectXが不要な時は、全部つなげて超横長のデスクトップにすることもできます。これは例えば次の写真のように、画像編集の時に役立つかも、と思っています。

サムネイルを2画面表示したところ。And

もともと移動式のモニター台を使い始めた時は、写真のようにベッドでごろ寝しながらPCを使いたい、というズボラな発想でした^^

Photo

ところが使ってみると、ごろ寝用途だけではなくモニタを気楽に移動して好きな場所、好きな姿勢で使える、というのが、想像以上に便利でした。

ご参考までにモニター台とアームは、この辺を使ってます。

ちなみにこのモニター台のスペックには「薄型テレビ 20インチまで対応」のように書いてありますが、もっと大きなサイズでも問題ありません。スグレモノなのは耐荷重が大きいことで、15Kg程度まで対応できますので、それに収まっていれば30型前後でも大丈夫です。

さて、私の場合この辺から始まってだんだん進化(暴走?)して3連モニタとなり、さらにそれが2系統に増えて今に至ります。。まあ、これらを机の上に置こうとしたら、机だけで部屋が埋まってしまいます。。

モニターを3連結する際には、横向きに、以下のようなモニターアームとジョイントを付けました。モニターアームを横向きにすると、もともと縦向きに固定するようにできているだけに、なかなかモニターの重量を支えられるものは少ないのですが、いろいろ秋葉で検証した結果、この辺のが使えることが判りました。

可動部がたくさんあるので、写真のように凸型に並べながら全体を下向き(観るほうは見上げる向き)にしたり、水平にしたり、まちまちの方向にしたり、など、いろんな配置が可能で、高さの調整も、ある程度可能です。

3_3

まあ、アームと台だけでモニター何台分かの値段になってしまったので、周りにはアホ扱いされてますが(^^;

1系統のモニター台には、ハンドルコントローラーのマウントが取り付けてあります。

これはハンコンを取り外してフライトスティックも取り付け可能で、またマウントだけにすればトラックボール台としても使えます。邪魔になるときは右端のように、折り畳みも可能です。

Photo_9

もう1系統には普通に、マウス(トラックボール)台が付けてあります。

Photo_6

音のほうもサラウンドのセンターシステムを入れて、5.1chの環境にしました。

高級オーディオではありませんが、なかなか格好良く、私には充分です。
Surroundamp

以上が部屋の改装です。さくっとやってしまうつもりだったのですが意外な力仕事となり、正月休みをほとんど使ってしまいました。肝心のメインPCのほうはいつ完成することやら、、判りません。。。

2011年1月 2日 (日)

ブログ始めました

私のPC関連の徒然を綴っていきます。

今のメインマシンはこれ。

A77front

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