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2011年2月 2日 (水)

3DサラウンドPC製作 その6 完成まで

さて、本当はコンテスト出稿の前に完成までの残りの作業と、検証、特に屋外ラジがちゃんと役に立つか、の回を書くつもりだったのですが、のんびりしているうちに期限になってしまいましたので、とりあえずコンテストのエントリーを先にやっておきました。

必要な工程やテストをこなしていき、全てが終わったのが昨日(1/31)の夜9時でしたので、ほとんどぎりぎり、まるで夏休みの宿題最終日か、バックトゥザフューチャーのマーティ・マクフライ状態でしたが、本来「ちゃんと計画通り動きました」というデータ取りと、「こんな事に気づきました」という報告があって、初めてモノ作りは完結します。
その辺、エントリー記事には書ききれませんでしたので、話が前後してしまいますが、"3DサラウンドPC"の仕上げについて、改めて報告いたします。

まずは完成した機の写真をいくつか。

内部写真。違ったアングルから撮っています。

01a 02b

サイドパネルを付けたところ。03

今回のコンテスト用内部写真は、ほとんどLEDの明かりのみの状態で撮ったもので、幻想的ですが、個人的にはこちらのように、カメラ用白色照明灯を使って撮った写真のほうがシステムの実装が判りやすく、好みですね^^

設置場所での典型的な写真です。「ゲームがオレを呼んでいる。。」って感じです。

04 05

6画面ともなると、背面のケーブルも壮観です。。

078

本当はこれをビデオセレクタに繋いで3台のPCで切り替えてます、と言いたいところですが、DualLinkDVI(3D Visionの前提)に対応したセレクタはバカ高くて、、、現状残念ながら手動で繋ぎかえです。

08

これは水冷3兄弟を入れた記念写真。

09

ちなみに米国のXtremeSystemsのフォーラムにも投稿してみました。

http://www.xtremesystems.org/forums/showthread.php?t=233842&page=153

以下には、今まで書いていなかった製作上のポイントをいくつか書いてみます。

1.補助電源と配線
いろいろな情報から、OCさせたGTX580の1枚あたりピーク消費電力は最大400W程度と予想いたしました。
リミッターをカットすれば更に電力食いになると思いますが、とりあえず性能上のメリットは限定的と思われるため、今回の製作の前提にはしていません。
他にCPU&マザー、HDDなどI/Oの消費電力が加わりますので、1500Wの出力は欲しいところです。
そこで、メインの1200W電源の他に、「その2」で書いた300W/ピーク450WのNLX電源を、以下の写真のように付けました。

クリアテープでケースカットの位置決め10

ジグソーでカットし、ヤスリで断面仕上げ11

緩衝材を(1200W電源との間に)挟んで固定12

背面から見たところ13

300Wの出力先はいろいろやってみたのですが結局、GTX580 1枚のPCIe電源のうちの半分(PCIe 8ピン)+HDD+ファンコン(全ファン+内蔵ポンプ)を受け持つのがバランスが良いとわかりました。
結果的に、3DMark11のピーク時のワットチェッカーは写真のようになりました。多大な電力ですが、うまい具合に能力に合わせて分担してくれてます。

14_watt

ただケーブルが2電源分あってかさばります。裏面配線もだいぶ苦労しました。

試運転中のカオス状態15

裏配線整理後

A77f 

他に、ちょっと細かい細工ですが、このシステムでは一番上のグラボの上にRAIDカードが挿してあり、そこからSATAケーブル5本が視界を横断してHDDのほうに伸びています。改装前のシステムでは、これを青いスパイラルチューブで覆っていました。

A77f_r_2 

が今回はデザイン上の統一感を持たせるため、これを黒チューブで覆いました。

Sata_bulk_cable

結果こんな感じで、見た目自然な感じの、謎のチューブが1本ある感じになりました。

Dummypipe

2.装飾
その3であったような紫外線LED、またカラーファンの他に、写真のようなLED付きスリーブを、内部をうまく照明するように、外周をぐるりと置いてみました。

17led

判りにくいですが、右上にLEDが見えます。

18led

おかげでクリスマスイルミネーションのようなPCになりました。^^

また、今回もB.B.さんに、構成変更分のステッカーを作ってもらいましたので、貼り付けしました。

Photo

他に機のデザインに合わせてブラックデビルのステッカー(^^;)も作ってもらいましたので、コブラから貼替えようと思っていますが、意外と手間がかかりますので、追い追いということで・・

3.冷却
完成後、早速屋外ラジを接続してみました。

補助冷却系チューブを屋外ラジに接続 Photo_6

昨日の夜は室温は25~26℃、外気温は4℃程度でした。
外ラジなしては、CPU直前の水温は33℃になります。

19

で、屋外機をとりつけたところ、同じ個所の水温は一気に約13℃となりました!

21

ノーマル状態から約20℃下がり、室温-12℃に冷えていることになります。
「その4」に従って温度湿度計を見ると、気温25.5℃&湿度26%で、「等高線」を辿ると7℃前後までは安全ですので、現状結露の心配はなさそうです。

Photo_4

グラボのコア温度は、3DMark11中でも22℃から28℃でした。

22gpu_2

内蔵ラジだけならグラボ#3はピーク時45℃前後まで温度上昇しますので、やはり20℃前後余分に冷えます。

また、スクリーンショットは取っていませんが、CPU(980X 4.52GHz Vcore1.46V)のPrime95では、一時間経過時のコア最高温度は50℃台にとどまります。
改装前システムでは1時間で最高70℃台中盤くらいになりましたので、これも20℃弱温度が下がったという事になります。

単に温度を下げた、という以上に、取り付け前はGTX580(コアクロック950MHzにOC)は、3DMark系は通るものの、FF14ベンチやLostPlanet2ベンチは途中で頻繁に落ちていたのですが、温度を下げた結果その辺が全くなくなり、安定して動作しています。
この辺はわかっていたつもりでしたが、実体験してみるとやはり驚きがありました。温度を下げるにしたがって、OC安定動作のマージンができるようです。液体窒素冷却は強烈ですが、20℃程度の過冷却でも効果はありますね。

ゲーム中のPCハングほど、脱力させるものはないので、ゲーム用PCであるほど、安定動作のマージンは必要だと思います。

以上、普通の水冷では、室温より下に冷やすことはできませんので、結構屋外ラジの実用性はありますね。今回、いつでも使える常設設備にしましたので、一斉エンコードなど、長時間高負荷状態でのシステム安定稼働にも貢献してくれそうです。

では完成記念に、6画面表示で記念写真など。

06_2

新中野から吉祥寺までの中央線沿線を、各戸シルエットが表示できる倍率で一挙表示してます。。 

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コメント

B.B.さん、ども、お互い乙です。
>赤い筺体。。。あれもまた凄いですね
あのドイツの人のですね。あれは水冷システムとしても美的で完成度も高いですが、SR-2にMountainmodsか何かの巨大ケースで(多分)480ラジを2台か3台積んだ2系統システムと、超重装備なシステムですね。サスが、ドイツの科学力は世界一イ~って感じ?
なんだかそれに対するアメリカ人たちのコメントがアサッテな感じだけど^^ それに限らず、XSのリンクした153ページの作例は、完成度が高いのが多いですね。

オフ会、ぜひぜひ!

完成おめです~~^^

にしても、6画面は圧巻ですね~~。私の4画面+46inchアクオス君が可愛く見えます^^

XtremeSystemsも拝見しましたよ~凄いの一言ですが、Vladiさんの上の方にある、赤い筺体。。。あれもまた凄いですね。。汗

とりあえずは一段落でしょうか??思う存分3DVision Surroundでゲームしまくっちゃって下さい~
月末、タイミングあったらオフしましょうね~^o^

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