« 2011年8月 | トップページ | 2011年12月 »

2011年10月

2011年10月25日 (火)

PX-W3U3の設定手順メモ (Spinelなしのクイックガイド追記)

ここではPX-W3U3の導入について、備忘録的に書いています。すぐに設定を始めたい方はこちらにジャンプ。

さて前回、W3U2を3台体制にして、既に12チューナーの構成になったのですが、家人用と出張持ち出し用を兼ねてもう一声増やそうかと思っていたところ、先日プレクスからPX-W3U3 が発表になっていましたので、早速追加で買ってみました。これで平時4台16チューナー体制です。

(一体何を録ろうとしてるんだ俺は。。)

.

4台並べてみました。右下がW3U3です。ガンダムvs三連星?

W3u3

W3U3は先週からPLEXのホームページで、「近日発売」となっていたのですが、一部ショップでは先行してネット販売されており、私もドスパラで購入しました。

昨日(10/24)時点で、PLEXからBDA&PBDAドライバーとユーティリティ(ISDB_LNA設定とLNB ON/OFFツール)がダウンロードできるようになり、WMCからは視聴可能になった(はず)ということで、正式発売の状態になったようです。実際BDAドライバーを入れてPCに接続すると、このように認識されます。

W3u3devman

ただし、この状態でW3U2とはデバイスIDが違うようで、W3U2用のBonDriverからはチューナーは認識されません。対応版のBonDriverが必要になります。

ということでちょっと待ちの状態になっていましたのでその間に、筐体を開けてW3U2と基板を比較し、ほとんど同じという噂を検証してみることにしました。

1.基板の比較

①表側

W3U3基板

W3u3_1_2

W3U2基盤(ややテカって文字が見えにくい)

W3u2_1_2

W3U2 拡大

W3u2_1b

②裏側

W3U3

W3u3_2

W3U2

W3u2_2

以上のように、基板そのものは色違い、使っているチューナー&暗号化モジュール(Fitipower FC0012 x2、ASIE5606B2+ASV5211が表裏2セット)、復調用IC(TC90512XBG 2個)、USB HUBコントローラー(GL850G)、などの構成とコンデンサーやパターンも、違いは見つかりません。(敢えて言えば、LEDが違います。外形デザインに合わせたんだろうと思います。)

ファームウェアが違うためデバイスとしては別の扱いになりますが、それがどういう形で商品としての性格の違いになっていくのかは今のところ不明です。

まあ、個人的な予想としては、販路の違いによって商品を分けるという意図ではないか、というのに1000点。。

まあデバイスとして区別してくれますので、私のようにW3U2と混在させて多チューナー構成にする場合は、どのチューナーに問題が起きたかが判りやすかったり、抜いて持ち出す際にうっかり録画中のチューナーを抜かないように区別できるなど、扱いやすくなる面もあります。

.

2.対応版BonDriverとSpinel定義体を作成

待っていてもなかなか対応BonDriverがUPされませんでしたので、のんびり待つのが苦手な私はW3U2用BonDriverを元に、バイナリエディタでパッチを当ててW3U3用にしました。これでTVTest直、Spinel配下とも使えています。

加えて、Spinel配下でW3U3をW3U2と区別するための定義体を作成しました。

Spinel側では定義体を弄らずに、BonDriverの名前を変えてW3U2として扱う方法も考えましましたが、実際やってみると多少不具合がありました。

(地上波用チューナーの片方が、受信できているにも関わらず画面表示されなくなった。)

したがって、このように「正規の」定義体を追加する方針にしました。これで正常動作を確認しています。

以上のファイルはDTV板にUPしておきました。(up0848.zip PX-W3U3用BonDriver)

http://www3.wazoku.net/2sen/dtvup/
上記ファイル置き場がリンク切れしている場合はこちら
W3U3用BonDriver→up0848.zip

尚、Spinelへの定義体の反映方法は、ファイルに添付のreadme.txtをご参照ください。もちろんSpinelを使わない場合は、この辺は関係ありません。

.

3.PLEX PX-W3U3の設定について

PX-W3U3もW3U2とほとんど同じ手順で導入できます。

といっても、ここを見ている方は、W3U2など今まで持っておらず今回初めてW3U3を買った、という方が多いでしょう。そこで今までの例に倣って、ゼロから導入する手順を一応解説したい、と思います。

しかし、実際手順はW3U2と全く同じといって良いです。そこで、Spinelを使いこなす本格的な手順は「PLEX PX-W3U2の設定について (PX-W3U3およびPX-S3U2の手順も追記)」に反映させましたので、そちらを参照いただくとして、ここではPX-W3U3を購入した方のH/W動作確認の手順と、「まずはとにかくW3U3を動かしてみたい。」という人のためのクイックスタートガイドを作ってみました。ご参考にしていただければ幸いです。

なお、設定や利用していく上でのFAQはこちらにまとめてあります。もしうまくいかないことや疑問点があったら、随時参照してみてください。
また導入後にデバイスドライバーの更新をおこなう際の手順も、FAQの中のこちらにまとめてあります。(2013/10月版が最新)

.

なにはともあれPX-W3U3を動かしてみたいという方は→こちらのクイックスタート・コースへ

ただ、そちらを選択した方も十分慣れたら、リンク先本編の手順にも挑戦してみることをお勧めします。
最初はちょっと面倒でも、使いこなしていくことで、家の中のTV環境を全てW3U3を使って再構築でき、いつでも好きなデバイスからアクセスできるts抜きシステムのメリットを感じていただけるようになるはずです。

.

写真は、私の環境でサーバーPC上・TVTestを2画面表示させた状態です。

W3u3add_

右の画面がW3U3の衛星チューナー、左の画面がW3U2の衛星チューナーを使っています。また、クライアントPCからもW3U3の衛星チューナーを1個使っているのがSpinelモニターから判ります。

.

4.結果、16チューナー構成になった

W3U3の組み込みにより、映像サーバーZ68-ITX機は、4台16チューナーを管理することになりました。このうちとりあえず、8チューナーを録画(TVRock)用、8チューナーを視聴用に割り振っています。

導入当初はサーバー機のUSB3.0ポート(VIA VL800という、ちょっと問題のあるコントローラ)との相性が悪くてブルースクリーンで不定期に落ちたり、時々W3U3のチューナー半分を見失う(理由は、経由していたUSBハブの電源が抜けて電力不足になっていた)ということもありましたが、その辺の問題解消後は、2ヶ月以上 24時間運用で度々チューナー8個同時録画+W視聴もあったにも関わらず、一度も落ちることもなく、録画の失敗がありません。

素性としては極めて安定しているので、もし他で不安定やBSODの話があれば、USBや他のデバイスなどPCの環境を疑った方がいいんじゃないかと思えます。

現在のチューナー利用ダイアグラムは、以下の図のようになっています。

16

とりあえずこれは暫定版で、今後の使い方によって割り振りは変わってくるかもしれません。

例えば現状CSで録画が重なることが多く、また番組表取得の高速化のために衛星3チューナーを2時間弱占有させていますので、サーバーTVRockに割り振る衛星チューナーを増やして、地上波3チューナー&衛星5チューナーにするとか、また残りの8チューナーも視聴用だけに使うのではなく、サーバーTVRockが録り切れない場合のバックアップとしてE350機のTVRockに割り当てておく、というようなことを考えています。

ただE350機だと、本格的なバックアップには役者不足ですので、そのうちもう1台、サーバー機と同程度のPCを立てて、その役割を持たせる予定です。(とりあえず現サーバーのZ68ITX機は高性能、無音かつ24時間運用に耐える、という非常に凝った作り方をしているので、体力・時間的に同等のものはそうすぐには作れませんが。。というか、、ジサカーとしては殆ど同じようなものをもう1台作るのもモチベーションが下がりますので、またちょっと違ったものを構想中です。)

構築中サーバー弐号機のチラ見せです。時間が無くなかなか進捗しないのですが、、乞うご期待。 (完成形は→こちら

Photo_2

ただし有料放送契約済みのBCASカードは1枚しかない(2枚に増やすとスカパー契約料が1.5倍に増えてしまうのがネック)ですので、ここが障害のウイークポイント(いわゆるSingle Point of Failure)になります。つまり、外出中や就寝中にBCASを繋げたPCが落ちてしまうと、バックアップ機が録画してくれても、録画ファイルはスクランブルが掛かったままのものになります。

smartcard splitterを使って2台とも同じBCASが読めるようにすれば?という意見もあるかもしれませんが、その場合はsmartcard splitterが障害のウイークポイントになるので、大して意味はありません。(むしろ信頼性を落とす要因になる。)

そういう意味で、2台に増やしても完全なバックアップ体制にはなりませんが、スクランブルのまま録画されたファイルだろうと、tsで録画されていれば後でスクランブル解除が可能ですので、有料放送用BCASが1枚しかない事も致命的にはなりません。

そのような柔軟さも、ts抜き環境ならでは、ですね。

.

補足)クイックスタート手順

0)まずは以下の手順で、①デバイスドライバー(Driver) ②ツール(Utility) をダウンロードしてください。

①デバイスドライバー(Windows 32bit/64bit BDAドライバー) 

PX-W3U3 V2
PX-W3U3(無印)
PX-W3U2
以上はBDAドライバが共通です。こちらから
http://www.plex-net.co.jp/product/px-w3u3v2/download.html
最新版をDLしてご利用ください。

PX-S3U2
BDAドライバは
http://www.plex-net.co.jp/product/pxs3u2_download.html
こちらをDLしてご利用ください。

適切なフォルダに解凍したらチューナを接続後、こちらの手順でドライバを導入してください。

②Utility (LNB PowerSupply レジストリ設定ツール、地上波デジタルチューナ用 感度調整ツール)

PX-W3U3 V2 (上のデバイスドライバに同梱されています。)
http://www.plex-net.co.jp/product/px-w3u3v2/download.html
PX-W3U3(無印)
http://plex-net.co.jp/plex/px-w3u3/PX-W3U3_driver_Ver-1.1.zip
PX-W3U2
http://plex-net.co.jp/plex/px-w3u2/PX-W3U2.Driver_Utility_Package_Ver.1.0.3.zip
PX-S3U2
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/files/S3U2_Utility.zip
それぞれを解凍した中の「Utility」フォルダの中身を使ってください。

Utilityの導入は、こちらの手順でおこなってください。

次に、用意したBCASカード(手元に余っているBCASカードがない場合は、この辺を参考に入手)を挿し、アンテナ線と付属の電源を繋いで、USBでPCに接続してください。

1) Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)

 Visual C++ 2005 SP1 セキュリティ更新プログラム KB2538242  (vcredist_x86 を選択)
  (尚、このKB2538242の導入で「使用できないネットワークリソース」というエラーが出た場合は、こちらをご参照。)

 Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)

 Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ  (x86)

をそれぞれクリックして、表示された画面で「ダウンロード」をクリックしてください。
なお、「その他の推奨ダウンロード」のような画面が現れたら何も選択せず、画面を下までスクロールして「ダウンロードせずに続けます」を選択してください。

ダウンロードのダイアログが現れたら、「実行」を選択して導入してください。

Cppruntime2005

この画面では「はい」と答えれば導入されます。また「修復」「アンインストール」二択の画面になる場合は既に導入済みですので、「キャンセル」を選んで導入を終了させてください。

解凍ソフトの準備

以後のソフト導入手順の各所でzip や7z などの圧縮ファイルを解凍する必要があります。
OS標準の機能でもzipは解凍できる場合がありますが、TvTest用のfixなどで使われている7z はOS機能やExplzhでは解凍できませんので、その辺ピンと来ない方は適切なフリーの解凍ソフトを導入しておいてください。zipも7zもlzhも区別なく解凍できるようになります。

例1)7-Zip
http://sevenzip.sourceforge.jp/
導入するとファイル上右クリックで7-zipのメニューが追加されており、そこから展開(=解凍)、圧縮を指示することが可能になります。

例2)WinRAR
40日を過ぎるとライセンス購入のメッセージが出ますが、毎回「閉じる」を押せば一応継続して利用可能です。
http://www.diana.dti.ne.jp/~winrar/download.html

2) 3-③でダウンロードしたW3U3用BonDriverを適切なフォルダに解凍すると、中身は、以下のようになっています。

W3U3 無印用
Boninside

W3U3 V2用 
図で反転しているファイルのみ使いますので、これらだけを別のところにコピーしてマスターにしてください。
なお、このうち
 BonDriver_PX_W3U3_V2_S0.ini
 BonDriver_PX_W3U3_V2_S1.ini
の2つのファイルはBSCSの周波数定義体ですが、実は従来のW3U3(無印)やW3PE等と一部互換性がなく、ch2ファイルがそのまま共用できません。これを解消するため、リンクのファイルをダウンロード&解凍して、これを置き換えることをお勧めします。

またここにはWinSCard.dll(FakeWinSCardと呼ばれるもの)が入っていませんが、内蔵カードリーダを使う場合は、リンク先からfake-kaixxxx.zipをダウンロードし、解凍した中にあるWinSCard.dllをマスターと同じフォルダにコピーすればOKです。
W3u3v2bd

W3U2S3U2を導入される方向け: 各リンク先からBonDriverをダウンロードしてください。
 上記リンク先がリンク切れしている場合はこちら
 W3U2,W3PE,S3U用BonDriver→
up0625.zip
 S3U2用BonDriver→BonDriver_PX_S3U2.zip

中には上と同様のファイルが入っていますので、リンク先の「追記」の手順で更新した上で使ってください。(なお、S3U2用には他にもTVTestのファイルが沢山入っていますが、それらは使いません。)  またいずれもWinSCard.dllが入っていませんので、それだけリンク先からダウンロードするか、W3U3用BonDriverに入っているものからコピーしておきます。

3)リンク先からTVTest 0.7.23(x86)をダウンロードしてください。

上記でうまくダウンロードできない場合はこちらにもアーカイブがあります。

これを適切なフォルダ(仮に\TVTestというフォルダ名とします)に解凍して、2)の \BonDriver_PX_W3U3 の中身をここにコピーすれば、以下のようになるはずです。

Tvtestfolder

なお、WinSCard.dllは内蔵カードリーダを使うために必須ですが、もし外付けスマートカードリーダを使う場合は、これは削除するか、WinSCard.dllXのようにリネームしてください。そうしないと外付けリーダが使えません。
またW3U3(無印)に添付されているWinSCard.dllは少し古いバージョンになっています。このままでも問題なく使えますが、TVTestの新バージョンにも対応した版に替えたい場合は、リンク先からfake-kaixxxx.zipをダウンロードし、解凍した中にあるWinSCard.dllをここに上書きコピーすればOKです。

またnetcasなど代替のwinscard.dllを使う場合は、\TVTestフォルダにそれを上書きコピーすることになります。

次に、Microsoft DTVデコーダに対するバグを修正するため、こちらから 0.7.23fixをダウンロードし、解凍します。
 上記サイトがリンク切れしている場合、こちらの一覧からTVTest_0.7.23fix.zipをダウンロード&解凍して使ってください。
中にある2つのファイルを\TVTestフォルダにコピーして、 TVTest_0.7.23fix.exe をダブルクリックし実行してください。
Tvtestfix_2

正常終了が表示されてTVTest.exeの日時が 2013年2月28日11:00 になれば適用終了です。

.

4)BS、CSチャンネルの最新内容の反映のため、以下のファイルを

「Preset_BS.ch2」をダウンロード

「Preset_CS.ch2」をダウンロード

「右クリック」→「対象をファイルに保存」で、保存先に上の\TVTestフォルダを選んで、「保存」をクリックします。「上書きしますか?」には「はい」と答えます。

(上記の名前のままでDLするように注意してください。ときどきブラウザが勝手に.txtという拡張子に改変してダウンロードしようとする場合がありますので、その場合は再度この操作をやり直して、拡張子が.ch2になることを確認してください。)

Cschupdate

5) \TVTestフォルダにある TVTest.exe をダブルクリックしてください。すると初期設定画面が出ますので、図のように選択(入力)します。

Tvtestinit_2

(デコーダは7/Vistaであればこのように選べるはずです。Winodws8の環境や、XPで選択できるものがない場合は、リンク先をご参考に「ffdshow Video Decoder」などを導入して、ここで選択ください。またVista/7のかたもMicrosoft DTVデコーダが必ずしもベストな画質ではないですので、一通り稼働確認が済んだら同じリンク先の手順でいくつかデコーダを入れてみて、好きなものを選択すると良いと思います。
また、PCに PowerDVD が導入されていれば、「CyberLink Video/SP Decoder」を使うのがベストだと思いますが、PowerDVD11以降を導入されている方はこちらもご参照ください。)

フォルダを作成しますか?に「はい」と答えると、図のようになりますのでこれにも「はい」と答えます。

Scansrart

6)チャンネルスキャンの画面になりますので、「対象チューニング空間」で、アンテナの環境に合わせてUHFかCATVをセットします。ここから地上波のチャンネルスキャンをおこないます。
少々時間がかかりますが、地上波のチャンネル構成と周波数はお住まいの地域でそれぞれ異なりますので、必ず実施してください。手順は以下のようになります。

なおここで「CATV」を選択するのは、CATVのSTB経由のうち"UHF帯域外周波数変換パススルー方式"の場合のみです。("UHF帯域内"や"同一周波数"パススルー方式との違いについてはこちらをご参照ください。)
正直CATV会社はこの辺の技術的な仕様を、ユーザーが判らないだろうと見なしているのかほとんど公開していないのですが(意外とWikipediaに情報があったりします)、わからない場合はCATV、UHFを順に試してみても良いと思います。

Q3pe_tvtest5ts1

さて、地上波は(ワンセグの話は除いた)普通の放送でも、同じ局で複数の番組を流す「マルチ編成」になる場合があります。

例えばNHK総合は野球中継の時、たまに「総合2」にチャンネルを切り替えるように促されることがありますが、それがマルチ編成の例の1つです。
最近は独立局、例えば東京MXなどが積極的にこの「マルチ編成」を売り物にしています。

TVTestのチャンネルスキャンでこの辺に対応するには、上図で「サービスを検索する」にチェックします。(マルチ編成対応不要ならチェックしなくて大丈夫です。)

以上で、「スキャン開始」を押します。

図のような画面で暫く待たされたあと、
Q3pe_tvtest5ts2

数分で地上波のスキャンが終わります。

次に、上で「サービスを検索する」にチェックした場合、いろいろ余分なチャンネルがスキャン結果に出てきますので、整理します。

表示されているチャンネルのうち、マルチ編成を見る可能性のある局のみ、複数あるチャンネルを全てチェックし、マルチ編成でない局(一般の民放キー局や系列局)は、一番上のチャンネルだけ残して、あとはチェックを外します。具体的には以下のようにチェックを外していきます。

Q3pe_tvtest5ts3

Q3pe_tvtest5ts4_2

これで地上波のチャンネルスキャンは終了ですので、一旦「OK」をクリックします。

7)次に左下の「UHF(またはCATV)」と表示されているところをクリックすれば図のように表示されますので、「BonDriver_PX_W3U3_S」をクリックします。

Select

画面の中のどこかで右クリックし、「設定」を選びます。

Tvtest

するとBSのチャンネルスキャン画面になりますので、「プリセット読み込み」をクリックします。

Bsscan

次に「対象チューニング空間」で「CS110」を選び、同じく「プリセット読み込み」をクリックしてください。

Csscan

残りの作業として、この画面左にある「一般」「録画」のタブを順に選んで、リンク先の赤い丸印のように設定してください。これは録画にワンセグが混じったり、不要なスクランブル解除で負荷がかかることを防ぐためです。

以上で設定は終わりです。「OK」をクリックしたのち、TVTest画面右上のTvtestxをクリックして、一旦TVTestを終了させてください。

7’) スキャン結果のチャンネルファイルをもう片系のチューナに反映(W3U3 V2の場合のみ)

W3U3無印の場合は、衛星・地上波それぞれのBonDriver は2つとも共用なので、ここまでの作業でチャンネル定義も完了ですが、W3U3 V2の場合、チューナーはT0,S0系とT1,S1系に分かれ、それぞれ用のチャンネル定義ファイルが必要になります。

といっても中身は同じなので、それぞれで同じ作業を行なわなくても、TVTestを一旦終了させ、\TVTESTフォルダにある

BonDriver_PX_W3U3_V2_S0.ch2
BonDriver_PX_W3U3_V2_T0.ch2

以上のファイルをそれぞれコピーし、

BonDriver_PX_W3U3_V2_S1.ch2
BonDriver_PX_W3U3_V2_T1.ch2

という名前にリネームしてください。これでT1,S1系のチャンネル定義も終わりです。

8) \TVTestフォルダあるTVTest.exeを右クリック(ドラッグ)したままデスクトップにカーソルを動かし、

Tvtestdand

そこで放す(ドロップ)すると、図のような選択枝が出ますので、「ショートカットをここに作成」を選択します。

Tvtest_making

これでデスクトップに図のようなアイコンが出来ます。

Tvtest_2

これをダブルクリックすればTVTestが起動します。

これでTVの視聴と、簡単な録画ができるようになります。

9) TVTestを起動して左下(BSとかUHFと表示されるところ)をクリックし、「チャンネル選択画面」をクリックすると、

Photo

図のような画面になります。

Photo_2

ここでPX_W3U3_Tにカーソルを合わせて、そのまま右にカーソルをスライドさせて観たいチャンネルのところでクリックすれば、地上波のチャンネルが選択できます。
(なお、起動直後は番組情報は空欄ですが、いくつかチャンネルを開くうちに番組情報が表示されるようになります。)

また、PX-W3U3_S[BS]から選べばBSのチャンネル、PX-W3U3_S[CS110]から選べばCS110(スカパーe2)のチャンネルが選べます。画面に表示しきれていないチャンネルは右側のスクロールバーをクリックして上下させれば表示されます。

10) TVTestは複数画面立ち上げることができ、地上波は2画面まで、BS/CS110も2画面まで、独立してチャンネルを選択できます。

11) TVTest画面下(ステータスバー)にある「録画」ボタンを左クリックすれば、視聴中の映像をそのまま(もう一度このボタンをクリックするまで)録画できますし、同じ所で右クリックすれば

Photo_3

「(EPG情報を利用して)この番組を最後まで録画する」とか、「詳細」で開始/終了時刻を指定して録画するなど、いろいろな録画方法が選べます。

録画ファイルが保存される場所は、図のように「設定」→「録画」 の「保存先フォルダ」で設定できます。

W3u2_tvtest1_2

また、ここの「ファイル名」の欄に以下をコピペしておくと、
%event-name% %channel-name% %month%月%day%日%hour%時%minute%分.ts
録画ファイル名が「番組名 局名 月日時分.ts」のようになり、判りやすくなります。
.

TVTestは基本的に高機能なテレビとして使える他、プラグインなどによって便利な機能を追加していくことができるのが特徴ですので、リンク先も参考にしてください。
この段階でTvtPlayも導入しておくと良いと思います。他にニコニコ実況プラグインWhiteBrowserなどもお勧めです。

付属リモコンの使い方もご紹介しておきます。

「TVTestの画面右クリック」から「設定」を選択します。

左側のメニュー一覧から「リモコン」をクリックします。

Remotecondef

「リモコン」設定画面の上のほうにある「コントローラ」で「HDUSリモコン」を選択し、「OK」を押します。

次に「TVTestの画面右クリック」から「プラグイン」にカーソルを合わせ、そのまま右に辿って行って「HDUSリモコン」に合わせ、クリックします。

Remoteconact

(1回やるごとにチェックマークが付いてる状態と外れた状態に切り替わりますので、チェックマークが付いた状態にします。)

これで準備完了です。付属のリモコンに電池を入れ、W3U3に向けて操作すれば、TVTestのリモコンとして使えるようになります。

ボタン毎に機能が割り振られていますので、いろいろ操作してみてください。初期状態では基本的な機能しかありませんが、上の「リモコン」設定画面でいろんな割り当てが可能です。図では青ボタンに衛星チャンネルへの切り替えを割り当てています。

Remotecondef2

TVTestの起動だけはマウスで操作する必要がありますが、それ以外の大抵の操作はリモコンでも可能です。

なおPX-S3U2の場合2chのスレで、付属のリモコンが上記の手順だけではうまく動かない、という報告があります。
(このblogへのコメントで見ると、S3U2のユーザーの方も上記手順でうまく使えているという話もあるのですが、なにぶん「WMC用」という正規の使い方ではないため、出荷のロットによって動作が違うのかもしれません。)
その場合有志の方作成のPXRemoconというツールを使って、以下の手順で動作するという報告がありますので、ご参考までに。(ただし私自身はS3U2を持っておらず、細かい手順を検証したわけではない事はご了承ください。)

ⅰ)PXRemoconを以下のリンクよりダウンロードし、適切なフォルダに解凍する。
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/361360  

ⅱ)中のReadme.txtを読んで、PX-S3U2の場合の手順に従って導入していく。

ⅲ)ただし、Readmeの手順を、以下のように読み換える。

   設定ファイル PXRemocon_PX-W3U2_S3U2_W3U3.txt を PXRemocon_PX-W3U2.txt にリネームする。
   テキストエディタで開いて、該当部分を
   TARGET=0B06_0003
   に変更し、保存。
   PXRemocon_PX-W3U2.txtをPXRemocon.exeにドラッグ&ドロップしてください。
   PXRemocon_PX-W3U2.txt.regが作成されます。
   PXRemocon_PX-W3U2.txt.regをダブルクリックしてレジストリに追加してください。
 

以上でチューナーをPCから外して再び接続するかPCを再起動すれば、S3U2でもリモコンが使えるようになる筈です。
ここのファイル名が PXRemocon_PX-S3U2 ではなく PXRemocon_PX-W3U2 でなければならない理由はよく判りませんが、スレの情報に従います。
またTVTestでリモコンを使うための設定は上記11)の手順と変わりませんが、キー配置は PXRemoconによっていろいろ弄ることができます。(Readme.txtを参照。)

ⅳ)なおここの手順では.regファイルでレジストリを直接操作しますので、VistaやWin7以降では、UACの設定によってはうまく設定できないかもしれません。
その場合は
リンク先の手順を参考にして、管理者権限で上記.regファイルを実行してみてください。

以上、TVTestだけで結構いろいろな機能があり、このように簡単な手順で使い始めることができます。

.

クイックスタート手順2.TVRockを使って予約録画

予約録画の環境を作るのは少しだけ面倒になりますが、余裕があったらチャレンジしてみてください。ここではTVRockを使った手順を解説します。

① プログラムの入手

TVRockは、リンク先のファイル置き場から「期限解除パッチ適用済みTvRock09u2(up0699.zip)」をダウンロード可能です。それより前のバージョンはTvRockスレ@ウィキ の倉庫にあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html

DLしたファイルは適切な実行用フォルダ(以下、\TVRockフォルダとします)に解凍してください。

また、TvRockOnTVTestの最新バージョン(Mod 9.1r2)をこちらよりダウンロードします。
上記リンクからダウンロードできない時は、TvRockスレ@ウィキ の倉庫にもアーカイブがあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html

TvRockOnTVTestは解凍後、「TvRockOnTVTest.ini」 と「TvRockOnTVTest.tvtp」の2つのファイルを、TVTestを導入した\TVTestフォルダの下の、\Pluginsフォルダ にコピーしておきます。

② BS/CS、および地上波 チャンネル・プリセットファイル

\TVRockフォルダにあるtvrock.exeをダブルクリックして、TVRockを起動してください。

以下のような初期化ダイアログ、

Tvrockinit

あるいは

Tvrockinitb

が、(場合によっては何回か)出ますが、全てキャンセルを選んでください。
(なお、キャンセルを選ぶのはこの時だけです。以降の手順や通常の起動時に同じダイアログが出るときは、常に「OK」と答えてください。)
タスクバーにTVRockアイコンTvrockiconが表示されまますので、その上で右クリックし、「設定」を選びます。

表示されたTVRock設定画面で「システム設定」のタブを選びます。

下図の赤丸の「TvRock作業フォルダ」で「参照」を押して、\TVRockフォルダの場所 をセットしてください。

Tvrock1

以上でOKを押し、タスクバーのTvRockアイコンに戻って、右クリックし、「TVRockの終了」を選んでください。

次に、以下の2つのファイルをそれぞれ「右クリック」から「対象をファイルに保存」を選び、\TVRockフォルダを指定して、「保存」をクリックしてください。上書きしますか?と聞かれたら「はい」と答えます。

「ch-bs.txt」をダウンロード

「ch-cs.txt」をダウンロード

これらがCSとBSのプリセットファイルになります。

地上波プリセットファイルの作成

BS、CSのチャンネルは全国共通なので、上のように作成済みのプリセットファイルが使えますが、地上波は地域により様々なので、ご自身でTVTestでスキャンした結果をもとに以下の手順でご用意いただく必要があります。
プリセットファイルを作っておけばDtune.batで設定する毎に編集する必要もなく、現在のチャンネルやマルチ編成などの情報が常に反映されます。

地上波プリセットファイルはTVTestでスキャンした.ch2ファイルを基に作成しますが、ネットを調べたところ Blog「空に架かる橋」さんがシンプルで使い易いツールを作っておられましたので、これを活用する手順をご紹介します。

簡単のためこちらに.bat形式にしたものを上げておきました。

「gen-ts.zip」をダウンロード

これを解凍して、中にある gen-ts.bat を、適切な作業用フォルダにコピーします。

次に\TVTestフォルダを開き、中にあるチャンネルファイル BonDriver_xxxx_T0.ch2 を同じ作業用フォルダにコピーします。

Tvrock_tsgen1Q3PEと手順は同じです

次に BonDriver_xxxx_T0.ch2 ファイルを、gen-ts.bat の上にドラッグ&ドロップします。

Tvrock_tsgen2

数秒後「作業用フォルダ」の中に、ch-ts.txt というファイルが作成されますので、

Tvrock_tsgen3

これをダブルクリックしてテキストエディタで開き、内容を確認してください。

Chts1

マルチ編成を意識してスキャンしていると、マルチ編成でない局も1のような番号が付いています。
このまま使っても別に不都合はないのですが、ここで決めた「チャンネル名称」はTVRockでずっと使っていきますので、気になったらこの段階で編集しておいてください。
 (編集の際、局名は数字・記号・スペースを含めて全て全角文字を維持してください。)

局・マルチ編成の追加やチャンネル番号等の変更があったらその都度、ここの手順に戻ってTVRockに反映することができます。しかし定義済みの「チャンネル名称」をここで別のものに変えてはいけません。(ここで変更してしまうと、新旧の名前の局が二重に定義されてしまいます。) その点ご注意ください。

Chts2

以上で保存してください。この ch-ts.txt ファイルが地上波プリセットファイルになります。これを\TVRockフォルダにコピーしてください。

Tvrock_tsgen6

③ Dtune.batによるTVRockの導入

次に、 \TVRockフォルダにある、DTune.batをダブルクリックしてください。

Tvrockdtune_4


4チューナーを選択

チューナー1にて、

Tvrock_dtune1_2

「視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ」に、\TVTestフォルダを指定。

「チューナータイプ」を地上波デジタルに指定。

「実行アプリ名(視聴用)」をtvtest.exeとし、オプションに

/d BonDriver_PX_W3U3_T.dll /DID A

(W3U3 V2の場合)  /d BonDriver_PX_W3U3_V2_T0.dll /DID A

を入力。

「実行アプリ名(録画用)」もtvtest.exeとし、オプションに

/d BonDriver_PX_W3U3_T.dll /min /nodshow /DID A

(W3U3 V2の場合)  /d BonDriver_PX_W3U3_V2_T0.dll /min /nodshow /DID A

を入力。

録画先フォルダを適切に指定。

以後、チューナー2~チューナー4を順に、以下のように設定していきます。

---------------------------------------

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3U3_S.dll /DID B

(W3U3 V2の場合)  /d BonDriver_PX_W3U3_V2_S0.dll /DID B

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3U3_S.dll /min /nodshow /DID B

(W3U3 V2の場合)  /d BonDriver_PX_W3U3_V2_S0.dll /min /nodshow /DID B

他はチューナー1と同じ

---------------------------------------

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3U3_T.dll /DID C

(W3U3 V2の場合)  /d BonDriver_PX_W3U3_V2_T1.dll /DID C

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3U3_T.dll /min /nodshow /DID C

(W3U3 V2の場合)  /d BonDriver_PX_W3U3_V2_T1.dll /min /nodshow /DID C

他はチューナー1と同じ

---------------------------------------

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3U3_S.dll /DID D

(W3U3 V2の場合)  /d BonDriver_PX_W3U3_V2_S1.dll /DID D

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3U3_S.dll /min /nodshow /DID D

(W3U3 V2の場合)  /d BonDriver_PX_W3U3_V2_S1.dll /min /nodshow /DID D

他はチューナー1と同じ

---------------------------------------

(コピペしながら入力していくと、DID A~Dを同じ値にしてしまうミスをよくやりますが、「次へ」 「戻る」でよく見比べながら、間違いのないようよく注意してください。その辺をミスすると同時起動でハングします。)

④ 以降の手順

リンク先に従って、

「このPCで視聴したり予約録画するための設定は、これで完了です。」

というところまで進めてください。予約録画の方法もリンク先に解説してあります。

.

以上は入門編ですが、PC1台でPX-W3U3を使うには十分な機能がありますので、いろいろ弄ってみてください。番組表を使って1週間先までの番組を録画予約したり、キーワードを使った自動録画など、一通りのことができるようになります。

ただ弱点としては、せっかくチューナーが沢山あってもこのPCでしか使えないとか、チューナーは先に使ったものに常に優先権があるため、録画や番組表取得のスケジュールが始まる時にうっかりTV視聴していると、録画や番組表取得が失敗してしまう場合があります。

(チューナーの数が足りていれば問題ありませんが、例えばTVTestで視聴中に同じ放送波の録画や番組表のタスクが2つ走ってしまうと、1つが失敗することになります。)

こちらの設定方法では、Spinelを使ってその辺の問題を解消し、より汎用的に使えるようにしてあります。

W3U3やPT2を単に予約録画に使うのであればSpinelは必要なく、私も以前は放送を直接観る時は液晶TVを使っていましたので、長らく(PT2を)ここにあるような単純な構成で使っていました。

しかしその後有料チャンネルを契約したところ、BCASカード毎に課金される仕組みが馬鹿馬鹿しく、また実際に使っていくとTVTestで再生してマウスでチャンネルや録画予約を操作するのが、TVを観るにしても録るにしてもずっと便利に思えてきました。以前はTVTestは画質がいまいちだと思っていたのですが、それはデコーダやレンダラの設定と使っていたPCモニターの問題で、その辺をきちんと設定して本物の液晶TVに映したところ、TV内蔵のチューナーと比べても全く遜色ありませんでした。

そこで構成を考えた結果、液晶TVもPCにHDMI接続して単なるPCディスプレイにして、TVTestで視聴することにしました。それに合わせてW3Uxを接続した常時ONのPCと、液晶TVで視聴&録画再生するためのPCを立てて、(チューナーで視聴と録画が競合した時の排他制御も必要でしたので)Spinelを導入することにしました。

一旦その構成にすると、更にチューナーを増やしていっても柔軟に組むことができ、また家にある全てのPCでTVを観たり録ったりができるようになったりと、チューナーの使い道が大きく広がった感じです。同時に、YoutubeやUstream等の動画サイトも高画質化されつつありますので、最近はちょっとしたネットの動画再生も液晶TVを使って大画面で観たりと、TVの使い道も広がりました。

最初が少し面倒ですが、一通り使いこなせるようになったら次のステップとして、ぜひチャレンジしてみることをお勧めします。

2011年10月10日 (月)

3台のPX-W3U2で12チューナー

新BSチャンネル対応が終わったところで、久しぶりにいろいろ弄ったTVTest、TVRock、Spinelをもっと使いこなすにはどういう構成にすれば良いか、と考え始めました。。

で、考えているうちにいつの間にか、PX-W3U2をもう2台購入していました(笑)。合計3台・12チューナー体制です!

で、買ったからにはさっさとセットアップしないと、忙しくなってまたタンスに眠ったまま、となりかねませんので、この連休中にセットアップすることにし、結果一昨日の土曜日にほぼ完成しました。

チューナー3台並んでいるところです。積み重ねると熱を持ちそうなので、とりあえずこのように並べています。

W3u2_3(置き場が汚くてすみません;)

USBデバイスだと、増設がこのように簡単にできるのが利点ですね。また、PC側の造り替えやメンテナンスの時などに、予備のPCに簡単に繋ぎ替えが出来るのも便利なところです。

無事認識されると、デバイスマネージャー上では以下のようになります。

Photo_2

標準BDAドライバーで3台分を無事認識

312

Spinelで3台12チューナーを管理している状態

.
細かい説明もナンですので、全体の構成図を書いてみました。

これと過去記事 を参照されれば、具体的な設定も簡単に把握できると思います。

12_3

12チューナーの使い分けですが、とりあえず6チューナー(地上波3、衛星3)を視聴用として、サーバー/クライアントから自由に見られるようにしました。

今のところ特に排他の設定はしていませんが、例えば3人家族なら1人1セット(地上波1、衛星1)ずつ優先権をつけて、それぞれ用のPCからはそれだけ排他制御できるようにルールを決めておけば、チャンネル争いも無くなります。

.

残りの6チューナーはTVRockに優先権を持たせ、録画/番組情報取得中はチャンネルをロック(排他制御)するようにしました。

今のところ6チューナーが必要なほど予約録画はしていないのですが、BS,CS含めて80チャンネルを超える局で一日中いろいろな番組を放送していますので、とりあえずキーワード予約などで録画しておいて、後でサムネイルなどでチェックして不要なものはどんどん消していく、という使い方でも遊べそうです。

また、番組表取得でチューナーが占有される時間は馬鹿にならないのですが、その時間帯をやりくりする心配も不要になります。

逆に、視聴中に突然予約録画が始まって、見ていた番組が切り替わってしまう、という事が今まであったのですが、視聴用と分けてしまえばそういう事にも悩まされなくなります。

.
1.ドライバーについて

W3U2の場合、ノーマルのBDAドライバーで問題なく3台分認識しました。

ただし、事前にドライバーを入れておくことが前提で、挿した後から入れるとゴミが残り、3台分認識しないことがあります。その時は一旦ドライバーをUninstallしてW3U2を外し、再度ドライバー導入から始めてください。

.

2.スクランブル解除の使い分けについて

(以下で説明している「Spinel側でスクランブル解除して配信する機能」を使うためは、\SpinelフォルダにB25Decoder.dllというモジュールを入れておく必要があります。過去にはW3U2の記事の中でその手順も解説していましたが、現状このモジュールの入手性が悪くなっているため、現在使わない方法のみを解説しています。このモジュールはMulti2Decのパッケージか、一部のEDCBパッケージの中に入っていますので、やってみたい方はネットで探してみてください。)

過去記事では基本的にSpinel側でスクランブル解除する構成をご説明し、後日それに加えて、SpinelではなくTVTestからスクランブル解除する方法(BCASカードをBonCasLinkで共有する方法)を追記しました。

ここ5,6年以内のメインストリームのCPUであれば、手元でスクランブル解除しながらHD画像を表示しても大した負荷ではありませんので、サーバー側の負荷を無用に上げないためにも後者のやり方は有効です。(なにしろ全部で12チューナーありますので、さすがに少しずつ負担してもらわないと。。)

しかし性能の高くないPCでこれをやらせると、1画面でも画像が微妙にカクつくことがあります。

実際うちのE350機で大型画面に映してみると、特に空撮映像のようにハイビジョン映像の全体がゆっくりした動いていくようなシーンで、その微妙なカクつきが気になることがあります。

E350機はハイビジョンTV(AQUOS)の映像表示を担当しており、ある意味これに有料放送を映すのが、今回チューナーを増やした1つの目的でした。(TV側のチューナーで有料放送を受信しようとすると、TV側のBCASカードにも有料契約が必要になります。その際に割引はあるとはいえ、二重に視聴料を払わなければならないという、馬鹿げた料金システムです。。)

しかしこれではせっかくの高品質を気持ちよく視聴もできないですので、静かで省電力ということでこの目的に使おうとしたE350機の存在意義も下がってしまいます。

こういう場合はサーバーSpinel側でスクランブル解除させるようにすれば、クライアント側の負荷を下げることができます。実際やってみると、E350機でのカクつきも綺麗に無くなりました。

Spinelはこの辺便利にできていて、Spinel.iniで

DescrambleControl = 2

と指定しておくと、クライアント側BonDriver_Spinelxxx.iniで

DesiredDescrambleControl =  を、

 0 とすればスクランブル解除しないままのTS

 1 とすればスクランブル解除処理をおこなったTS

で配信するようになります。

Spinelのスクランブル解除処理はTS上の全サービスに対して行われますので、無闇に使うとサーバーZ68ITX機の負荷も馬鹿にならなくなりますが、とりあえず必要な時に選べるのは便利な機能です。現状うちではE350機だけSpinelで処理、それ以外やTVRockではTVTest側でスクランブル解除処理するようにしています。

.

3.で、結果は?

出費はともかく^^;)設定は割と簡単でした。

結果として居間の液晶AQUOSも、今やもっぱらW3U2をチューナーとして動いています。

Spinel経由で視聴しているとW3U2付属のリモコンも働かないのでマウスで操作する必要がありますが、PCからマルチスクリーン出力にできるのなら片方をTVにつないでメインの映像出力にし、もう片方を手元の操作用とすれば、RockバーやEPG番組表を見ながらチャンネルを切り替えたり録画予約したり、後述のWhiteBrowserでサムネイルを見ながらサクサク再生したりと、PC画面なので当たり前ですが矢印キーを何回も押す手間もなく、直感的な操作が可能になります。

ハイエンドのPCなら、(意味があるのかどうかは判りませんが)1台で同時に数チャンネルを映しながら面白い番組かどうかチェック、音は1画面だけ出す、という事も可能です。

この辺はCPU性能よりGPUの能力に依存していて、メイン&サブ機のGTX580なら同時4画面程度、Z68ITX機のGT430なら2画面、E350なら1画面程度が、カクつきのない映像としては上限でのようです。

4

メイン機で4画面映した例

(昔のアナログチューナーボードではもっとたくさん映していた、とおっしゃる方もいるかもしれませんが、HD画像を滑らかに表示するのは、最新のGPUでも結構大変です。)

.

一応、導入の最終確認として、12チューナーが独立して動くことをテストしてみました。

実は最初、予備的なテストとして、E350機にW3U2 2台を接続して手順を検証したのですが、ドライバーの入れ方がまずかったため(機器を接続した後に導入たため、ゴミが残ってしまった)、デバイスマネージャー上で1台しか認識されておらず、チューナーも1台分(地上波2、衛星2)しか動いていませんでした。

このときSpinel側では、2台分のBonDriverを定義してあったのですが、そういう場合Spinelがどう振舞うかというと、Spinelのモニター上ではあたかも2台分(地上波4、衛星4)が動いているかのように表示されます。TVTestからどのBonDriver_Spinel_x を選んでみても、個々には問題なく動きます。(BonDriver_PXが、動いているチューナーを順に割り当てるようです。)

しかし、TVTestを同時起動して別々のチューナーを割り当てていくと、1台分(地上波2、衛星2)を超えた時点でエラーが出て、新しいチューナーが選べなくなります。

以上の事前テストで、Spinelで多チューナーを構成する場合の振る舞いが判りました。

今回はドライバーの導入手順に間違いはなく、デバイスマネージャーでも3台分がきちんと認識されていますが、最終的には実際に12個のTVTestを同時に動かしてみるのが確実です。

ただ12画面は1台で表示するには重すぎますので、3台のPCで手分けして12個のTVTestを起動し、それぞれにBonDriver_Spinel_x を割り当て、別々のチャンネルを表示させてみました。

以下の画像はその時のSpinelモニター画面です。確かに12チューナーそれぞれに、TVTestが1個づつ割り当てられています。

Spinel12

12個のTVTestでそれぞれチャンネルを切り替えても、他のTVTestが釣られて切り替わることはありませんので、ちゃんと別々のチューナーで動いているようです。

以上で、12チューナー構成が無事稼働していていることが確認できました。

.
4.録画した映像の管理にWhiteBrowser

さて、録画したファイルも増えてくると、いちいち内容をチェックするのも面倒になってきて、よくわからない映像がいつのまにかディスクを占めていたり、録画してあるのを忘れてレンタル屋に借りにいったり、という、よくわからない状況に陥りかねません。

そこで、最近その管理用ツールとして、WhieteBrowserの環境を整備しました。

WhiteBrowser268@Gt氏が開発されている動画管理用ブラウザで、非常にカストマイズの自由度が高いのですが、導入した状態ではサムネイルは3画像で、サポートされるフォーマットも限られています。

そこで私は写真のように、1動画ファイルあたりのサムネイル数を増やして凡その内容が判る程度にし、またサポートフォーマットもデジタル放送を録画した状態のts、iPod用に変換したmp4、またDVDのisoファイルなどを追加しました。

Whitebrowser

WhiteBrowserはファイラーではなく、映像ファイルが置いてあるドライブや階層は、画面上で区別しません。次の画面のように監視対象のフォルダを登録しておけば、それらのフォルダ(及び、必要があれば下の階層全て)に存在している映像ファイルを、一括して取り扱います。

Photo_2(フォルダの登録はドラッグ&ドロップ一発です。)

この辺も映像ファイル管理では都合が良いです。映像ファイルはサイズが大きく、1個のドライブに集中させるとすぐに容量が足りなくなるので、複数のドライブに分散させるのが普通だと思います。(私の場合最終的には10個を超えるHDDに分散して保管しています。)そうなると後でファイルを探すのも大変です。

その点WhiteBrowserだと、上記メイン画面からフラットなリストとして見えますので、一覧性が高いですし、ここから一括した検索もできます。(ファイル名にいろいろ情報を入れておけばそれで探せますし、後からタグを付けることも可能です。)

例えば、「宇宙」をキーワードとして検索した結果です。

Whitebrowser_

目的のファイル上で右クリックすれば操作の一覧が出ますので、ここからVLCなどで再生したり.isoをバーチャルドライブにマウントしたり、まとめて移動/削除したり、というのが、一般的な使い方になります。

更にスグレモノだと思うのは、WhiteBrowserが停止しているときにエクスプローラー等でファイルの移動をおこなっても、(WhiteBrowserが監視しているフォルダ同士での移動であれば)WhiteBrowserが起動する時に、「同じファイルがあるフォルダから消えて、別のフォルダに存在する。」ということを認識して、インデックスを自動的に貼り直してくれることです。

録画ファイルは、分類やアーカイブの目的で移動は頻繁に行ないますので、その辺を自動的に追跡してくれるのは、よく考えられていると思います。その辺が作りこまれていることも含めて、動画を一括管理するにはかなり便利なツールです。

ここでは以上のご紹介だけですが、また機会があればカストマイズ方法などもご紹介していきたいと思います。→解説記事を追加いたしました。

だいぶウチのデジタル映像環境も整ってきた感じです。

2011年10月 3日 (月)

2011/10月および2012/3月のBSチャンネル移行にともなう、TVTest、TVRock、PX-W3U2の設定変更について

(2012年3月1日追記:最新のBS新チャンネルおよびCSチャンネルを反映しました。)

さて気が付いたらもう10月、そういえばいくつかのCSのチャンネルがBSに移行したなあ、W3U2の環境も更新しなきゃなぁ、と思い、この土日で取り掛かったところ、例によってチャンネル更新関係の情報は、PT2関連やFriio関連など、いろんな所に散在している状態で、いろいろ探して集める必要があることが判りました。

またPT2に関してはBonDriverの対応版が出ているようですが、Plex関係者がやっているはず(笑)のPXSeries用BonDriverは更新の気配もありません。ということはBonDriver自体はPT2用と違って、最初から新しいBSチャンネル周波数にも対応していることは予想できますが、定義体(.iniファイル)には既存のBS13チャンネル分しか定義されていません。その辺修正が必要になりますので調べたところ、W3PEやS3U2関連の修正項目が、ネットに情報としていくつかまとめられていました。

それらを参考にしてBonDriverのiniファイルを修正し、TVTestとTVRockも必要な対応をおこなった結果、週末に無事移行が完了しました。

そういえば、と思ってみると、以前のW3U2の記事へのアクセスがここへ来て少し増えていることに気が付きました。同じことを考えている方も結構おられるのかもしれません。

調べるのが面倒でちょっと、という方に少しでもお役にたてればと思いますので、物凄く備忘録調ですが、私がやった内容をまとめとして書いてみます。

なお、一度ここの手順でBS新チャンネル対応をされた方は、以後はBSのチャンネル更新作業は不要です。またこの記事の日付(2011年10月3日)以降にこのブログの手順でPLEXチューナをセットアップされた方も、この内容は反映されています。

これを実施後にCS110のチャンネル編成に異動があった時の対応は、リンク先の手順に従ってください。

.

移行手順そのものはSpinelの有る無しがあっても、PX-W3PEやPX-S3U2ならほとんど同じ手順になると思います。また、BonDriver用手順(これだけは機種毎にかなり違います)だけを置き換えれば、PT2やFriio等でも汎用的に使えます。

また中には、グリーンチャンネルの移行に伴って、今回初めて、普通に録画したいだけなのに「コピー制御信号を検出しました」を喰らって、BS環境でのTS抜きに挑戦される方もおられるかもしれません。そのような場合まずは機器と基本のセットアップが必要になりますが、PX-W3U2を使われる場合は、ここの過去記事がご参考になると思います。

ただし例によって説明の簡単化のために、細かいところはうちの環境決め打ちでの説明になっていますので、その点はそれぞれの環境に置き換えていただければと思います。また、CS(スカパーe2)関連は、視聴していない方は飛ばしてください。

作業の一覧図です。

Newbstvupdates_2

.
0.作業前に、Spinel、TVRock、TVTestを終了させてください。

.

1.BonDriver_PXについて

\Spinel\BonDriverフォルダにある

BonDriver_PX_W3U2_S0.ini
BonDriver_PX_W3U2_S1.ini

をテキストエディターで開いて、それぞれ[BS]セクションを以下の通りに上書きします。

[BS]
CHANNEL_NUM = 30
CH001 = BS1/TS0,0,11727480,0x4010
CH002 = BS1/TS1,0,11727480,0x4011
CH003 = BS3/TS0,0,11765840,0x4030
CH004 = BS3/TS1,0,11765840,0x4031
CH005 = BS9/TS0,0,11880920,0x4090
CH006 = BS9/TS1,0,11880920,0x4091
CH007 = BS9/TS2,0,11880920,0x4092
CH008 = BS13/TS0,0,11957640,0x40d0
CH009 = BS13/TS1,0,11957640,0x40d1
CH010 = BS15/TS1,0,11996000,0x40f1
CH011 = BS15/TS2,0,11996000,0x40f2
CH012 = BS17/TS1,0,12034360,0x4310
CH013 = BS17/TS2,0,12034360,0x4311
CH014 = BS5/TS0,0,11804200,0x4450
CH015 = BS5/TS1,0,11804200,0x4451
CH016 = BS7/TS0,0,11842560,0x4470
CH017 = BS7/TS1,0,11842560,0x4671
CH018 = BS11/TS0,0,11919280,0x46b0
CH019 = BS11/TS1,0,11919280,0x46b1
CH020 = BS11/TS2,0,11919280,0x46b2
CH021 = BS19/TS0,0,12072720,0x4730
CH022 = BS19/TS1,0,12072720,0x4731
CH023 = BS19/TS2,0,12072720,0x4732
CH024 = BS7/TS2,0,11842560,0x4672
CH025 = BS21/TS0,0,12111080,0x4750
CH026 = BS21/TS1,0,12111080,0x4751
CH027 = BS21/TS2,0,12111080,0x4752
CH028 = BS23/TS0,0,12149440,0x4770
CH029 = BS23/TS1,0,12149440,0x4771
CH030 = BS23/TS2,0,12149440,0x4772

以上で保存します。終了後Spinelを起動して、正常に立ち上がることを確認してください。

.

2.TvRockOnTVTestについて

最新版のTvRockOnTVTestをこちらからダウンロードします。(最新版はMod 9.1r2。既にこのバージョンを入れている人は、ここの手順は不要です。)
上記リンクからダウンロードできない時は、TvRockスレ@ウィキ の倉庫にアーカイブがあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html

解凍後、TVTest\pluginフォルダーに、新しいTvRockOnTVTest.tvtpとTvRockOnTVTest.iniを上書きコピーしてください。

ただし、CATV経由等でTvRockOnTVTest.iniを自分で書き換えしている時は、上書きコピーではなく、元のTvRockOnTVTest.iniをテキストエディタで開いて、BSチャンネルの更新部分を上書きしてください。必要なのは[BSFrequency]のセクションの更新です。

.

3.TVTestについて

念のための事前の注意点ですが、もしTVRockからの録画に「RecTest」を使っている場合、そもそも新BSに対応していません。(βテスト中の後継品を除いて)。その場合TVRockの設定を変えて、録画アプリもTVTestに変更する必要があります。(過去記事参照) ただし、いずれにしろTVRockの再設定を後の手順でおこないますので、RecTest→TVTestの変更はその際に反映すれば大丈夫です。

さて、TVTestはver.0.7.22r2以降にする必要がありますので、現状がそれ以前のバージョンの方(あるいは現状バージョンが良くわからない方)は、こちらからver.0.7.23(x86)をダウンロードします。
また上記でうまくダウンロードできない場合はこちらにもアーカイブがあります。

解凍後、図の赤枠内のファイルを、TVTestの実行用フォルダに上書きコピーしてください。

Newbstvtest

またこれはチャンネル移行とは別の話なのですが、TVTestにはMicrosoft DTVデコーダに対するバグがあるため、その修正のため、こちらから 0.7.23fixをダウンロードし、解凍します。
 上記サイトがリンク切れしている場合、こちらの一覧からTVTest_0.7.23fix.zipをダウンロード&解凍して使ってください。
中にある2つのファイルを\TVTestフォルダにコピーして、 TVTest_0.7.23fix.exe をダブルクリックし実行してください。
Tvtestfix_3

正常終了が表示されてTVTest.exeの日時が 2013年2月28日11:00 になればOKです。

以上でTVTestは最新版になります。

次に、BS、CSの最新編成に対応した、以下の添付ファイル

「Preset_BS.ch2」をダウンロード

「Preset_CS.ch2」をダウンロード

を、「右クリック」→「対象をファイルに保存」で適切な場所にダウンロードして、\TVTest実行用フォルダに上書きコピーしてください。

(上記の名前のままでDLするように注意してください。ときどきブラウザが勝手に.txtという拡張子に改変してダウンロードしようとする場合がありますので、その場合は再度この操作をやり直して、拡張子が.ch2になることを確認してください。)

.

これを使って、BS,CSのチャンネル設定を更新します。

(Spinelを使っている方はSpinelを起動させた上で)TVTestを起動します。

左下で

BonDriver_Spinel_PX_W3U2_S0.dll (S0)
BonDriver_Spinel_PX_W3U2_S1.dll (S1)

等の衛星系BonDriverを順番に選択しながら、以下の作業をおこないます。

画面上で右クリックし、「設定」

Tvtestnewbs

「チャンネルスキャン」を選択し、

対象チューニング空間でBSを選択→真ん中下の「プリセット読み込み」をクリック
対象チューニング空間でCS110を選択→真ん中下の「プリセット読み込み」をクリック

以上でOKを押してください。

これをS0、S1で順番におこなってください。

この作業後、一旦TVTestを終了し、再度TVTestを起動してください。(こうしないと変更が十分に反映されず、TV画面が映りません)

左下でS0、S1を順番に選択し、またBS、CS110を順番に選択してみて、チャンネル一覧が更新されていることを確認します。またチャンネルを選んでみて、正常に受信できていることを確認してください。問題なければ、TVTestの更新は完了です。

なお、上記「チャンネルスキャン」画面で、「スキャン開始」を押すことにより、自分でチャンネルを探して設定することも可能です。

ただ今回最新のチャンネル・プリセット値が設定されていますし、自分でスキャンするとCSの移動済みチャンネル(移動の案内画面のみが放送されている)を拾ってしまったり、放送休止時間のチャンネルが検出できなかったりしますので、このプリセット値を使うことを推奨します。

.

4.TVRockについて

これがちょっとだけ面倒かもしれません。変更後のチャンネル情報をそのまま読ませたりDTV.iniを書き換えるだけだと、私の場合どうしてもチャンネルが反映されなかったり新旧2重に登録されたり、という事が起きましたので、以下のようにしました。

一度この DTune.bat を使う方法でチャンネルを定義しておけば、今後のチャンネル追加/変更だけでなく、チューナーの追加/変更も一括したやり方で、ミスや不整合を起こすことなく行えるようになります。

ただし、注意点なのですが、この作業の前に録画予約していた衛星放送の番組については、TVRockのBS,CSチャンネルを一旦綺麗に削除・再定義する関係で、各予約レコードのチャンネルが「空欄」に変わってしまいます。

そのままでは予約録画がされませんので、事前にTVRockの番組表から予約一覧をプリントアウトしておいた上で、作業後、各予約にチャンネルを再設定してください。予約録画が沢山溜まっている方はちょっとご面倒かもしれませんが、番組表やチャンネル一覧にゴミを残さないためです。

(チャンネルエディターで一旦全部削除するのではなく、目で一個一個確認しながら無くなったり名称変更のあるチャンネルのみを一旦削除する手順なら、その辺は避けられると思います。ただ手順として面倒になりますので、ここでは割愛させていただきます。)

また、複数のTVRockがマスター・スレーブで連携して動いている場合は、移行作業の間は移行途中のデータが他にコピーされるのを防ぐため、マスター側のTVRockの「設定→同期」で同期モードを「使用しない」に変更して一旦連携を解除してください。各TVRockの移行作業が終わってから、マスターの同期モードを元に戻して連携を復活させてください。

① 添付した2つのファイル

「ch-bs.txt」をダウンロード

「ch-cs.txt」をダウンロード

を「右クリック」→「対象をファイルに保存」でダウンロードして、「TVRock作業フォルダ」に上書きコピーします。

ちなみに「TVRock作業フォルダ」は、TVRock設定の以下の赤丸部に指定されている場所です。

Tvrock_work

.
② TVRock作業フォルダをバックアップする。

TVRockでチャンネルを一挙に削除すると、TVRockが再起動しなくなるトラブルが起きることがあります。それに備えてこのタイミングで、\TVRock作業フォルダを丸ごと、他のどこかにコピーしておいてください。何かトラブルが起きて元に戻したい場合は、TVRock作業フォルダの中身を削除してこのバックアップから戻すことによって、前の状態を復元できます。

③ TVRockを起動し、右クリック→ツールからチャンネルエディタを選びます。
Tvrocknewbs_ched

チャンネル一覧から、BS、CSの全チャンネルを選択します。(BSの一番上をクリックしてから、スクロールバーで一番下までスクロールしてCSの一番下をShift+クリックすれば、まとめて選択ができます。)

次に真ん中下の「削除」をクリックし、OKを押します。

なお、この手順で該当チャンネルを削除した後TVRock(あるいはシステム)を終了・再起動したタイミングで、削除したはずのチャンネルが「幽霊」となって、地上波のチャンネルとして復活することがあります。
この辺の動作はちょっと不可解なのですが、経験上、少し「おまじない」のような手順で、念を押して削除すれば確実です。
具体的には

「(1) チャンネルエディタで該当チャンネルを全て削除する」→「(2) 右クリックから設定画面を1回開いた上で(キャンセルではなく)OKを押して設定画面を閉じる」
→「(3) 右クリックからTVRockを終了」→「(4) 再度TVRockを起動しチャンネルエディタを開いて、もし該当チャンネルが復活していたら、もう1回だけ(1) から手順をやり直す」

以上のように1回念押しすれば、消したチャンネルが復活しなくなります。復活していないことを確認したらTVRockを終了し、次の手順に移ってください。

以上で既存のBS,CSチャンネル設定は一旦削除されます。この状態でTVRockを一旦終了します。

④ \TVRockフォルダで

DTune.bat

をダブルクリックして起動します。

開始してよろしいですか?に「OK」を答え、次のターゲット数の指定で、今までの定義と同じ数(例えばW3U3 1台で使っていたら「4チューナー」)を選択します。

ここから各チューナーの設定画面になりますが、もし今まで録画アプリにRecTestを使っていた場合は、ここで以下のようにしてTVTestに変更するのをお勧めします。(RecTestはBS新チャンネルに対応していないため。)

・「実行アプリ名(録画用)」をRecTest.exeからtvtest.exe に変更

・ 対応するオプション欄をリンク先に従って変更

これ以外は、特にチューナー設定をいじる必要はありません。そのまま「次へ」を順に押していってください。

チューナー設定の画面が終わると、チャンネル設定の画面になります(地上波→BS→CSの順)。あっさりしてますが、ここが今回の作業のポイントです。

地上波は今まで設定してあったものが表示されますのでそのまま「次へ」を押します。すると「ch-bs.txt」,「ch-cs.txt」の内容がBS,CSチャンネルのプリセット値として表示されますので、基本はそのままで、またもし一部を意図的に変更したいならここで編集し、「次へ」を押していきます。

「番組情報を取得します」の画面になったら、次へを押してください。数秒後、TVTestが2タスク起動しますので、タスクバーで右クリックし、「ウインドウを閉じる」を選択して2タスクとも終了させてください。すると、「終了しました。次へ進んで下さい。」の画面になりますので、「次へ」を押します。

尚、もし図の状態のまま、2つのTVTestタスクが立ち上がらない場合、

Dtunehung

(本来このタイミングで立ち上がる筈の)TVRockがうまく起動しないと思われ、注1)のケースが考えられます。その場合は一旦この状態でキャンセルを押して処理を中断し、注1)の手順に従って2)からやり直してください。

更に「次へ」を押せば、「終了」のボタンが出てきますので、クリックしてください。起動したWeb画面は終了させてOKです。

尚、私の場合、DTuneで再設定したことにより、TVRockの設定値が初期状態に戻ってしまったものが3点ありました。

・設定→システム設定で、「復帰処理をタスクスケジューラーで行う」をチェックアウトしていたのがチェックされていた。=>チェックアウトに戻した。

・設定→インテリジェントで、TVRock番組表を「認証無し」にしていたのが「Digest認証」になっていた。=>「認証無し」に戻した。

・番組情報取得の対象チャンネルが地上波だけになり、衛星のチェックが解除されていた。=>下にある番組情報取得の手順でBS,CSを再度、全チェックにした。

ほかにも一応、TVRockの「設定」内容を確認してみてください。

最後にTVRockをいったん終了し、再起動してください。

以上でRockバーから見えるBS,CSのチャンネル一覧、およびテレビ番組表の表示が更新されている筈ですので、確認してください。表示順が気に入らない時は、チャンネルエディタで(移動したいものをまとめて選択したうえで)「上へ」「下へ」をクリックすれば、番組表やRockバーに表示される順番を変更できます。

次に、録画予約していた衛星放送の番組について、各予約にチャンネルを再設定してください。

上記の作業が終わったら、(複数TVRockが連携して動いている場合はそれぞれ作業した後、同期モードを元に戻して、どれか1台のTVRockに対して)
ブラウザから予約リストを開いてください。

図のように一覧が表示されますが、

Photo_2

削除したチャンネルに予約していた予約録画情報は、チャンネル欄が図の赤丸部のように、「ブランク」となっている筈です。

これと事前にプリントアウトしておいた予約録画情報

Photo_3

を比較しながら、予約情報(のタイトル欄)を1個ずつクリックし、表示された図のような画面で

Modchannel

「チャンネル」欄で、該当する(更新された)チャンネル名を再セットしてください。

セットしたら、「予約を変更」をクリックして、設定を反映してください。

以上を全てのチャンネル欄がブランクになった予約録画情報についておこなってください。予約が多い場合は少し面倒かもしれませんが、今回だけの辛抱です。

(もしチャンネル欄ブランクのものが残っている場合、TVRock(あるいはPC)を終了して再起動する際に、「予約データにチャンネルが設定されていません。」という警告ダイアログが出ます。よってブランクになった予約には全てチャンネル情報を反映するか、あるいは不要な予約は「予約を削除」し、TVRock起動で警告が出なくなるようにしてください。)

もう1点修正が必要なのは、TVRockの「自動検索予約リスト」です。

チャンネル削除・再設定直後は、新規追加されたり「削除」→「再登録」されたチャンネルが検索対象から外れていますので、ほうっておくとそれらのチャンネルが、自動予約の対象外になってしまいます。(既に予約済のデータは上で対応されますが、今後の追加の対象外になってしまいます。)

この対応としてブラウザから「自動検索予約リスト」を開き、リスト項目を1個づつ選んで、「キーワード編集」をクリックし、編集していきます。

Autoserchlist1

次の図が「キーワード編集」を開いた状態です。

Autoserchlist2

赤丸部の対象チャンネルから、変更/追加したチャンネルが除外されていることがわかります。(たとえ対象チャンネルを指定していないつもり=全てのチャンネルを対象としていたつもりでも、こうなっています。)

もともと検索対象チャンネルを絞っていた場合はここで改めてチャンネルを指定してください。もし対象チャンネルがどれだかわからなくなった場合はとりあえず全部を指定して「検索」を押してみて、改めてそこから絞っていっても良いですし、事前にプリントアウトしておいた予約録画情報からもだいたい判ると思います。

全チャンネルを改めて対象にするときは、(全てを選択、というボタンはありませんので)図のように、いちばん上のチャンネルを「クリック」してから一番下までスクロールしていき、一番下のチャンネルで「Shift+クリック」すれば、全部が選択されます。
以上が終わったら「自動検索予約の編集」を押し、

Autoserchlist3

最後に「自動検索予約変更」を押してください。これで変更が反映されます。

Autoserchlist4

以上を各「自動検索予約リスト項目」に反映すればOKです。

新チャンネルや移動したチャンネルについては番組表が取得されていませんので、「インテリジェント」→「番組情報取得」で必要なチャンネルをチェックし直した上で「記憶する」を押し、適宜スケジュールを入れておいてください。面倒でなければ、BC,CSとも全チェックにしておくと良いと思います。.

これでTVRockの対応も完了です。

このようなBS新チャンネル対応に限らず、引っ越し・マシンの持ち運びやチャンネル編成の変更のときにTVRockのチャンネルを編集する場合は、DTune.batの活用をお勧めします。理由は以下の通りです。

・編集したチャンネルの内容はch-ts.txt、ch-bs.txt、ch-cs.txtというファイルに保存され、次に編集(DTune.batを起動)するときもそれを呼び出せること。また、チャンネル設定をファイルで展開できること。(一方DTuneを使わずにチャンネルエディタとTVRockの設定画面で変更した内容は、簡単には再利用できません。)

・編集したチャンネルの内容は全てのチューナーに直ちに反映され、手間とミスが省けること。

・一旦削除したチャンネルは予約録画済みのレコードのチャンネル欄が空欄になるので、(自動で再設定はされないものの)どれに再設定が必要かが判りやすいこと。編集前のチャンネル情報がゴミとして残らないこと。

・実はチャンネルエディタで一旦削除するのは、何か変更のあるチャンネルだけで良いのですが、ch-xx.txtの中身と少しでもズレがあるチャンネルは「幽霊ch」になるため、ここでは確実性を取ってBS,CS全チャンネルを一旦削除するようにしています。(今回は外からch-xx.txtファイルを上書きしますし、チャンネルの変更対象も多いですので)

一旦ch-xx.txtを使ってチャンネル定義し、以後の変更ではこれを編集しながらDTune.batで反映していく形にすれば、チャンネルエディタで編集対象のchだけを一旦削除してからDTune.batで更新、という手順が使えるようになります

・DTuneの副作用(上のように一部設定値が初期値に戻る点)が判っているので、そこだけ再設定すればよいこと。(作業としては一瞬です。)

.

5.Spinel経由で視聴している他PCについて

これらについても、TVTestを同じ手順で更新してください。BonDriver名が同じであれば、BonDriver名.ch2ファイルをコピーする形でも良いです。

もし他PCでTVRockも動かしている時は、そちらも上記TVRockの手順に従って更新してください。
.

以上です。CS110→BSに移行したチャンネルは、帯域も広がったのか映像も綺麗ですね。できればJSPORTSなどより、もっとほかのチャンネルが移行してくれたほうが良かった気もしますが、こればかりは好みの問題ですね^^;

.

注1)チャンネルエディタでチャンネルを削除した後、TVRockが起動しなくなる場合。

これはどのような条件で起きるのか正確に判っているわけではありませんが、削除したチャンネルが予約済みの録画情報で多く参照されていた場合に起きることがあるようです。

現象としてはDtunes.batで設定している最中に、図の状態でTVTestのタスクが立ち上がらず止まってしまう、という形で現れます。

Dtunehung_2

この状態ではTVRockを単独で起動させようとしても立ち上がらなくなってしまいます。

このような現象が起きた場合は「キャンセル」を押して、\TVRock作業フォルダの中身を削除(たまに削除できないファイルができている場合もありますが、その時はそれだけスキップしてそれ以外を削除)した後、バックアップから\TVRock作業フォルダの中身をそこに復元し、TVRockを起動して、もう一度 4-③からやり直してください。

ただし予めプリントアウトしておいた予約録画情報を見て、たくさん参照されているチャンネル(例えばここの例ではテレ朝チャンネル、TBSチャンネルなど)については削除せずに残しておくようにしてください。
それで最後までうまく行ったら、しばらくはそれで運用すれば良いです。上で削除せず残したチャンネルについては、重複する(少し名前の違う)新しいチャンネルが出来ることがありますが、まああまり問題はないと思います。(番組表取得がその分余分にかかったり、自動検索予約で2重に予約されたりしますが、都度録画対象から古い方を除外したり、2重予約されたら古い方を無効にしていけば害はありません。) 重複チャンネルがなければそのままでOKですし、重複ができた場合も該当の(古い)CSチャンネルを予約の対象から外していって、参照する予約がなくなった段階で、削除対象を該当チャンネルに絞って4-①の手順からやりなおせば、無事削除されると思います。
あるいはそれでも上手くいかない時は、衛星系の予約情報を全て削除してから上記手順をおこない、設定が終わったら再度予約を登録する、という強引な方法もあります。その場合でも、自動検索予約リストで多くの予約がおこなわれる場合は、気にせず予約を削除しても、次の番組表取得のタイミングで、新しいチャンネル対象で予約が復活します。
.

« 2011年8月 | トップページ | 2011年12月 »

フォト
無料ブログはココログ
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

ウェブページ