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2011年10月10日 (月)

3台のPX-W3U2で12チューナー

新BSチャンネル対応が終わったところで、久しぶりにいろいろ弄ったTVTest、TVRock、Spinelをもっと使いこなすにはどういう構成にすれば良いか、と考え始めました。。

で、考えているうちにいつの間にか、PX-W3U2をもう2台購入していました(笑)。合計3台・12チューナー体制です!

で、買ったからにはさっさとセットアップしないと、忙しくなってまたタンスに眠ったまま、となりかねませんので、この連休中にセットアップすることにし、結果一昨日の土曜日にほぼ完成しました。

チューナー3台並んでいるところです。積み重ねると熱を持ちそうなので、とりあえずこのように並べています。

W3u2_3(置き場が汚くてすみません;)

USBデバイスだと、増設がこのように簡単にできるのが利点ですね。また、PC側の造り替えやメンテナンスの時などに、予備のPCに簡単に繋ぎ替えが出来るのも便利なところです。

無事認識されると、デバイスマネージャー上では以下のようになります。

Photo_2

標準BDAドライバーで3台分を無事認識

312

Spinelで3台12チューナーを管理している状態

.
細かい説明もナンですので、全体の構成図を書いてみました。

これと過去記事 を参照されれば、具体的な設定も簡単に把握できると思います。

12_3

12チューナーの使い分けですが、とりあえず6チューナー(地上波3、衛星3)を視聴用として、サーバー/クライアントから自由に見られるようにしました。

今のところ特に排他の設定はしていませんが、例えば3人家族なら1人1セット(地上波1、衛星1)ずつ優先権をつけて、それぞれ用のPCからはそれだけ排他制御できるようにルールを決めておけば、チャンネル争いも無くなります。

.

残りの6チューナーはTVRockに優先権を持たせ、録画/番組情報取得中はチャンネルをロック(排他制御)するようにしました。

今のところ6チューナーが必要なほど予約録画はしていないのですが、BS,CS含めて80チャンネルを超える局で一日中いろいろな番組を放送していますので、とりあえずキーワード予約などで録画しておいて、後でサムネイルなどでチェックして不要なものはどんどん消していく、という使い方でも遊べそうです。

また、番組表取得でチューナーが占有される時間は馬鹿にならないのですが、その時間帯をやりくりする心配も不要になります。

逆に、視聴中に突然予約録画が始まって、見ていた番組が切り替わってしまう、という事が今まであったのですが、視聴用と分けてしまえばそういう事にも悩まされなくなります。

.
1.ドライバーについて

W3U2の場合、ノーマルのBDAドライバーで問題なく3台分認識しました。

ただし、事前にドライバーを入れておくことが前提で、挿した後から入れるとゴミが残り、3台分認識しないことがあります。その時は一旦ドライバーをUninstallしてW3U2を外し、再度ドライバー導入から始めてください。

.

2.スクランブル解除の使い分けについて

(以下で説明している「Spinel側でスクランブル解除して配信する機能」を使うためは、\SpinelフォルダにB25Decoder.dllというモジュールを入れておく必要があります。過去にはW3U2の記事の中でその手順も解説していましたが、現状このモジュールの入手性が悪くなっているため、現在使わない方法のみを解説しています。このモジュールはMulti2Decのパッケージか、一部のEDCBパッケージの中に入っていますので、やってみたい方はネットで探してみてください。)

過去記事では基本的にSpinel側でスクランブル解除する構成をご説明し、後日それに加えて、SpinelではなくTVTestからスクランブル解除する方法(BCASカードをBonCasLinkで共有する方法)を追記しました。

ここ5,6年以内のメインストリームのCPUであれば、手元でスクランブル解除しながらHD画像を表示しても大した負荷ではありませんので、サーバー側の負荷を無用に上げないためにも後者のやり方は有効です。(なにしろ全部で12チューナーありますので、さすがに少しずつ負担してもらわないと。。)

しかし性能の高くないPCでこれをやらせると、1画面でも画像が微妙にカクつくことがあります。

実際うちのE350機で大型画面に映してみると、特に空撮映像のようにハイビジョン映像の全体がゆっくりした動いていくようなシーンで、その微妙なカクつきが気になることがあります。

E350機はハイビジョンTV(AQUOS)の映像表示を担当しており、ある意味これに有料放送を映すのが、今回チューナーを増やした1つの目的でした。(TV側のチューナーで有料放送を受信しようとすると、TV側のBCASカードにも有料契約が必要になります。その際に割引はあるとはいえ、二重に視聴料を払わなければならないという、馬鹿げた料金システムです。。)

しかしこれではせっかくの高品質を気持ちよく視聴もできないですので、静かで省電力ということでこの目的に使おうとしたE350機の存在意義も下がってしまいます。

こういう場合はサーバーSpinel側でスクランブル解除させるようにすれば、クライアント側の負荷を下げることができます。実際やってみると、E350機でのカクつきも綺麗に無くなりました。

Spinelはこの辺便利にできていて、Spinel.iniで

DescrambleControl = 2

と指定しておくと、クライアント側BonDriver_Spinelxxx.iniで

DesiredDescrambleControl =  を、

 0 とすればスクランブル解除しないままのTS

 1 とすればスクランブル解除処理をおこなったTS

で配信するようになります。

Spinelのスクランブル解除処理はTS上の全サービスに対して行われますので、無闇に使うとサーバーZ68ITX機の負荷も馬鹿にならなくなりますが、とりあえず必要な時に選べるのは便利な機能です。現状うちではE350機だけSpinelで処理、それ以外やTVRockではTVTest側でスクランブル解除処理するようにしています。

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3.で、結果は?

出費はともかく^^;)設定は割と簡単でした。

結果として居間の液晶AQUOSも、今やもっぱらW3U2をチューナーとして動いています。

Spinel経由で視聴しているとW3U2付属のリモコンも働かないのでマウスで操作する必要がありますが、PCからマルチスクリーン出力にできるのなら片方をTVにつないでメインの映像出力にし、もう片方を手元の操作用とすれば、RockバーやEPG番組表を見ながらチャンネルを切り替えたり録画予約したり、後述のWhiteBrowserでサムネイルを見ながらサクサク再生したりと、PC画面なので当たり前ですが矢印キーを何回も押す手間もなく、直感的な操作が可能になります。

ハイエンドのPCなら、(意味があるのかどうかは判りませんが)1台で同時に数チャンネルを映しながら面白い番組かどうかチェック、音は1画面だけ出す、という事も可能です。

この辺はCPU性能よりGPUの能力に依存していて、メイン&サブ機のGTX580なら同時4画面程度、Z68ITX機のGT430なら2画面、E350なら1画面程度が、カクつきのない映像としては上限でのようです。

4

メイン機で4画面映した例

(昔のアナログチューナーボードではもっとたくさん映していた、とおっしゃる方もいるかもしれませんが、HD画像を滑らかに表示するのは、最新のGPUでも結構大変です。)

.

一応、導入の最終確認として、12チューナーが独立して動くことをテストしてみました。

実は最初、予備的なテストとして、E350機にW3U2 2台を接続して手順を検証したのですが、ドライバーの入れ方がまずかったため(機器を接続した後に導入たため、ゴミが残ってしまった)、デバイスマネージャー上で1台しか認識されておらず、チューナーも1台分(地上波2、衛星2)しか動いていませんでした。

このときSpinel側では、2台分のBonDriverを定義してあったのですが、そういう場合Spinelがどう振舞うかというと、Spinelのモニター上ではあたかも2台分(地上波4、衛星4)が動いているかのように表示されます。TVTestからどのBonDriver_Spinel_x を選んでみても、個々には問題なく動きます。(BonDriver_PXが、動いているチューナーを順に割り当てるようです。)

しかし、TVTestを同時起動して別々のチューナーを割り当てていくと、1台分(地上波2、衛星2)を超えた時点でエラーが出て、新しいチューナーが選べなくなります。

以上の事前テストで、Spinelで多チューナーを構成する場合の振る舞いが判りました。

今回はドライバーの導入手順に間違いはなく、デバイスマネージャーでも3台分がきちんと認識されていますが、最終的には実際に12個のTVTestを同時に動かしてみるのが確実です。

ただ12画面は1台で表示するには重すぎますので、3台のPCで手分けして12個のTVTestを起動し、それぞれにBonDriver_Spinel_x を割り当て、別々のチャンネルを表示させてみました。

以下の画像はその時のSpinelモニター画面です。確かに12チューナーそれぞれに、TVTestが1個づつ割り当てられています。

Spinel12

12個のTVTestでそれぞれチャンネルを切り替えても、他のTVTestが釣られて切り替わることはありませんので、ちゃんと別々のチューナーで動いているようです。

以上で、12チューナー構成が無事稼働していていることが確認できました。

.
4.録画した映像の管理にWhiteBrowser

さて、録画したファイルも増えてくると、いちいち内容をチェックするのも面倒になってきて、よくわからない映像がいつのまにかディスクを占めていたり、録画してあるのを忘れてレンタル屋に借りにいったり、という、よくわからない状況に陥りかねません。

そこで、最近その管理用ツールとして、WhieteBrowserの環境を整備しました。

WhiteBrowser268@Gt氏が開発されている動画管理用ブラウザで、非常にカストマイズの自由度が高いのですが、導入した状態ではサムネイルは3画像で、サポートされるフォーマットも限られています。

そこで私は写真のように、1動画ファイルあたりのサムネイル数を増やして凡その内容が判る程度にし、またサポートフォーマットもデジタル放送を録画した状態のts、iPod用に変換したmp4、またDVDのisoファイルなどを追加しました。

Whitebrowser

WhiteBrowserはファイラーではなく、映像ファイルが置いてあるドライブや階層は、画面上で区別しません。次の画面のように監視対象のフォルダを登録しておけば、それらのフォルダ(及び、必要があれば下の階層全て)に存在している映像ファイルを、一括して取り扱います。

Photo_2(フォルダの登録はドラッグ&ドロップ一発です。)

この辺も映像ファイル管理では都合が良いです。映像ファイルはサイズが大きく、1個のドライブに集中させるとすぐに容量が足りなくなるので、複数のドライブに分散させるのが普通だと思います。(私の場合最終的には10個を超えるHDDに分散して保管しています。)そうなると後でファイルを探すのも大変です。

その点WhiteBrowserだと、上記メイン画面からフラットなリストとして見えますので、一覧性が高いですし、ここから一括した検索もできます。(ファイル名にいろいろ情報を入れておけばそれで探せますし、後からタグを付けることも可能です。)

例えば、「宇宙」をキーワードとして検索した結果です。

Whitebrowser_

目的のファイル上で右クリックすれば操作の一覧が出ますので、ここからVLCなどで再生したり.isoをバーチャルドライブにマウントしたり、まとめて移動/削除したり、というのが、一般的な使い方になります。

更にスグレモノだと思うのは、WhiteBrowserが停止しているときにエクスプローラー等でファイルの移動をおこなっても、(WhiteBrowserが監視しているフォルダ同士での移動であれば)WhiteBrowserが起動する時に、「同じファイルがあるフォルダから消えて、別のフォルダに存在する。」ということを認識して、インデックスを自動的に貼り直してくれることです。

録画ファイルは、分類やアーカイブの目的で移動は頻繁に行ないますので、その辺を自動的に追跡してくれるのは、よく考えられていると思います。その辺が作りこまれていることも含めて、動画を一括管理するにはかなり便利なツールです。

ここでは以上のご紹介だけですが、また機会があればカストマイズ方法などもご紹介していきたいと思います。→解説記事を追加いたしました。

だいぶウチのデジタル映像環境も整ってきた感じです。

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