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2012年5月22日 (火)

PX-BCUDを使ったBS/CS110の"お手軽"視聴&録画システムについて

PLEXから発売されているUSBドングルサイズのBS/CS110チューナー PX-BCUD

について、以前入手したのですが、Spinelの対応を待ってまとめて記事にしようと思いつつ なかなか対応の情報がなかったので、そのままになっていました。(Spinelもようやく有志のかたがWrapperを作成してくださったことによって、この記事とわずかな時間差の昨日5/22時点で使えるようになりました→その手順は次記事でご紹介したいと思います。)

しかもそうこうしているうちに(私自身はいろんなしがらみ・権益の詰まった地上波ではない有料放送に健全に発展してもらいたいので、視聴する受益者が代価を払う仕組みが崩壊して欲しくはない:私自身e2に結構な月額払ってますし:のですが)、論評は避けるとしてリンク先のような現状が呼び水にもなっているのか、BS/CS110の安価なチューナーであるこの機種の設定情報のニーズも高まっているようですので、そろそろ動作させるための解説を書いておこうと思います。

ここではSpinelを使ったネットワーク共有までおこなわず、普通に視聴に使ったり録画サーバーに1本から数本挿して使う、W3Uxなど他のチューナに追加して使う、などの使い方を想定したごくノーマルな導入方法を解説します。

なお、設定や利用していく上でのFAQはこちらにまとめてあります。もしうまくいかないことや疑問点があったら、随時参照してみてください。

1.外観および中身について

私自身はAmazon(アキバガレージ)で購入したのですが、現在これを店頭で買うとなると秋葉原でもArkなど、ごく限られたショップのみの扱いになっているようです。W3U3やS1UDなどはPCパーツ大手代理店のMVKが扱っていることもあり普通に店頭で買えますが、BCUDはまだ供給量が少ないのか商流を絞っているようで、代理店の取扱リストにも載っていません。

とはいえAmazon、ワンズやPLEX自営の通販で普通に購入できますので、入手されたい方はその辺を利用されると良いと思います。

パッケージを開くと写真のように、本体のほかUSBケーブルとCD、および導入説明書というシンプルな構成です。

Bcud_package_2

USBケーブルは一種の”USB延長ケーブル”になっています。本体をPCのUSBポートに直接挿すのなら要らないのですが、S1UDを使った経験でも、直接挿しているとPCからかなり出っ張ったり、ケーブルに無理な力がかかったりして、何かにぶつけたときに本体やPC側のUSBポートを曲げたり痛めることがあり、結構その辺のフィードバックなのではないかと思います。

なお本体内部についてですが、お勧めはしませんが一応腑分け好きな人のために、本体のシールを少し剥がすと写真のようなネジがありますので

Bcud_hiddenthread_2

これを小さな+ドライバーで外して、殻の間をマイナスドライバーで少しずつこじ開ければ、カバーが外れて写真のような中身が出てきます。

Bcud_inside_2

コントローラーそのものはeMPIA製で、BDAドライバーもeMPIA製になっています。

Bcud_driver_2

なお、USB2.0の給電能力による制限だと思われますが、この製品からBS/CSアンテナへのLNB給電はできませんので、単体の場合BS/CSブースター経由で使用する(その場合ブースターが給電器を兼ね、しかも給電専用器より安価)か、他の衛星チューナーやテレビを併用する場合はそちらから給電するような(分配器の)構成にする必要があります。合わせ技として、分配器の片側にBS/CSブースターを(何もその下に繋げずに)給電専用としてぶら下げる方法もあります。(ブースターで増幅する必要は全く無いが、安価なブースターでLNB給電だけをさせたい場合など。ヤフオクなどでは電源分離式の本格的なブースターの電源部だけが余って千円前後で大量出品されてたりしますので、それを利用するのもアリです。)
そうこう言っているうちにプレクスさんがおあつらえ向きなACアダプタを扱い始めましたので、これと分配器があればそれでも十分です。

CATVやフレッツTVのパススルー環境やマンションの共用アンテナの場合は大抵、LNB給電は不要ですので、アンテナ線直結でも構わないと思います。(ただしパススルー環境では、契約の無い有料チャンネルは無料開放デー以外、最初から信号を送ってこない場合も多いです。*あくまでそれらに対してチャンネルスキャンや番組表取得ができない、という意味ですので誤解なきよう。*  また、リンク先のように、受信レベルが強すぎて信号レベルが低下する場合もたまにありますので、備え付けのブースター経由やパススルー環境で受信状態が思わしくない場合は、アッテネーターの検討が必要な場合もあります。またBSCS/地上波の混合でアンテナ端子が来ている場合は、必ず分波器を入れて地上波と分離したものを入力するようにしてください。いろいろな理由で、混合したままだと受信はできてもレベルが劣化することが多いようです。)

もしCATV等の環境があっても自前で衛星アンテナ設置を検討される場合は、この辺の過去記事もご参考にしてください。

2.導入について

1)ドライバーの導入

PX-BCUDデバイスドライバーは、PLEXのBCUDのダウンロードページに最新版がアップされていますので、ご使用のOSに合わせたものをダウンロードし、解凍した中のDriverフォルダの中身を使ってください。
なおパッケージ付属の導入説明書の手順は間違っているので気にせず、BCUDをUSBに挿した状態で、DrvInst32.exe(32bit OSの場合)またはDrvInst64.exe(64bit OSの場合)を実行すれば良いです。

うまく認識できれば、コントロールパネル-デバイスマネージャーで図のように表示されるはずです。

Bcud_devman_2

2)一応お約束の前提として、Microsoftのランタイム類を導入しておきます。

(既存のTVTest環境にBCUDを追加する場合は不要です。)

 Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)

 Visual C++ 2005 SP1 セキュリティ更新プログラム KB2538242  (vcredist_x86 を選択)
  (尚、このKB2538242の導入で「使用できないネットワークリソース」というエラーが出た場合は、こちらをご参照。)

 Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)

 Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ  (x86)

をそれぞれクリックして、表示された画面で「ダウンロード」をクリックしてください。
なお、「その他の推奨ダウンロード」のような画面が現れたら何も選択せず、画面を下までスクロールして「ダウンロードせずに続けます」を選択してください。

ダウンロードのダイアログが現れたら、「実行」を選択して導入してください。

なお、「修復」「アンインストール」二択の画面になる場合は既に導入済みですので、「キャンセル」を選んで導入を終了させてください。

解凍ソフトの準備

以後のソフト導入手順の各所でzip や7z などの圧縮ファイルを解凍する必要があります。
OS標準の機能でもzipは解凍できる場合がありますが、TvTest用のfixなどで使われている7z はOS機能やExplzhでは解凍できませんので、その辺ピンと来ない方は適切なフリーの解凍ソフトを導入しておいてください。zipも7zもlzhも区別なく解凍できるようになります。

例1)7-Zip
http://sevenzip.sourceforge.jp/
導入するとファイル上右クリックで7-zipのメニューが追加されており、そこから展開(=解凍)、圧縮を指示することが可能になります。

例2)WinRAR
40日を過ぎるとライセンス購入のメッセージが出ますが、毎回「閉じる」を押せば一応継続して利用可能です。
http://www.diana.dti.ne.jp/~winrar/download.html

3)TVTest最新版をこちらから BCUD用BonDriverをこちらからダウンロードします。

(既にTVTestを導入済の方は、BonDriverのみで大丈夫です。)

またTVtest 0.7.23(x86)はこちら、BCUD用BonDriverはこちらにもアーカイブがありますので、ダウンロードがうまくいかない場合は試してみてください。

4)TVTestを適切な実行用フォルダ(仮に\TVTestというフォルダ名とします)に解凍して、その中に解凍したBCUD用BonDriver(BonDriver_BSCS.dll)を入れます。

(既に導入済のTVTestにこのチューナーを追加する場合は、既存のTVTest実行用フォルダにBonDriver_BSCS.dllを入れてください。)

また、CSに関しては以下のプリセットファイルを「右クリック」→「対象をファイルに保存」で、TVTest実行用フォルダーに上書きダウンロードしておいてください。

「Preset_CS.ch2」をダウンロード
(上記の名前のままでDLするように注意してください。ときどきブラウザが勝手に.txtという拡張子に改変してダウンロードしようとする場合がありますので、その場合は再度この操作をやり直して、拡張子が.ch2になることを確認してください。)

次に、Microsoft DTVデコーダに対するバグを修正するため、こちらから 0.7.23fixをダウンロードし、解凍します。
 上記サイトがリンク切れしている場合、こちらの一覧からTVTest_0.7.23fix.zipをダウンロード&解凍して使ってください。
中にある2つのファイルを\TVTestフォルダにコピーして、 TVTest_0.7.23fix.exe をダブルクリックし実行してください。
Tvtestfix_5

正常終了が表示されてTVTest.exeの日時が 2013年2月28日11:00 になれば適用終了です。

5)PX-BCUDにBS/CS110用アンテナケーブルを繋いでください。

6)netcasなど代替のwinscard.dllを使う場合は、\TVTestフォルダにそれを入れることになります。

それ以外の場合は、USBカードリーダを繋いで、BCASカードを挿してください。

または繋がっているPX-W3Ux,S3Ux,W3PEの内蔵カードリーダにBCASカードを挿し、TVTest実行用フォルダに

-CardReader_PX.dll

-それぞれの機種に対応したCardReader_PX.ini

-(FakeWinSCardをリネームした)WinSCard.dll

以上をコピーしておいてください。(なお、PXシリーズ内蔵カードリーダを今回初めて汎用的に使う場合は、リンク先の解説も参照のこと。)

あるいは、別の常時ONのPC(サーバー)にBCASカードを挿したカードリーダーやPXシリーズがある場合は、BonCasLinkを使ってそれを共有することも可能です。→手順はこちら

その場合はPX-BCUDを挿すPCに、上記リンク先の手順でBonCasProxyを常駐させておいてください。

7)TVTestを起動します。図のようなダイアログが出たら、赤丸部のチェックを外した上で「実行」。

Bcudtvt0_2

新規のTVTest環境では初期化ダイアログが表示されますので、例えば図のように入力し、OKを押します。

Bcudtvt1_2

なおWindows8やXPの環境に導入する場合は、デコーダにMicrosoft DTV-DVD Video Decorderは選べませんので、リンクの記事をご参照のうえffdshowやATI mpeg video decoderを導入した上で、ここで選択してください。またVista/7のかたもMicrosoft DTVデコーダが必ずしもベストな画質ではないですので、一通り稼働確認が済んだら同じリンク先の手順でいくつかデコーダを入れてみて、好きなものを選択すると良いと思います。
また、PCに PowerDVD が導入されていれば、「CyberLink Video/SP Decoder」を使うのがベストだと思いますが、PowerDVD11以降を導入されている方はこちらもご参照ください。

その上で次のダイアログには「はい」を押します。

Bcudtvt2_2

なお、新規でないTVTest環境では、TVTest画面の左下を左クリックしBonDriver_BSCSを選んだ上で、画面右クリック→設定で「チャンネルスキャン」を選べば、以下の同じ画面になります。

Bcudtvt3_2

8)この画面で「スキャン開始」をクリックすれば、BSのチャンネルスキャンが開始されます。

以下のようなチャンネルスキャン画面になりますので、暫く待ちます。

Bcudtvt4_2

9)BSのチャンネルスキャンが終わったら、一部手直しします。

まずスターチャンネル2,3については、重複したものができますので、図の赤丸のように(番号12のほうを)チェックを外しておきます。

Bcudtvt5_2

また、地デジ難視聴用チャンネルを使用される方は、次図のようにチェックをしておきます。

Bcudtvt6_2

以上でBSのチャンネルスキャンは終わりです。

次に対象チューニング空間を110CSにして、プリセット読み込みをクリックします。

Bcudtvt7_2

これでCSのチャンネルセットも終了です。

10)残りの作業として、この画面左にある「一般」「録画」のタブを順に選んで、リンク先の赤い丸印のように設定してください。これは録画に同じ放送波の別のサービスが混じったり、不要なスクランブル解除で負荷がかかることを防ぐためです。

以上で設定は終わりです。「OK」をクリックしたのち、TVTest画面右上のTvtestxをクリックして、一旦TVTestを終了させてください。

次に \TVTestフォルダあるTVTest.exeを右クリック(ドラッグ)したままデスクトップにカーソルを動かし、

Tvtestdand

そこで放す(ドロップ)すると、図のような選択枝が出ますので、「ショートカットをここに作成」を選択します。

Tvtest_making

これでデスクトップに図のようなアイコンが出来ます。

Tvtest_2

これをダブルクリックすればTVTestが起動します。これでTVの視聴と、簡単な録画ができるようになります。

TVTest画面下(ステータスバー)にある「録画」ボタンを左クリックすれば、視聴中の映像をそのまま(もう一度このボタンをクリックするまで)録画できますし、同じ所で右クリックすれば

Photo_3

「(EPG情報を利用して)この番組を最後まで録画する」とか、「詳細」で開始/終了時刻を指定して録画するなど、いろいろな録画方法が選べます

TVTestは基本的に高機能なテレビとして使える他、プラグインなどによって便利な機能を追加していくことができるのが特徴ですので、リンク先も参考にしてください。
この段階でTvtPlayも導入しておくと良いと思います。他にニコニコ実況プラグインWhiteBrowserなどもお勧めです。

11) 予約録画の環境作りは少しだけ面倒になりますが、余裕があったらチャレンジしてみてください。以下ではTVRockを使った手順を解説します。(ただし、既に動いているTVRockにこのチューナーを追加する場合は、タスクトレイのTVRockアイコンで「右クリック」→「TvRockの終了」を選んでTVRockを一旦終了させた上で、12)13)を飛ばして14)に進んで下さい。)

12) TVRockは、リンク先のファイル置き場から「期限解除パッチ適用済みTvRock09u2(up0699.zip)」をダウンロード可能です。それより前のバージョンはTvRockスレ@ウィキ の倉庫にあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html

DLしたファイルは適切な実行用フォルダ(以下、\TVRockフォルダとします)に解凍してください。

また、TvRockOnTVTestの最新バージョン(Mod 9.1r2)をこちらよりダウンロードします。
うまくダウンロードできない時は、TvRockスレ@ウィキ の倉庫にもアーカイブがあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html

TvRockOnTVTestは解凍後、「TvRockOnTVTest.ini」 と「TvRockOnTVTest.tvtp」の2つのファイルを、TVTestを導入した\TVTestフォルダの下の、\Pluginsフォルダ にコピーしておきます。

BS/CS最新チャンネル対応のための前処理として、\TVRockフォルダにあるtvrock.exeをダブルクリックして、TVRockを起動してください。

以下のような初期化ダイアログ、

Tvrockinit

あるいは

Tvrockinitb

が、(場合によっては何回か)出ますが、全てキャンセルを選んでください。
(なお、キャンセルを選ぶのはこの時だけです。以降の手順や通常の起動時に同じダイアログが出るときは、常に「OK」と答えてください。)
タスクトレイにTVRockアイコンTvrockiconが表示されまますので、その上で右クリックし、「設定」を選びます。

表示されたTVRock設定画面で「システム設定」のタブを選びます。

下図の赤丸の「TvRock作業フォルダ」で「参照」を押して、\TVRockフォルダの場所 をセットしてください。

Tvrock1

以上でOKを押し、タスクトレイのTvRockアイコンに戻って、右クリックし、「TVRockの終了」を選んでください。

次に、以下の2つのファイルをそれぞれ「右クリック」から「対象をファイルに保存」を選び、\TVRock作業用フォルダを指定して、「保存」をクリックしてください。上書きしますか?と聞かれたら「はい」と答えます。

「ch-bs.txt」をダウンロード
「ch-cs.txt」をダウンロード

13) \TVRock作業用フォルダにある、DTune.batをダブルクリックしてください。

Tvrockdtune_1

1チューナーを選択。(BCUDを2個以上導入する場合は個数分を選択。)

チューナー1にて、

Bcudrock

「視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ」に、\TVTestフォルダを指定。

「チューナータイプ」をBS/CSに指定。

「実行アプリ名(視聴用)」をtvtest.exeとし、オプションに

/d BonDriver_BSCS.dll /DID A   

を入力。

「実行アプリ名(録画用)」もtvtest.exeとし、オプションに

/d BonDriver_BSCS.dll /min /nodshow /DID A

を入力。

録画先フォルダを適切に指定。

入力が終わったら「次へ」をクリック。2個以上のBCUDを導入するときは同じように入れていくが、視聴用・録画用両方の「オプション」で

/DID x

xを、A以降に続く次のアルファベット(例えば2個目のチューナーであれば/DID B)にして、「次へ」をクリックしていく。

以降の手順はリンク先に従って、

「このPCで視聴したり予約録画するための設定は、これで完了です。」

というところまで進めてください。予約録画の方法もリンク先に解説してあります。

以上で予約録画環境も完成です

14) なお、既存のTVRockにこのチューナーを追加する場合、タスクトレイのTvRockアイコンで右クリックし、「TVRockの終了」で終了させた後、13)のDTune.batの手順に沿って進めて、追加分チューナーを定義すると良いと思います。

ただし、修正点として、以下のようにしてください。

・最初のチューナー数の選択で、既存のTVRockのチューナー数+1 を選択する。

・その後、既存のチューナー定義はそのままにして、「次へ」で進めて行く。

・追加分のチューナーのところで、

「視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ」に、\TVTestフォルダを指定。

「チューナータイプ」をBS/CSに指定。 録画先フォルダも適切に指定。

「実行アプリ名(視聴用)」をtvtest.exeとし、オプションに

/d BonDriver_BSCS.dll /DID x

「実行アプリ名(録画用)」もtvtest.exeとし、オプションに

/d BonDriver_BSCS.dll /min /nodshow /DID x

ただし、DID x のx は、定義済みのチューナーに続く次のアルファベット、例えば既存のチューナーがA~Dで振ってあればE に設定する。

・あとはそのまま終了まで進めて行く。(チャンネル設定も既に定義したものが表示されますので、そのまま「次へ」で進めて良いです。)

・DTune.batの副作用(もともと定義してあったTVRockの設定内容の一部が初期値に戻っている)を元に戻す。→手順

以上のように、BCUDの場合も手順に沿って進めて行けば、容易にBS、CS110の視聴と予約録画が可能になります。

Bcudtv_2

TVTest上の表示では、同時使用しているW3Uxと同様に、BSで15~16dB、CSで12~14dB程度が表示されます。これはあくまでチューナの自己申告値なので機種によって基準が違いますが(例えば地上波でW3Uxは最適の受信条件でも30dB以上の表示には仕組み上なりませんが、S1UDでは60~80dBの表示になります。実態としては両方ともPCチューナとしては良い性能なのですが、W3Uxのほうがいくらか高い感度をもち、悪条件でもドロップを起こしにくいです。)、実際にBCUDを暫く録画に使ってみて、BS、CSともドロップやエラーが系統的に出ませんので、感度的に問題ないのでは、と思います。(悪天候の厳しい条件でまだ比較していませんが。)

BcudtvcsこちらはCS

衛星用パラボラアンテナは持ち歩く訳にはいかないのですが、家の中で使うにしても小さくて差し替え容易なこのチューナは、S1UDと併せ、USBハブに必要なだけ挿して使うなどTV視聴&録画の自由度をより高めてくれるのではないかと思います。

Bcud_s1udBCUD(上)とS1UD(下)

なお、騒ぎのおかげでUSBカードリーダは暫く入手難になっていましたが、どうやら元の価格で十分に供給されつつあるようです。この辺のリーダであれば、Windowsの32/64bitのいずれでも、問題なく利用できると思います。

本文はここまでで、以下は余談です。

まあそれにしても、事態がどのように動いていくか、注視していきたいですね。

このBlogの立ち位置としては、著作物の利用にはしっかり対価が払われるべきもので、また有料放送は新規事業者だけではなく、既存の放送局の中でもやる気ある人たちが活躍できる場所なので、健全に発展してほしいと思っていますが、コピー制御はそれとは関係なく、市場を閉鎖的に保って既得権益を守りたい人々が、様々な新規プレーヤーによって市場全体が活性化されていく可能性を毀損しながら"勝手に"やっていることなので、「そんなものは一刻も早く消え去ったほうがいい。さもなければ、国内産業がまた1つ世界から取り残されて消えていくだけ。」という発想を持っています。

「国内産業の担い手がDpaで旗振ってるんだから衰退していくのも彼らの自由」という意見もあるかもしれませんが、新興企業や他業種の主導で何かを始められてしまうことを阻害しながら「シマ(既存の流通経路)を荒らされるくらいならゆるやかに衰退するほうがマシ」という発想で国内ルールを作ってしまうのが日本の業界団体ならではのところで、電子出版や音楽配信なども同じ構図ですね。そんな事を企む業界ロビイストはどこの国にもいますが、そういった勢力に健全に対抗する政治勢力やシンクタンクがなく、監督官庁も業界指導の伝統で国内業界の育成役に祭り上げられ、お墨付きを与えてしまい、天下り先まで提供されてしまっている、といった構図は容易に理解できますね。
業界の伸びしろがまだ大きかった時代はこのような、業界団体と話し合いながら政策を決め補助金を出していくという"護送船団方式"にもメリットがあったのですが、パイが伸び切ってむしろ縮小していく時代になると、伸び盛りのプレーヤーが参入して既存プレーヤーと入れ替わりながら(と言うと聞こえが良いのですが、ひらたく言えば問答無用に荒らしまわって古参の巨人を駆逐して、しかし結果として)業界の新しい成長を支えていくという”至極健全な”新陳代謝を阻む状態になるわけで、日本の今の縮図とも言えます。(まるで日本だけ計画経済の亡霊に取り憑かれているようですが、実際これは戦前の官僚達がナチや旧ソ連のそれに憧れて、汚職カードで政治干渉を無力化しなながら〇ヶ年計画を突き進める手法を覚えた頃に源流があると言われるほど根は深いです。) これ放置すれば日本にはいかなる革新的な経営者や投資家が現れてもAppleやAmazonのような"健全な新陳代謝の担い手"は永久に生まれ得ないのではないでしょうか。

以前は非関税障壁などと言われた日本の製品安全基準や規格は現在かなり公正なものになっていると思いますが、「著作権保護」というのが聖域化されてしまっていて、市場の閉鎖性を保つ格好の名目になっている感じですね。JASRACやSARVHといった団体も一種の番犬役に過ぎないと思います。時々飼い主を噛んだりもしますが。

そうではないと言いたいのかコピー制御を推進している人々からは、「日本発で世界標準になるような素晴らしい著作権保護技術を作るのだ!」というような鼻息荒い声も聞かれますが、ことこの辺の技術に限ってはそういう可能性は万が一にもないと思います。というのは著作権保護というのは根本的に供給側の論理なので、「ユーザーのニーズからマーケットが生まれる」という大原則から言っても、これ自身が需要を生むことはありえず、したがって日本以外のメーカーが進んで日本の技術を採用する理由がありません。グローバルなコンテンツ提供者側も、本当に必要なのは時代に合せてコンテンツの流通手段を進化させて(不正利用の損失も加味しても)ビジネスボリューム全体を最大化させる事が第一のはずです。したがって商用に流通するコンテンツの保護技術は、ユーザーの新しい利便性の価値を損なわない範囲で、目立たず必要十分な妥協点が柔軟に選択できればよく、大上段の理想論は必要とされません。(そんなものが必要だという主張は、既存の流通手段での既得権益者が、中抜きにされるのを恐れて足枷をはめる目的でロビー活動しているだけです。巧妙に著作権者の声に偽装されていますが。)
またMicrosoftのDRMのようにある程度広く採用された保護技術でも、それ自体が大した利益を生むものではないので、「大企業や国が総力を挙げて」取り組むようなものでは決してなく、力を入れる方向性を完全に間違えていると思います。(が、ビデオカメラの映り込み防止技術とか、他でもいろいろ勘違いをやってますね日本の役所とメーカーは。)
ISOやIEEEなどの「規格」は業界内の話し合いだけで作ることはできますが、それとユーザーや周辺産業に支持されて発展していく「デファクトスタンダード」との間には巨大な隔たりがあり、社会的な意味を持つ「標準」は後者になります。そういった経験やビジネス上の動機付けも無い者(NHK殿の8K規格など)が後者を主導するのは到底無理な話で、その意味の違いすら理解されていないと思います。

その話とは別に、「タダ見」ができてしまう仕組みは、そのまま定着してしまうと有料コンテンツを生業にしようとした事業者の体力を奪っていきます。
しかし、業界構造全体から見れば新参者の有料放送が苦境に立つことよりも、「致命的な欠陥が見つかったシステムだからゼロベースで見直す。」という(もっとも真っ当と思われる)判断では築き上げてきた"肝心の部分"が否定されるため、それだけは断固として阻止したい勢力のほうが強いのではないかとも思います。特に強引なBCASの普及に一役二役買っていると思われるNHKさんの「衛星受信料徴収促進」の目的には何の影響も出ないため、腫れ物を触るようなスタンスに終始するのではないでしょうか。この辺あまり真面目に追及すると、そもそもオフラインのカード認証で、誰に渡ったのかも判らずどうやって更新するかも考えられてない、という(IT業界の者の常識から見れば)脆弱としか言いようのないものをゴリ押しした首謀者は誰だ、という風に、返り血を浴びる事になってしまいます。
スポットCMや見せしめ的摘発の報道をしているだけで肝心のB-CASの更新は8Kとのセット、と明後日な事を言っているのは「前を向きながら全力で後ずさり」している姿勢にしか見えません。
コピー制御を回避するチューナーの話とB-CASクラックの話は全く別物だと思っていますので、その辺を混同した議論には注意すべきだと思いますし、あえて一緒くたにして規制規制と言い出す人がいたら、眉に唾して聞くべきだと思います。なにしろ技術的保護手段回避の有無に関係なく、なんでもない普通のカードをちょっとクラックしてしまえば普通のTVやレコでただ見も録画も好きなだけできてしまい、それを"摘発"するには全国民を被疑者にした魔女狩りしかないわけですから。

つまる所こんな「些細な」クラックでシステム全体が崩壊してしまうのは、日々進化するITの動向を知らずそれを舐めきって「難しい事はメーカーさんに任せたから」と言うような人たちが、閉鎖的に利権優先で考えたシステムだからでしょう。結局それはデジタルTVの仕組みそのものが、将来ITやネットワークの中でオープンに発展していくような事を想定したシステムに全くなっておらず、その不便さへの不満の声も封殺してきたことと、根っこのところで同じだと思います。"ムラ"の中の掟で物事を決め、"部外者"の建設的な意見にも懸念にも"パブコメ"の場を設けて適当にあしらいながら聞く耳を持たなかったからこそ、このような脆弱なシステムが生まれてしまっているわけで、構図は原子力産業と全く同じです。

ホントのところ(グローバルな競争に負けて表舞台から退場することを余儀なくされる前に業界の改革を実現して)、コピー制御などから解き放たれたREGZAやDIGAの技術を観たいですね。汎用ネットワーク上で機能をいくらでも追加できるとか、APIが公開され数多くの技術者に支持されてアプリを”物好き”や新興企業が競いながら発展していくとか。

昨今家電メーカーの人減らしで多くの経験豊富な技術者が開発現場を去ったりしているのですが、そうした人々に蓄えられた技術力は本来次の革新を生む原動力になり得るのですから、意味のない業界ルールや規制を極力なくしてベンチャーによる新しい挑戦ができる舞台を用意することが重要だと思います。 (そういう状況で大企業が残している「有能な」技術者は大抵上の意見に逆らわない「毒にも薬にもならない」タイプなので、実際に人が減っている割合以上に大企業の創造的活力は失われている筈です。)
既存メーカーがTV事業から撤退しつつあるような状況を放置すると、コンピューター産業や半導体産業と同じく、わずかな企業のみが国内向けに細々と存続するのがやっとの状態になり、将来に何も残さなくなってしまいます。
こういう時に必要なのは既存メーカーが「撤退の責任」を取らずに済むよう守っていくことではなく(それではエルピーダ等の二の舞です)、もし大企業の事業として重荷になっているのであれば一旦関連事業や工場をきちんと清算させた上でコアになる企画・設計部門を目的別に独立させ知的所有権も移管し、国内外の新参者が対等に組む技術者集団としてのビジネスを成立させるような、新しい舞台の用意に知恵を絞ることこそが重要で、海外企業にそのまま売るのではなく独立したベンチャーとして投資家に"売る"形にしないと、単なるリストラや解体一本釣りプロトコルになってしまいます。
現に今までの事例では最初から意図したものか結果論かは関係なく、9割方がそうなっていますね。現在進行形のものも「ソニーとパナソニックが手を組んだ歴史的な合弁事業」とか「日立東芝ソニーの中小型液晶子会社を統合」とかいう話は、単に本社を守りながらいつでも切り捨てられるようにしているだけではないでしょうか?生産部門まで統合するのは 1+1=0.5 ぐらいの縮小再生産にしかならない単なる”投げ出し”なのは、エルピーダ、ルネサス等の例でも判ってる筈ですが。
そんなやり方で経営陣を守るのではなく企業の創造性の源だった人材を身軽にして、今まで彼らの新しいチャレンジを阻んでいた重しやしがらみを解消していく方法のみが、その分野に蓄積されたスキルを再生していく道なのではないかと。

中国アジアの低コストにはとても勝てない、という話はありがちですが、それらに小手先の製造技術で太刀打ちできなくなっているのは欧米企業も同じで、それでも成長企業を次々に生んでいるのはそれぞれにベンチャーが芽を出し成長できるような風土とオープンな国内マーケット、およびグローバルなコミュニティの一員としての積極的な参画があり、そこでの成功がグローバルに勝負する力に直結しているためです。
必要なのは安い労働力や資金力ではなく(それらは探せばグローバルに調達することができます)、ユーザーのニーズを嗅ぎ取る能力と、主従関係ではなく相補関係のコミュニティを積極的に活用してトレンドの技術を素早く取り込み、いち早くユーザーやコミュニティの支持を得てデファクトスタンダードを作ってしまう能力で、これは長い経験を持ち、常にユーザーの近くに居て「知識」ではなく長く培われた「文化」からくる「ニーズを先読みする能力」に長けた「先進諸国」のベンチャーだからこそ大きく差別化できるポイントです。(かつ、今まで島国の中の"絆"で成長してきた日本企業が、共同体の中の主従関係だけで"そこそこ"のものが生み出せていたがために軽視していた価値観です。まあ、かつて日本の安くて高品質な製品に太刀打ちできなくなった欧米の産業界が、それに打ち勝つ価値観を生み出すことで甦ったとも言えますが、もはや時計の針は戻りません。)

例えば半導体ステッパー/スキャナー(半導体製造プロセス基幹の部分)でキヤノンやニコンから主役の座を完全に奪い取った欧州のASMLは、決してツァイスやフィリップスのような伝統的な欧州企業に管理された子会社ではなくEUの"国策"企業でもない独立したベンチャー企業としてスタートしているのですが、台湾のTSMCなどを含めた多くの企業やヨーロッパの学際組織との対等な関係とオープンな情報交換でWin-Winの関係を築き、最新の技術とニーズをいち早く取り入れていくことで、品質では圧倒的に強かったはずの日本企業の地位を21世紀の10年足らずの間に完全に奪い取りました。そこには欧州の人件費が高いとか半導体不況だからといった言い訳はありません。欧州拠点の企業にしかできない事は何か、どうすればアジアの企業が単なる下請けや顧客ではなく強力なパートナーになってくれるのか、勝つべき相手の日本企業が(日本国内での業界常識に拘るために)見落としていることがあるとすれば一体何か、というあたりを徹底的に推し進めた結果が現在に繋がっているように思います。そうやって日本の産業はコストではなくニーズに応えられなくなったことで追い落とされている、という現状を認識する必要があると思います。大企業や業界のしがらみを急速に解いていかないと、現在進行形のテレビ産業を含め多くの産業が早晩同じ運命にあるのでしょう。ちょっと話題それました。。

テレビ周りの産業も過去の成功体験から来る独りよがりな発想を捨て、業界環境をオープンに変えていくことが何よりも重要だと思えます。ここまでコモディティ化するとたかがテレビじゃないか、という声もあるかもしれませんが、本来デバイスとしてのテレビを見れば家庭内ITの核となる可能性を未だ秘めているわけで(なにしろ普通の家庭で最も頻繁に使われ管理される情報はやはり映像情報なわけで)、もし映像機器の延長上という固定観念を捨ててPCやIT技術との親和性を徹底的に推し進めれば、そこに大きなアプリケーション領域が発展する可能性があります。しかし日々進化していくITの文化と共生していく道を日本の電機メーカーや放送業界は頑なに拒んで排除し、それを業界の常識として疑うことすらできない”しがらみ”が見えるわけです。

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デジタルTV、TS抜きチューナー」カテゴリの記事

コメント

aniarexさん、当方TVTest0.9.0はテスト用に使う事はありますが常用していませんので、特にお役に立つ情報はありません。ネットで見てもBCUDでの類似障害情報は無いようなので、単純な設定忘れかランタイムの入れ忘れじゃないかと思いますが、責任持てませんのでこれ以上コメントは控えます。何度見直してもダメで、それでも動かしたいのであれば、2chの専用スレで聞いてみてください。(多分別のBonも勧められたりスクランブル解除のことを言われると思いますが、そういう問題じゃないと思います。)

ただTVTestは0.7.23でほぼ完成されていて根本的にバージョンアップしなければならない、という話は無いと思いますので、困るぐらいならまずは迷わず元に戻すべきだと思います。

先ほどのaniarexです。
念のため、デスクトップの画面の画像も添付しておきます。よろしくお願いいたします。
http://www.fastpic.jp/images.php?file=4765599691.png

当方、plex-BCUDを利用して、TVTest0.7.23(x86)でBSCSを視聴してたのですが、TVTest0.9.0 (x86)にアップグレードしたとたん、
BSCSともにまったく視聴できなくなりました。


TVTestで最初のスキャンをを試みるも全く反応なく、『チャンネルが検出できませんでした。信号レベルが取得できないか、低すぎます。[信号レベルを無視する]をチェックしてスキャンしてみてください。』
と出ます。


もっと細かく見てみると、TVTestの画面下部に表記されるdBの数値が-3.0を行ったり着たりとなっていました(Mbpsは9.0ぐらいを行ったりきたり)。


dBが0から上がらないで悩んでおられる方の投稿はよく目にしますが、dBがマイナス表記の事例はどなたかあるのでしょうか?


再度、TVTest0.7.23(x86)にインストゥールしなおしても全く同じ現象が起こります。
以前、最初にplex-BCUD、TVTest0.7.23(x86)を導入したのが、3年前ほどと久しいので単純な導入の方法ミスなのかもしれませんが、助言をお願いいたします!!

よし坊さん、無事インストールできたようで良かったですね。
>いまいちそこら辺の切り分けができずに、無駄な抵抗でアッテネーターやLNB給電のアダプターなども試したのですがやはりダメでした
というのはBS/CSの話でしょうか?
CATVに関しては(手前味噌ですが)この辺に解説してあります。
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/plex-usbfaq-px-.html#2Q6
BS/CSに関してはトランスモジュレーション方式ではないでしょうか?CATVであれば8割方がそうなんじゃないかと。
その場合ベランダや手摺り付き窓から南の空が見えるようなら、自分でアンテナ立てる方法もありますよ。CATVが来ているならNHK衛星契約済みだと思いますので、パラボラ立てても改めてNHK集金人がやってくることもないと思います。(保証の限りではありません。)
また地上波のパススルー方式は3種類ありますがその説明も上記リンク中にあります。

>TvTestにインストールするBonDriverはチューナーの個数分入れる必要は無いのでしょうか?
はい。S1UDの場合1つのBonDriverで挿した台数分共用できますので、TvTest用に個数分作る必要はありません。例えば2台使う場合は、2つのTvTestまでは同じBonDriverで同時に独立して動かすことができ、3つ目を動かすと「BonDriverの初期化ができません」のエラーが出ることになります。

初めまして
お陰様で先日購入致しました、PX-S1UDのインストールもスムーズに出来、地デジ視聴・録画環境を作ることが出来ました。
PC自作派なのですがソフト面には疎く、このサイトがなければ絶対無理だったと思います(汗)

低レベルな質問で申し訳ないのですが…

PX-S1UDのインストールに先立ちましてPX-BCUDの方も併せて購入し、分波器で分波した後にPCに本体・ドライバーなどをインストールしたのですが、CATVなのでTvtestで映りませんでした
(TvTestのチューナー選択でBonDriver_BSCSを選択し、放送局を選んでもEの数値がどんどん増え続けるのみで番組表の取得すらも出来ません)
これはPX-BCUDを購入する際に予め予測していた上での購入でした。

少し解らないのが、Tvtestの「設定」→「チャンネルスキャン」からPX-S1UDの対象チューニング空間を選ぶ際に、
「ウチはCATVから混合波が来ているので”地デジ(CABLE)“でスキャンするんだろう」と思ってスキャンしたのですが
地デジ(CABLE)ではスキャン出来ずに地デジ(UHF?)でスキャンできました。

リビングのテレビはケーブルテレビ会社から貸し出されているSTBに接続して映しています。
この環境はパススルー環境なのでしょうか?
いまいちそこら辺の切り分けができずに、無駄な抵抗でアッテネーターやLNB給電のアダプターなども試したのですがやはりダメでした(笑)

それともう一つ追加でPX-S1UDを購入したのですが、TvTestにインストールするBonDriverはチューナーの個数分入れる必要は無いのでしょうか?

拙い質問で申し訳ありません。
お時間の有る時で構いませんのでどうかよろしくお願い致しますm(__)m

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