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2013年6月

2013年6月19日 (水)

Windows8 PCの祭典 (主催 DOS/V POWER REPORT) 特別賞(グランプリ)受賞

ありがとうございます

http://www.dosv.jp/contest/8boot/result01.html

Win8pro2
Powerrepowin8awardmods

応募動画はこちら

http://www.youtube.com/watch?v=ub86b_-_l8E

現在の姿

http://www.youtube.com/watch?v=ioNtaGd0N8c

まあ実際のところWindows8 愛 などというものはなく(笑)、普通に使うために文句を言いながらいろいろ振る舞いを調べていたのが役立ったんでしょうか?

参考記事→ http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/windows8tips-px.html

なんだかんだで家のマシンも、3台がWindows8になりました。

...まあでも、メトロはこれからも使いません(キッパリ!

マシンの概要

とクダを巻くのはのそれくらいにして、受賞したマシンの概要ですが、実質上2つの投稿の併せ技で評価いただいたようです。というのは同社運営の「AKIBA PC Hotline!」で受賞作品としてご紹介いただいていたのは、下のほうにある②のほうでしたので。

上記「結果発表」ページにあるのは以下のマシンですが、

① ZOTAC Z77ITXマシン

Zotz77a

CPU: Intel Core i7-3770K
マザーボード: ZOTAC Z77ITX-A-E
メモリ: CFD ELIXIR 1GBx1
CPUクーラー: クーラーマスター Hyper TX3
SSD: Crucial C300 64GB
光学ドライブ:必要に応じて外付け
ケース:Lian Li  クモ型ベンチ台 PC-T1 から足を外したもの
電源: Enhance Flex 300W小型電源
モニタ: センチュリーplus one LCD-8000V

本来は連休中に現在のZ68-ITX機の後継機を作るつもりで集めていたパーツを使って、とりあえず②の投稿を補填する目的で、まな板で仮組みして起動時間を測ったものです。

バラック建てでみっともない造りですが、過去数回の同誌のコンテストの傾向からしても、選定される方々がベンチマーク好きなのか、自作PCとしての完成度の良し悪しにはあまり関係なく指定のスコアが高いか低いかで部門賞を選ぶ傾向があるように見えましたので。
まあその辺が前回(2011年の真夏の省電力の祭典)、表彰者が尽くチート疑惑を持たれた(いろいろ疑いが濃かった)という現象も生んだと思いますが、一応今回もそんな選定基準を置かれてはたまらないので、そのケースも想定して、良いスコアにその"スコア秘訣集"っぽいものを添えたものも追加で投稿してみた感じです。

まあでも今回の選考を見ると、部門賞もバラエティに富んでいて必ずしもベンチマーク重視ではなく、主催者側もいろいろ工夫と苦労をされたのではないでしょうか? ただどうしても「何故これが?(選ばれた・選ばれなかった)」という声はあると思うので、もう少し読者投票などの要素を多く入れてはどうだろうか、と思ったりもします。電子出版も始められて購読者ユニークなIDの特定はできるわけですから。。前は現地投票というのがありましたが既に選考されたものの中での投票で、ちょっと企画倒れだった気がしますし。

さて、そんなわけで起動時間のチューニングそのものはYoutubeのページにコメントも入れましたし、それ以上のものでもありません。

この「ベンチマーク専用機」より、これらのパーツを使って組んだ本来の目的の水冷機

Cpu_unit_z

のほうがいろいろご紹介できる所が多いのですが、これはまた別の機会に記事にしようと思います。(実はまだまだシステムとして完成していない。。)

② ASRock Z77E-ITXマシン

こちらのPCは結構あれこれ手間を掛けています。

CPU: Intel Core i5-3570S (4C4T)
マザーボード: ASRock Z77E-ITX
メモリ: CFD ELIXIR 1GBx1 (計測時のみ 実利用ではGeIL BlackDragon 2GBx2)
CPUクーラー: ENTINY ZT510のファンを外したもの
SSD: Samsung SSD 840 PRO 256GB(ブート)
   A-DATA SP900 128GB(ワーク:計測時には取り外し)
ケース:ANTEC ISK-100
電源: ケース内蔵90W
モニタ: センチュリーplus one LCD-8000V
ファンコン::T-Balancer miniNG

Bld_sleeve

投稿映像&ご紹介映像
http://www.youtube.com/watch?v=Vp55L5wcPuA
http://www.youtube.com/watch?v=ynSuL56uarE

といっても実は今年の3月ぐらいから今までテレビ視聴用に使っていたZacate機

Zacatea

のリフレッシュとして、ケースの中身を入れ替える形で少しづつ作っていたもので、ほぼ完成した状態だったのですが、Win8の高速起動コンテストの話を聞いて、BIOSをカストマイズし直してSSDを取り換えてOSを入れ直した、というのが主な対応点です。

Zacateマシンも悪くなかったのですが、コメント表示とか2画面表示とか始めると能力不足でしたので、今回はかなり能力に余裕を持たせて、かつ電圧を下げる省電力設定によってAC90Wでも動くようにしたのが特徴になります。

このマシンの工夫のしどころはいろいろありますが(省電力設定はYoutubeのコメントに書いたので割愛しますが手順そのものは教科書通り、またオールスリーブ化は梱包材のプチプチをつぶすような地味な作業ですので、気持ちを落ち着かせたい時に少しづつやった感じです。)、ユニークなところとしてはCPUの温度管理と静音化のためにminiNGを内蔵した点です。

miniNGは本来こんな感じで

Mining_connect

下面と両脇に大きなヒートシンクを付けており、ISK-100の小さな筐体の隙間に入れるのは困難なので、このヒートシンクを外し、代わりに以下のような感じで、レギュレーターの部分に鉄の放熱板を密着させ、全体をケースのカバーに接着する形にしました。

Pmining

miniNGを本来の出力で使うならこんなちっぽけな放熱板ではとても足りないのですが、今回はファン1個で2~3W程度を制御すれば十分なので、これで足りるかと。

Mining_connect2

miniNGのセッティングのほうは以下のようにCurve Modeを使い、

Miningasr03

CPUコア温度74℃で回転開始、78℃から速度を上げて90℃で100% 、Hysteresis(履歴温度幅)は8℃ という設定にしています。

随分高い温度域で制御しているように見えますが、実際はCPUの温度はヒートシンクの上で測っており、測定される温度はかなりコア温度との差がありタイムラグもあるので、余裕を持った補正をおこなっています。例えば以下の図では、

Miningasr01_3

センサは実際には40.5℃を計測していますが、それに補正をおこなってコア温度69.5℃としています。

この補正式はコア温度にセンサ温度が追従しにくい急激な負荷増のケースを想定していますので、通常の利用ではそこまでコア温度は上がらず、結果余裕をもった温度制御になっています。
実際、prime95などで最も負荷を掛けた時でもコア温度は70℃台後半、ファン速度も70%ぐらいで安定しますので、だいたい想定した制御が出来ているかなと。
またアイドル時はほとんどファンは回らず、TV鑑賞中でも5分おきに最低回転数で回って1分で止まる、ぐらいの感じで十分に静音性が保たれています。

このように実測しながらきめ細かい制御と補正ができるのがminiNGやbigNGの良いところなのですが、miniNGは更に、このような狭い場所にも(何とか)収納できるのが取り柄になります。

何だかWindows8とは殆ど関係ない話になりましたが、確かにこのくらいシンプルなマシンだとWin8の高速起動は効果が高く、今までZacate+win7で数十秒かかっていた起動がほとんど一瞬で終わります。
ただUEFI/GPTブートだと、起動SSDを引っ越したりマザーを交換したり、という面での自由度がだいぶ制限されるので、その辺は今後ツールが充実するのを待ちたいですね。
今のところUEFI/GPTブート環境のバックアップ&移行に使えそうなのはHD革命あたりなのですが、私はこのxx革命とか驚速xxとか、日本語で煽るようなネーミングのソフトは使いません。大抵海外製のエンジンを使いにくく改変していますから。
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Fast boot/GPTに対応したバックアップ/リストアツールについて

その後いろいろ試した結果、Fast Boot/GPT構成のWin8に対応したシステムバックアップ・リストアには Paragon Backup & Recovery 2013 Free Editionがなかなか良いことがわかりましたので、簡単にご紹介します。
これは無償の割にネットワークドライブへの保存や元のディスクより容量が小さい環境にもリストアできるなど、当たり前にできてほしい機能にきちんと対応しているところが、同じFreeでWin8対応を謳っているEASEUS Todo Backupなどより「使える」点です。
また評価としてはFreeだから良いというのではなく、通常使う機能としては有料のTrue Imageなどと比べてもWin8 Fast Boot/GPT対応も含めれば今のところ上ではないかと。

全体の使い方はこの辺を参照。ちょっと前のバージョンの説明になっていますが基本的なところは同じです。
http://mikisky40.web.fc2.com/kohza/kohza72.html

① Fast Boot構成で作ったローカルGPTドライブをバックアップするには、図のように

Paragonbkup1

バックアップ対象の指定でブート環境のHDD(SSD)の中身を全部指定します。具体的には上図のように、ブートドライブ(C:)のパーティションのほかに 回復/NO NAME/Local Disk と書かれたドライブ名のない区画の、合わせて4つを指定します。

バックアップ先はローカルの他のドライブを宛先にすることも出来ますし、図のようにlocal/networkドライブを指定して

Paragonbkup2

ネットワーク上の共有フォルダを指定することもできます。

Paragonbkup3

このようにバックアップを取っておけば、何か障害が起きて起動しなくなった時に、他の任意のPCを使って(sataに繋いだSSDなどに)システムディスクを復元できますし、リストアの際に図のように指定していって

Paragonrestr3リストア対象(ドライブ全部)

Paragonrestr4リストア先

ここで「Copy data and resize partitions proportionally」 を選ぶ。
Paragonrestr5

「yes, apply changes physically」を選ぶ
Paragonrestr6

以上のような指定で、元のディスクより小さなサイズのシステムディスクに引っ越すことも可能です。
(もちろん物理的に使用済サイズが収まることが前提です。またGPTドライブを復元するには復元先もGPTで初期化されていなければなりませんが、この辺は慣れの問題かと。)

私も今まではTrue Imageを長いこと使ってきましたが、比較するとバックアップファイルが1ファイルではなくフォルダになるような些細な違いはあるものの、ParagonはWin8のFast boot/GPTにきちんと対応している点は強みですし、何より昨今のTrue Imageは品質的にも迷走している感がありますので、今後その辺に対応したバージョンが出てもちょっと手を出しにくい気がします。
そういうわけで自分用の標準バックアップソフトは徐々にこちらに切り換えていこうかと思っています。

2013年6月17日 (月)

PX-Q3PE、およびPX-W3PEの活用メモ (Spinelなしですぐに使いたい人向け)

2015/01/30:  PX-W3PE_V2に対応しました。

6/14付けでPLEXから8チューナ(地デジ4チューナ、BS/CS110 4チューナ)のPC内蔵型カード PX-Q3PE が発売になりました。

ここではこれによって弟分となったPX-W3PEを併せて、クイックに活用するための手順を自分の導入備忘録として書いてみます。

なおここの手順はSpinelを使わずに、導入したPCだけで視聴/録画する手順です。Spinelを使って更にLAN上の任意のPCで視聴/録画できるようにすると活用方法が更に広がりますが、その手順は後日改めて別記事にしようと思います。

またこの手のチューナーを利用していく上でのFAQは別途、こちらにまとめてあります。もしうまくいかないことや疑問点があったら、随時参照してみてください。

また導入後にデバイスドライバーの更新をおこなう際の手順も、FAQの中のこちらにまとめてあります。(2013/10月版が最新)

ここからまずは個人的な感想ですので、すぐに設定を始めたい方はこちらにジャンプ。

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PX-W3PEの導入手順についてはもともと歴史のあるwiki

http://www22.atwiki.jp/px-w3pe/

が存在していて、Q3PEに関しても早晩加筆されていくと思います。

ただ私の個人的感覚では、wikiはどちらかと言うと後から百科事典的に使うのには適しているのですが、その性格上何かをゼロから始める場合に、時系列的に情報を追っていくには使いにくいと思います。

またwikiに書くときは私もそうですが、他の人の投稿内容と矛盾がないか、レベル感が合っているかなどいろいろ気を遣うため、箇条書きで個人的意見を一切除いた書き方になってしまいがちで、また他人の書いた記事がやや古くなっていると思っても、削除して全面改訂してもらうことも簡単ではありません。
もともと以前このBlogでW3U2(W3U3)の導入記事を書いたのも、その前にPT2を導入した時にpt2 wikiがいまいち使いにくいと感じたことが1つの動機になっていたので、当Blogの導入記事はそういった点を踏まえた「読み物調」にしています。そういった目的の違いがありますので、製品情報全般についてはW3PE wikiのほうも併せてご参照いただければと思います。

さて、私は新し物好きということもあるのですが、昨年末に構築した新録画サーバ機

C692q1_2

はもともとPCIe x1スロットを1つ空けてあり、ここに入れるためのW3PE

も同時期に1枚買ってありました。
とはいえそう急いで導入しなくても、W3Uxが合計4台使える状態で故障知らずだったり、ドングルタイプのチューナもあるので日頃の録画には全く困らないのですが、バックアップ構成をもっときちんとしたい、とか、このまま変わらず使って行くのも進化がなくてつまらないと思い、今後追加予定のPC環境にいろいろDTVについても試せる環境を作ってみようと考え、USB系のチューナを空けるためにも先だって、内蔵タイプを追加しようと思い立った次第です。

ところが昨年末の情報でW3PEの上位モデルにあたる8チューナタイプのQ3PEが発売されるという情報を聞き、せっかくの1スロットの有効な使い道に思えましたので、W3PEもお蔵入りさせたままこれを待っていたわけです。思ったより長らく待たされましたが^^
というような経緯で購入したわけですが、現在発売されたばかりのQ3PEの価格は2万円台後半と、W3PEやPT3を2枚買うより割高になりますので、空きスロットに余裕がある方はそちらを複数枚挿すほうが良いと思います。いずれ値段は下がってくると思いますので、十分にリーズナブルな値段になってから選択肢に加えれば良いかと。

現在のところは分配器不要で8チューナが使える点が嬉しいとか、私のように導入スロットを節約したい、1,2台しかないデスクトップPCで限られたスロットに更に有効に使いたい、という(新し物好きの)人にお勧めです。実際、衛星・地デジチューナとも2個づつだと録画中に他の番組を観るだけで使い果たしてしまうので、4個づつというのは結構安心感があり、より本格的な使い方に向いています。

図は実際にPC1台(2画面)に8チューナ分を同時に映してみたところです。

Q3pex8

これだけ映すとチューナやPCの性能に関係なく、GPU能力の限界で画面がカクついてきますが、普段は殆どのチューナを録画や番組情報取得のように裏で動かしますので、負荷的には大したことはありません。現在のインテルやAMDのメインストリームのCPUを使っていれば、ローエンドのデスクトップでも十分です。

感度の調整について

Q3PEは最初から安定度の面で問題はありませんでしたが、使い始めた当初、地上波チューナに感度のばらつきがある事が気になりました。図のように

Qtsense2

T0、T2に関しては問題はないのですが、T1は他より-2dB程度、T3は-4dB程度、感度が落ちています。(Driver BDA ver1.2)
ドライバーのバージョンアップにつれて感度のばらつきは改善され、またT3を最初に使った場合の感度低下のような現象も起きなくなりましたが、この程度の差でも受信状態の悪い環境では問題になるのではないかと思い、PLEXに問い合わせたところ、もう少しアッテネータ―を入れればばらつきはほとんど無くなるだろうとの回答でした。
といってもうちの場合は特にこれで受信にも問題もないのでそのままで使っていました。
なお衛星チューナーの方は4本とも感度良好でした。V1.1で細かい調整ツールも付きましたので、多少のばらつきがあっても調整できるようになっています。

ということで地上波は感度のばらつきを放ったまま使っていたのですが、後日たまたま配線を整理しようとオーディオキャビネットを開けたところ、地上波のアンテナ線の大元にブースターが付いていることに気がつきました。
どうやらかなり昔に取り付けたまま存在をすっかり忘れていたようです。私の家の地上波はCATVのパススルー環境なのですが、過去にW3U3など他のチューナーの感度を良くするために-15dBのアッテネーターを入れており、結局わざわざ増幅したものを改めて減衰させていたことになります。

そこで試しにこのブースターを取り除いたところ、T0~T3の全てで感度は最良値となりました。要は最初からCATV環境にアッテネータ―を入れるだけで良かったようです。^^ゞ

Qtsense3
(ちなみにW3U3等の受信環境はこの変更でも感度良好を維持)

結局Q3PEの感度のばらつきというのは、チューナー毎に許容できる信号強度幅に差があって、アンテナ線の信号強度が一部のチューナーにとって適していない(大抵の場合強すぎる)と起きる現象のようです。したがって感度が悪い場合はまずツールでソフトウェア的に調整し、調整し切れない場合もアッテネーター等で信号を弱める方向に調整すれば解消するようです。
私の家では地上波がそれに当たりましたが、BS/CS110の場合も、感度にばらつきがあって調整しきれない場合はアッテネーターを使ってみると良いと思います。
もちろん今後こういった特性も揃えて、より許容幅も広げてくれれば言うこと無いのですが、とりあえず感度はアッテネータ―で調整できる、という事を知っていれば大した問題でもないと思います。

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はじめに.PX-Q3PEとW3PEの概要

以下は両者を見比べたときの写真です。

表面

Q3pe_antenna

せっかくですのでアンテナを刺す場所のガイドを付けました。こういうのも書いといたほうが便利ですね。
何を隠そう、Q3PEを挿してから(PCの裏が狭く)どっちがどっちか判らなくなり、再度抜いて確認するハメになったのは私です。。(^^ゞ

ちなみにW3PEとQ3PEはアンテナ種別の並びが逆ですので、移行される方はご注意を。
Q3PE V1.0とW3PE V2.0のチェックボックスがありますので、W3PEの次のバージョンでは基板を共通化することになりそうですね。(→なりました。2015/1)

裏面

Q3pe2

チップを眺めてみると復調器は、W3PEは2ts(1T1S)処理可能な東芝のTC90512を2個使っていましたが、Q3PEではここに後継&上位チップのTC90522を2個使っています。

Q3pe_tos

これはPT3でも1個使われたもので4ts(2T2S)の処理能力があり、Q3PEはこれを2個で 8ts処理しています。
ただ基板を共通化するということはW3PEも、V2.0ではTC90522 1個に置き換わるかもしれません。

Q3pe_asic

コントローラはW3PEのASICENのASIE5606B2 1個(4ts処理)からQ3PEでは ASIE5606X8 1個に替っており、X8の名前の通り8ts同時処理をおこなうようです。後のほうにありますがドライバー側からは上位互換です。

余談ですが、PX-W3UxとPX-W3PEは、USBとPCIeの違いはあるもののほぼ同じような位置づけのチューナですが、W3Uxのほうは本来4ts処理能力があるASIE5606B2を2ts処理だけに使ってそれを2個並べ、USBデバイスとして独立した(2tsの)チューナが2つぶら下がっているように見せてます。
この辺何故そうしたのかはわかりませんが、結果としてBonDriverの構成の違いになっています。
USB版のW3UxはTとSで1種類づつしかなく、コピーするなり共有すれば同じBonDriverで実チューナ数だけ使えるのに対し、W3PEはTとSでそれぞれ実チューナ数(4個)ぶんのBonDriverを用意している、という違いがあります。
W3UxはOSが1個1個の(3波)チューナを別USBデバイスとして区別していますが、W3PEは1枚のデバイスはOSから1つしか見えないので個々のチューナを区別できません。
BonDriverは元祖Bon(凡=Friio)の時代からの仕様として、空いている同種のデバイスがある限りは複数立ち上がることができますが、埋まってしまうと「BonDriverの初期化ができません」とメッセージを出して停止してしまいます。
それを避けるために4種類のBonDriverを別に作って、それぞれからドライバに送るコマンドを変えてチューナを識別することになります。(実はPTxもそういう構造なのですが、PTCtrl.exeというプログラムが介入してテーブルを基に振り分ける仕組みになっています。)

さて何を言いたいかというとQ3PEもW3PEと同じ作りで8チューナ分になっただけですから、、必要なBonDriverも8個(4T4S)に増えます。
とはいっても基本は互換性があり、ドライバに指定する名前がW3PE→Q3PEに変わりTUNER番号の4~7が追加になるだけですので修正は簡単で、W3PE用のBonを基にしてパッチを当てることで、普通に動くBon(Ver0.99r)が数時間で出来ました。

ただ後日、V1.0の付いたBonDriver(正式版?)がupされましたので、以降そちらを使った説明にしています。(Ver0.99rには上書きすればそのまま使えますので、先に導入された方はご都合の良い時に置き換えてください。ただしチャンネル定義の修正に注意。)

ちなみにUSB版の8チューナの噂もありますが、もし出るとしたらさすがにコントローラを贅沢に4個積むわけにもいきませんので、複数のBonを使い分けることになりそうです。私個人としてはBonが分かれていても不都合は感じませんが、面倒だと思う人がいたら誰かPTCtrl.exe相当のプログラムを書いても良いですね。
感想はここまでで、以後が導入レポート兼手順になります。

1.ハードウェアの導入

0)導入手順は1枚挿しでも2枚以上挿しでも同じ

この話をどこに入れようかと考えたのですが、判りやすいように一番最初に入れることにしました。
以下ではQ3PE/W3PEを1枚挿す時の手順を説明していますが、2枚以上挿す時も、予約録画設定(TVRockまたはEDCB)までは手順は全く一緒です。(デバイスマネージャーにデバイスが枚数分見えるようになるだけです。)
動作がどう違ってくるかは、後ほどTVTestの起動テストの項でご説明いたします。

但しもちろんQ3PEとW3PEを併用する時は、それぞれのH/WやBonDriverの導入を個別に実施してください。

1)前提ランタイム類の導入

Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)

Visual C++ 2005 SP1 セキュリティ更新プログラム KB2538242  (vcredist_x86 を選択)
  (尚、このKB2538242の導入で「使用できないネットワークリソース」というエラーが出た場合は、こちらをご参照。)

Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)

Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ  (x86)

をそれぞれクリックして、表示された画面で「ダウンロード」をクリックしてください。
なお、「その他の推奨ダウンロード」のような画面が現れたら何も選択せず、画面を下までスクロールして「ダウンロードせずに続けます」を選択してください。

ダウンロードのダイアログが現れたら、「実行」を選択して導入してください。

Cppruntime2005

この画面では「はい」と答えれば導入されます。また「修復」「アンインストール」二択の画面になる場合は既に導入済みですので、「キャンセル」を選んで導入を終了させてください。

この辺は必要ですというしかないので、説明は割愛させていただきます。
なおTVTestを動かすためのVC++2005だけあれば良いという解説もありますが、使用するプラグイン等で2008や2010が必要な場合がありますので、とりあえずこの3つを入れておくのが無難だと思います。

解凍ソフトの準備

以後のソフト導入手順の各所でzip や7z などの圧縮ファイルを解凍する必要があります。
OS標準の機能でもzipは解凍できる場合がありますが、TvTest用のfixなどで使われている7z はOS機能やExplzhでは解凍できませんので、その辺ピンと来ない方は適切なフリーの解凍ソフトを導入しておいてください。zipも7zもlzhも区別なく解凍できるようになります。

例1)7-Zip
http://sevenzip.sourceforge.jp/
導入するとファイル上右クリックで7-zipのメニューが追加されており、そこから展開(=解凍)、圧縮を指示することが可能になります。

例2)WinRAR
40日を過ぎるとライセンス購入のメッセージが出ますが、毎回「閉じる」を押せば一応継続して利用可能です。
http://www.diana.dti.ne.jp/~winrar/download.html

2)デバイスドライバの導入

Q3PEのドライバは、PLEX公式サイト

http://www.plex-net.co.jp/product/pxq3pe_download.html

から、最新版のBDA Driverを適切なフォルダにダウンロードしてください。Q3PEの場合最新版はBDA Driver Ver.1.3 になりますので、それをダウンロードします。

W3PEの場合、最新版はこちらになります。(V1.x、V2共通ドライバです。)

http://www.plex-net.co.jp/product/px-w3pev2/download.html

今後サイト上のドライバ名称はいろいろ変わる可能性がありますが「BDAドライバ」が入ってる最新版をDLすればokです。

なお、もしQ3PEのドライバをV1.0(あるいはV1.1、V1.2)からV1.3にアップデートする場合、まずは必ず現在使っているバージョン(V1.0.、V1.1など)のドライバファイルに添付されているUnstall_Driver.batをダブルクリックして、現在のドライバを削除してから、①以下の導入手順を実施してください。
V1.3に添付されているUnstall_Driver.batではそれ以前のバージョンのドライバは削除できませんので、ご注意ください。

これはW3PEの場合も同様で、アップデートの基本は「現状導入されているドライバ・バージョンに付属していたアンインストーラ」を使って現在のドライバを削除してから、新バージョンのドライバを導入してください。

① 準備(Q3PEのみ)

さて、Q3PEでDriver を入れる場合、私の環境ではいきなり導入するとレジストリの関連項目の一部がアクセスできなくなる不具合が起きました。
具体的には、BSCSの感度を調整するために付いている「PX-Q3PE_ISDBS感度調整ツール」を後から適用しようとしてもエラーが表示され適用できず、しかも該当項目を削除もできなくなりました。
これは環境依存の問題だと思いますが、これが起きるとドライバからも該当の設定内容が読めなくなりますので、色々な不具合の原因になります。
そこで以下ではそれを回避する手順にしました。

念のため導入前の準備として、(Windows7以降をご使用の方は)以下のファイルをダウンロードして

「回復ポイント作成用バッチ.zip」をダウンロード

これを適切なフォルダに解凍し、中のバッチファイルを「右クリック→管理者として実行」してください。これでレジストリの回復ポイントが作成されますので、万一上記の現象が起きても、

BDAドライバを Unstall_Driver.bat でアンインストールした上で、コントロールパネル→回復 から システムの復元

で、導入前の状態に戻せます。
(なお、Vista以前をご使用の場合はこちらこちらの手順で、同じように回復ポイントを作成できます。)

次にBDA Driver Ver.1.3 を解凍し、まずドライバを導入する前に

①中にある圧縮ファイル(Utility.zip)を再度解凍し

②解凍した Utility の下にある PX-Q3PE_ISDBS_Normal_Gain_Setting.reg をダブルクリックして適用

してください。②が上記不具合を回避するおまじないですので、お忘れなく。

Q3prepare

また解凍した \PX_Q3PE_20131021_BDA_Signed フォルダの下がDriverフォルダになります。

② ドライバの導入(Q3PE、W3PE共通)

図のようにDriverフォルダ下のBDA_drvier_64または32をご使用のOSに合せて開き、

Q3pedriverinstall2

ここの Install_Driver.bat をダブルクリックして実行してください。セキュリティの警告が出る場合も図のように答えればOKです。

なお、ドライバの導入はデバイスをPCに挿した後でも大丈夫ですが、その場合も導入後に「3.PCに装着」 を参考にして、デバイスマネージャーで正しく認識されていることを必ず確認してください。

3)PCに装着

PCを一旦シャットダウンして、カードをPCIeスロットに装着します。私のPCでは写真のようになりました。

Q3pe_located

ロープロファイルのスリムな基板のお蔭で、このような狭い場所でも装着できます。

内蔵カードリーダを使う場合はB-CASカードを写真の向きに挿してください。それでFakeWinSCardも問題なく使えます。もちろんUSBカードリーダやBonCasLinkで他のPC上のB-CASを使う場合は、ここに挿す必要はありません。
ちょっとしたTipsとしては(コメントでもいただいた情報ですが)見た通りこのカードリーダはガッチリとしたホールド感はないので、何かが強く当たるとカードが抜けた状態になる可能性があります。
そういう心配がある場合、カードを挿したらテープなどで補強しておくと安心です。

なお言わずもがなとも思いましたが初めての方用に念のため、余分なB-CASカードがない場合は、この辺を参考に別途入手しておいてください。

装着したらアンテナ線を繋いでください。
尚、受信環境について良くあるご質問なのですが、もしアンテナやCATVパススルーからの線が地上波・BS/CSの「混合」で来てる場合は、必ず(「分配器ではなく」)このような「分波器」を使って

地上波・BS/CSの線に分けてから、それぞれの端子に繋いでください。そうしないと受信不良の原因になります。
また元が「混合」でない場合でも、分波器を入れるとバンドパスフィルタとしてノイズをカットすることで受信状況が改善することがあります。不定期にドロップするなどノイズが入ってると思われるかたは、分波器を試してみると良いと思います。

もう1点、地上波・BS/CSとも言えることですが、もしCATV/光TVのSTB経由パススルーや共同アンテナ等からブースターを経由してアンテナ線が来ている場合、このチューナーにとっては信号が強すぎて受信状態が悪くなる場合があります。
以下の手順に沿ってTVTestを導入した後、該当される方は受信状態を確認して、受信できなかったり受信状態の悪い局が続出する場合は(本来パススルーや業者設置のアンテナ環境で受信状態が悪い筈はないので)、リンク先を参照の上、アッテネーター(減衰器)をSTBの出口に導入すると、ほぼ解消すると思います。

装着が終わったら、PCの電源を入れてください。
OSが起動したら、コントロールパネル→デバイスマネージャーで以下のように、

Q3pe_devman

「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の項目にQ3PE(W3PE)が認識されていればOKです。認識されないか、黄色い!や赤のXマークが付いている場合は挿し直し、挿すスロットの変更などをやってみてください。(スロットによる動作不良はマザーボード不良やグラボ等の相性で可能性として起きる問題でPT3やRAIDカード等でも同じ話なので、うまく動かない場合にチェックしてみると良いと思います。)

4)パラボラアンテナ給電(LNB給電)、および感度の初期設定について

LNB給電の設定

ご自宅で衛星放送をパラボラアンテナを立てて視聴している場合、アンテナ内蔵の周波数変換モジュール(LNB)を動作させるために受信機のどれかから給電する必要があり、PX-Q3PE、W3PEにもその機能があります。

これはCATV/光TVパススルーの環境や共同アンテナを使っている場合には不要で、またブースターが既に設置してある場合にも不要です。そういう方は読み飛ばしてください。
(もちろんそもそも衛星放送の受信設備がない方も、とりあえず読み飛ばしてください。)

LNB給電は他のレコーダやテレビからおこなうことも出来ますが、現在のテレビは節電関連の法令で電源切るとLNB給電も切れてしまう仕様なので、判らない場合はとりあえずLNB ONにしておくと良いと思います。

さて、LNB給電を使うには

Q3PEの場合、 1-2)で解凍したドライバのフォルダ中にある \Utility\LNB というフォルダ

W3PE V1.xの場合、こちらの旧ドライバファイルをダウンロード&解凍し、中にある\Utility\LNBフォルダ

W3PE_V2の場合、1-2)で解凍したドライバのフォルダ中にある \Utility\LNB フォルダ

以上のそれぞれを開いて、図のように

Q3pe_lnbonoff

LNB_ON_PX・・.reg というファイルをダブルクリックしてください。確認メッセージが出たら「はい」と答えればOKです。

なおVista以降のOSの場合、たまにUACの設定によってはこのLNB ONの変更が弾かれることがあります。上記操作をおこなってもLNB給電ができていないような場合は、リンク先の記事も参考にしてください。

なおQ3PEのデバイスIDは0B06_0002_PE、W3PEの場合は0B06_0001_PE、W3PE_V2では0B06_0003_PEになります。

また分配器によっては給電できる端子に制限がありますので、この辺も参考に。

BSCS、および地上波感度調整ツールの適用(Q3PEのみ)

(1) BSCS感度調整ツール

さてQ3PEの場合、環境によってはBSCS、特にCSのFOXムービーやスペシャプラスなどの高周波チャンネルでS3の感度が低下する場合があり、V1.1ではその調整のためのツールが、Utilityフォルダの直下に添付されています。

PX-Q3PE_ISDBS_Amplifier_Gain_Setting.reg (入力を増幅させる)
PX-Q3PE_ISDBS_Attenuation_Gain_Setting.reg (入力を減衰させる)
PX-Q3PE_ISDBS_Normal_Gain_Setting.reg (入力そのまま)

私の環境(パラボラを自前設置・ブースター無し)で試したところ、Amplifierが最適でした。
ただしS3に限って上記CS高周波チャンネルでの感度低下が見られましたので、Amplifierをベースにそれを調整した

PX-Q3PE_ISDBS_Custom_Gain_Setting.reg

を添付いたしました。チューナー導入時は上の添付の3つのどれかではなく、まずはこれを解凍し、ダブルクリックして適用してください。(何もしないと十分な感度が得られない場合が多いですので、まずは難しく考えずにこの"Custom"を適用しておくと良いです。)

後で感度が思わしくない場合は受信状態を見ながら他のものを適用して調整できますし、中身はチューナー毎に3つの感度パラメータの組み合わせになっていますので、他を参考にしながら編集して、チューナー毎に細かく調整することも可能です。

(2) 地上波感度調整ツール

Q3PEではDriver Ver1.2から、T0~T3の感度のばらつきを抑えるため、(1)と同じUtilityフォルダの直下に新しく「地上波感度調整ツール」が追加されています(PX-Q3PE_ISDBT_xxxx_Gain_Setting)。
ここではまず、PX-Q3PE_ISDBT_Low_Gain_Setting.reg をダブルクリックして適用してください。

TvTestを導入した後、地上波を映してみて、下のステータスバーに表示されているdB値が十分な値(地上波の場合20~30dB) になっていないときは、xxxxはLow、Middle、High、Maximumの4段階ありますので、TvTestを動かしながら順に試して、下に表示されているdB値が一番大きくなるものを選んでください。その際T0~T3でそれぞれ、特にT3で感度が良好かも確認してください。
感度調整ツールの適用はリアルタイムで効きますので、TvTestを動かしながらその場で結果を確かめることができます。私のところではLowが一番良い感度でした。

なお(1)、(2)のツールは名前が紛らわしくフォルダも分かれていないので、間違えて適用しないよう注意してください。

他に注意として、たまにこのレジストリ操作がUACによって弾かれる事があります。(1)(2)を適用しても結果が全く変わらないように見える方はここもご参考に。(Q3PEのデバイスIDは0B06_0002_PE)

地上波ブースター機能(ISDB-T_LNA)について (W3PEのみ。W3PE_V2では衛星ブースター機能も追加)

PLEXチューナには地上波の信号を増幅するブースター機能がついています。
Q3PEだと地上波チューナ個別に自動調整する事になったためこれはお任せ(AUTO)しか選べませんが、W3PEの場合自動ブースター調整は2個ある地上波チューナ両方に同時に効いてしまうため、AUTOのままでは同時受信時に片方の受信状態に引っ張られてもう片方が乱れることがあり、これを避けるためにブースターは手動でも設定できるようになっています。
チューナー導入時には以下のように手動設定しておくのが推奨です。

W3PE V1.xの場合、旧ドライバファイル

http://www.plex-net.co.jp/product/pxw3pe_download.html

をダウンロード&解凍し、中の\Utility\ISDB-T_LNA_Controlフォルダを開いてください。

W3pe_lna

またV3PE_V2の場合は、未だ感度調整Utilityが添付されていませんので、こちらのファイルをダウンロードし、中の\Terraフォルダを開いてください。

「W3PE_V2_LNA.zip」をダウンロード

以上それぞれのフォルダで、

 ISDB-T_LNA_Manual_Mode_ByPass.reg をダブルクリックして「ByPass」にセットしてください。

大抵の場合はそれで大丈夫です。

設定が終わって実際に利用するようになってから、受信レベルの悪い地上波チャンネルがある場合に、できるだけ多くのチャンネルで受信レベルが適切になるよう、ここにある.regファイルを使って「Amplifier(増幅)」や「Attenuation(減衰)」、あるいは更にリンク先の手順で細かい調整をおこなうこともできます。
(「増幅」したからと言ってTVTestのdB表示が増えるとは限らないことはご注意ください。チューナにとって適切な信号レベルを上回っても下回っても、受信強度は低下します。)

またUACによって設定が弾かれる場合もたまにありますので、、適用しても結果が全く変わらないように見える方はここもご参考に。(W3PEのデバイスIDは0B06_0001_PE、W3PE_V2のデバイスIDは0B06_0003_PE)

なお、V3PE_V2では上記でダウンロードしたファイルの中に\Satellite というフォルダもあり、そこにある

 W3PEV2_ISDB-S_Amplifier_ON.reg
 W3PEV2_ISDB-S_Amplifier_OFF.reg

というファイルで衛星ブースター機能の設定も可能になっています。これはまずOFFで設定してみて、うまく受信できない時はONも試してみてください。

2.ソフトウェアの準備

0) 作業用フォルダ

大したことではないのですが、以降でファイルを8個とか複製してリネームするような作業が度々ありますので、デスクトップとか適当なところに、作業用フォルダを作っておくと便利だと思います。
デスクトップに作業用フォルダを作成するには、図のようにデスクトップ上で右クリックして「新規作成」→「フォルダ」を選ぶと、デスクトップ上に「新しいフォルダー」が作成されます。

Q3pe_work

この「新しいフォルダー」の上で右クリックして「名前の変更」を選び、「作業用フォルダ」など適当な名前にしておいてください。以降ではここを「作業用フォルダ」と呼ぶことにします。

1) BonDriverのダウンロードと準備

PX-Q3PEの場合、BonDriverはこちらから適切なフォルダにダウンロードしてください。
解凍すると中身は以下のようになっています。

Q3pe_bon10

ただしこの「BonDriver***.ini」ファイルは、BSのチャンネル番号が適切でなく、チャンネルプリセットを使うとTVRockが誤った選局をしてしまったり、他機種のBonDriverとチャンネルファイル(.ch2ファイル)を使い回すことができないなど、ちょっと不便な点があります。
その点を修正するために こちらの"チャンネル定義修正ファイル"をダウンロードして解凍し、

Q3pe_bon10_chmod

中身を上記BonDriverに上書きしてください。結果は以下のとおりになります。

Q3pe_bon10_moded

このセットをQ3PE用BonDriverとして、以降で使います。

PX-W3PE V1.x の場合は、BonDriverはこちらから適切なフォルダにダウンロードしてください。
解凍すると、中にはW3U2、W3PE、S3Uの名前が付いたフォルダがありますが、そのうちのBonDriver_PX_W3PEフォルダを開いてください。中は以下のようになっています。

W3pe_bon1x

またPX-W3PE_V2の場合は、BonDriverはこちらから適切なフォルダにダウンロードしてください。中にはTVTest関係の余分なファイル(バージョンが古いので使ってはいけません) が入っていますが、以下の図の反転しているファイルのみを別のフォルダにコピーして、マスターとして使ってください。
W3pev2bd

ただし、これらの中にある

BonDriver_PX_W3PE_S0.ini
BonDriver_PX_W3PE_S1.ini

以上のファイルはいずれも、設定が古かったり他のPXシリーズとのチャンネルマップの互換性が無かったりしますので、以下のファイルをダウンロード&解凍し、

「W3PE_BonIniAlter.zip」をダウンロード

これらに上書きして置き換えてください。

以上をW3PE用BonDriverとして使います。

2)TVTest用チャンネル定義ファイル(最新版)のダウンロード

BS、CSチャンネルの最新内容の反映のため、以下のファイルを

「Preset_BS.ch2」をダウンロード

「Preset_CS.ch2」をダウンロード

「右クリック」→「対象をファイルに保存」で、「作業用フォルダ」にダウンロードしてください。

(上記の名前のままでDLするように注意してください。ときどきブラウザが勝手に.txtという拡張子に改変してダウンロードしようとする場合がありますので、その場合は再度この操作をやり直して、拡張子が.ch2になることを確認してください。)

3)FakeWinSCardの準備(内蔵カードリーダを使う場合のみ)

この準備はUSBカードリーダやBonCasLinkを使う場合には必要ない、というよりしないでください。(ファイルを入れてしまうと、内蔵カードリーダを優先して読みにいってしまいB-CASカードが読めなくなりますので、ご注意ください。)

内蔵カードリーダを使う場合は、こちらから「fake-kaixxxx.zip」を適当なフォルダにダウンロードし、解凍した中にある「WinSCard.dll」 を「作業用フォルダ」にコピーしてください。これがFakeWInSCardと呼ばれる有志作成のモジュールで、Q3PEの場合もW3PEの場合も、内蔵カードリーダをスマートカードリーダのように使えるようにしてくれます。

なおFakeWinSCardとは何者かを知りたい方はこちらのリンクもご参照ください。通常は上記のWinSCard.dllと、BonDriverに添付されているCardReader_PX.dll/iniの3つをセットで使います。TVTestだけではなくRecTask/EDCB/Multi2dec/TsSplitter/BonCasServiceなどの実行フォルダにこのセットを入れれば、同じようにBCASカードリーダとして使えるようになります。
CardReader_PX.dllは実は(ドングル以外の)PLEX3波チューナに共通のモジュールですが、CardReader_PX.iniの記述でどの機種のカードリーダを使うかを指定しています。BonDriverに付属のものはその機種を指定するように最初から書かれているので余り意識する必要はありませんが、機種を混在させる時は判りにくくなるので、セットアップ時に中を見て確認したほうが良いと思います。

ただし能力的にはUSBカードリーダの方がやや上です。Q3PE 1枚やW3PE 2枚程度であれば内蔵カードリーダで十分ですがそれ以上の数のチューナに増やしたり、何かのシステム環境と干渉して内蔵カードリーダがうまく働かない場合は、以下のような実績あるUSBカードリーダを使ってみるのも良いと思います。

4)TVTest環境の準備

リンク先からTVTest 0.7.23(x86)をダウンロードしてください。

上記でうまくダウンロードできない場合はこちらにもアーカイブがあります。

これを適切なフォルダに解凍して、内容をTVTest実行用フォルダ(以降では\TVTestフォルダとします)にコピーしてください。

次に、Microsoft DTVデコーダに対するバグを修正するため、こちらから 0.7.23fixをダウンロードし、解凍します。
 上記サイトがリンク切れしている場合、こちらの一覧からTVTest_0.7.23fix.zipをダウンロード&解凍して使ってください。
中にある2つのファイルを\TVTestフォルダにコピーして、 TVTest_0.7.23fix.exe をダブルクリックし実行してください。
Tvtestfix_2

正常終了が表示されてTVTest.exeの日時が 2013年2月28日11:00 になれば適用終了です。

次に、\TVTestフォルダに、1)のBonDriverの内容、および2)3)で作成した「作業用フォルダ」の内容を上書きコピーしてください。
結果、以下のような構成になるはずです。

Q3pe_tvtest1_2
W3PEの場合もBonDriverはチューナ数の分少なくなりますが、同じ構成になります。)

以上でTVTest環境の準備は完了です。

3.ソフトウェアの起動と設定

1) TVTestについて

①TVTestの起動

BCASカードを適切にセットした上で、\TVTestフォルダにある TVTest.exe をダブルクリックしてください。すると初期設定画面が出ますので、図のように選択(入力)します。

Q3pe_tvtest2_3

デコーダは7/Vistaであればデフォルトで「Microsoft DTV-DVD」デコーダが付いてきますので、それを選べます。Winodws8の環境や、XPで選択できるものがない場合は、リンク先をご参考に「ffdshow Video Decoder」などを導入して、ここで選択ください。またVista/7のかたもMicrosoft DTVデコーダが必ずしもベストな画質ではないですので、一通り稼働確認が済んだら同じリンク先の手順でいくつかデコーダを入れてみて、好きなものを選択すると良いと思います。
また、PCに PowerDVD が導入されていれば、「CyberLink Video/SP Decoder」を使うのがベストだと思いますが、PowerDVD11以降を導入されている方はこちらもご参照ください。)

フォルダを作成しますか?に「はい」と答えると、図のようになりますのでこれにも「はい」と答えます。

Q3pe_tvtest3_2

②チャンネルスキャン

BSのチャンネルスキャンの画面になりますので、「プリセット読み込み」をクリックします。

Q3pe_tvtest4bs

次に「対象チューニング空間」で「CS110」を選び、同じく「プリセット読み込み」をクリックしてください。

Q3pe_tvtest4cs

終わったらOKを押します。

次に左下の「BS」と表示されているところをクリックすれば図のように表示されますので、「BonDriver_PX_Q3PE_T0」をクリックします。(W3PEの場合はBonDriver_PX_W3PE_T0)

Q3pe_tvtest5

画面上で右クリックし、「設定」を選びます。

「チャンネルスキャン」→「対象チューニング空間」で、アンテナの環境に合わせてUHFかCATVをセットします。

なおここで「CATV」を選択するのは、CATVのSTB経由のうち"UHF帯域外周波数変換パススルー方式"の場合のみです。("UHF帯域内"や"同一周波数"パススルー方式との違いについてはこちらをご参照ください。)
正直CATV会社はこの辺の技術的な仕様を、ユーザーが判らないだろうと見なしているのかほとんど公開していないのですが(意外とWikipediaに情報があったりします)、わからない場合はCATV、UHFを順に試してみても良いと思います。

Q3pe_tvtest5ts1

さて、地上波は(ワンセグの話は除いた)普通の放送でも、同じ局で複数の番組を流す「マルチ編成」になる場合があります。

例えばNHK総合は野球中継の時、たまに「総合2」にチャンネルを切り替えるように促されることがありますが、それがマルチ編成の例の1つです。
最近は独立局、例えば東京MXなどが積極的にこの「マルチ編成」を売り物にしています。NHKEテレは2編成、放送大学も3編成に分けているコマがありますので、お勉強好きの方にも関係があります・・

TVTestのチャンネルスキャンでこの辺に対応するには、上図で「サービスを検索する」にチェックします。(マルチ編成対応不要ならチェックしなくて大丈夫です。)

以上で、「スキャン開始」を押します。

図のような画面で暫く待たされたあと、
Q3pe_tvtest5ts2

数分で地上波のスキャンが終わります。

次に、上で「サービスを検索する」にチェックした場合、いろいろ余分なチャンネルがスキャン結果に出てきますので、整理します。

表示されているチャンネルのうち、マルチ編成を見る可能性のある局のみ、複数あるチャンネルを全てチェックし、マルチ編成でない局(一般の民放キー局や系列局)は、一番上のチャンネルだけ残して、あとはチェックを外します。具体的には以下のようにチェックを外していきます。

Q3pe_tvtest5ts3(注)テレ玉は実はマルチ編成らしい

Q3pe_tvtest5ts4_2

以上の編集が終わったら、「OK」をクリックします。

③スキャン結果のチャンネルを全チューナへの反映

②の操作を、BonDriver_・・・S1~S3 T1~T3で繰り返せば全チューナにチャンネル情報が反映しますが、結構面倒くさいと思います。

ここでは、一旦TVTestを終了させてから、以下のようにチャンネルファイルを全チューナー分コピーすることで反映させます。

TVTestを終了させ、「作業用フォルダ」の中身をクリアした上で、\TVTestフォルダにあるBonDriver_・・・S0.ch2 ファイルと、BonDriver_・・・T0.ch2 ファイルを「作業用フォルダ」にコピーします。

Q3pe_tvtest6

この.ch2ファイルのコピーを3個(W3PEの場合1個)づつ作って、末尾がS1~S3、T1~T3 (W3PEならS1とT1)になるようにリネームします。
以下はその手順例です。
Q3pe_tvtest7

Q3pe_tvtest8_2

Q3pe_tvtest8b

以上で揃った8つのch2ファイルを、\TVTestフォルダに上書きコピーします。

Q3pe_tvtest8c

以上で全チューナへのチャンネル反映完了です。

④残りの設定作業

\TVTestフォルダあるTVTest.exeをダブルクリックして起動し、画面上で右クリック→設定を選びます。

以下の順に残りの設定をおこないます。

「一般」タブ
Q3pe_tvtest9a

図のように「現在のサービスのみスクランブル解除」をチェックしてください。(重要)

また,、EMM処理にもチェックし、CPUに合せてSSSE3またはSSE2の設定もおこなってください。
(上の図のように、AMD系CPUで少し古いものは"SSSE3"は使えない事がありますので"SSE2"のほうが確実。どちらにしてもここは大した差はありません。)

いちばん上の「BonDriver検索フォルダ」は空欄にしておいてください。そうすれば\TVTestフォルダにあるBonDriverを自動的に探し、またチャンネルファイル等もそこに作成されます。

「録画」タブ
Q3pe_tvtest9b

図のように、「現在のサービスのみ保存」と「現在のサービスのみスクランブル解除」にチェックしてください。(重要)

また、「ファイル名」の欄に以下をコピペしておくと、
%event-name% %channel-name% %month%月%day%日%hour%時%minute%分.ts
録画ファイル名が「番組名 局名 月日時分.ts」のようになり、判りやすくなります。

「ステータスバー」タブ
Q3pe_tvtest9ab
大したことではありませんが、図のように番組情報やビットレートをチェックして表示させるようにすると便利です。

以上で設定は終わりです。「OK」をクリックしたのち、TVTest画面右上のTvtestxをクリックして、一旦TVTestを終了させてください。

⑤動作確認

\TVTestフォルダあるTVTest.exeを右クリック(ドラッグ)したままデスクトップにカーソルを動かし、

Tvtestdand

そこで放す(ドロップ)すると、図のような選択枝が出ますので、「ショートカットをここに作成」を選択します。

Tvtest_making

これでデスクトップに図のようなアイコンが出来ます。

Tvtest_2

これをダブルクリックすればTVTestが起動します。

これでTVの視聴と、簡単な録画ができるようになります。

TVTestを起動して左下(BSとかUHFと表示されるところ)をクリックし、「チャンネル選択画面」をクリックすると、

Photo

図のような画面になります。

Q3pe_tvtestac_3

ここでPX_Q3PE_XXにカーソルを合わせてチューナ(に対応するBonDriver)と放送波を選び、そのまま右にカーソルをスライドさせて観たいチャンネルのところでクリックすれば、チャンネルが選べるようになります。
(なお、起動直後は番組情報は空欄ですが、いくつかチャンネルを開くうちに番組情報が表示されるようになります。)

TVTestは複数画面立ち上げることができます。
ただしQ3PEが1枚だけの場合、2番目以降のTVTestを立ち上げようとすると、直前のTVTestと同じBonDriver = チューナ を掴んで起動しようとするため、以下のようなメッセージが出て画面も黒いままですが、

Q3pe_tvtestae

OKをクリックしてメッセージを消したのち、上記の方法などで使われていないBonDriver = チューナ を選び直せば無事画面も表示され、独立して使えるようになります。

このようにしてQ3PEの場合、8個(地上波4、BS/CS110も4)まで、TVTestが独立してチャンネルを表示できます。 (W3PEの場合は4個 = 地上2+BS/CS2)

なお、この振る舞いは、Q3PEが2枚以上挿してある場合には少し変わります。
その場合、1つのBonDriverで使えるチューナは1つだけではなく、挿してある枚数分迄が使えます。したがってTVTestは、先に同じBonDriverを使ったTVTestが動いていても枚数分迄起動可能で、かつ独立して動くことができます。
したがって8×枚数分 のチューナが独立して使えることになります。
(W3PEの場合も全く同じで、4×枚数分 が使えるようになります。)

さて、以下はTVTestの操作例ですが、例えばTVTest画面下(ステータスバー)にある「録画」ボタンを左クリックすれば、視聴中の映像をそのまま(もう一度このボタンをクリックするまで)録画できますし、同じ所で右クリックすれば

Q3pe_tvtestad

「(EPG情報を利用して)この番組を最後まで録画する」とか、「詳細」で開始/終了時刻を指定して録画するなど、いろいろな録画方法が選べます。

TVTestは基本的に高機能なテレビとして使える他、プラグインなどによって便利な機能を追加していくことができるのが特徴ですので、リンク先も参考にしてください。
この段階でTvtPlayも導入しておくと良いと思います。他にニコニコ実況プラグインWhiteBrowserなどもお勧めです。

以上でTVTest動作確認完了です。

Q3pe_tvtestaca
.

2) TVRockを使った予約録画

本格的な予約録画、例えば番組表を見ながら空いているチューナに録画予約していったり、キーワードなどの条件に合う番組を毎日自動的に探して録画予約していくためには、これからご説明するTVRockか、後ほどご説明するEDCB(EpgDataCap_Bon)を使うのがお勧めです。
(両方使う必要はありません。どちらか好きな方で良く、一長一短はありますがどちらでも高度な予約録画システムを組むことが可能になります。)

まずここでは、TVRockを使うための設定と、その使い方を解説いたします。

① TVRock関連ファイルのダウンロード

TVRockは、リンク先のファイル置き場から「期限解除パッチ適用済みTvRock09u2(up0699.zip)」をダウンロード可能です。それより前のバージョンはTvRockスレ@ウィキ の倉庫にあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html

DLしたファイルは適切な実行用フォルダ(以下、\TVRockフォルダとします)に解凍してください。

また、TvRockOnTVTestの最新バージョン(Mod 9.1r2)をこちらよりダウンロードします。
上記リンクからダウンロードできない時は、TvRockスレ@ウィキ の倉庫にもアーカイブがあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html

TvRockOnTVTestは解凍後、「TvRockOnTVTest.ini」 と「TvRockOnTVTest.tvtp」の2つのファイルを、TVTestを導入した\TVTestフォルダの下の、\Pluginsフォルダ にコピーしておきます。

② BS/CS最新チャンネル対応のための前処理

\TVRockフォルダにあるtvrock.exeをダブルクリックして、TVRockを起動してください。

以下のような初期化ダイアログ、

Tvrockinit

あるいは

Tvrockinitb

が、(場合によっては何回か)出ますが、全てキャンセルを選んでください。
(なお、キャンセルを選ぶのはこの時だけです。以降の手順や通常の起動時に同じダイアログが出るときは、常に「OK」と答えてください。)
タスクトレイにTVRockアイコンTvrockiconが表示されまますので、その上で右クリックし、「設定」を選びます。

表示されたTVRock設定画面で「システム設定」のタブを選びます。

下図の赤丸の「TvRock作業フォルダ」で「参照」を押して、\TVRockフォルダの場所 をセットしてください。

Tvrock1

以上でOKを押し、タスクトレイのTvRockアイコンに戻って、右クリックし、「TVRockの終了」を選んでください。

次に、以下の2つのファイルをそれぞれ「右クリック」から「対象をファイルに保存」を選び、\TVRockフォルダを指定して、「保存」をクリックしてください。上書きしますか?と聞かれたら「はい」と答えます。

「ch-bs.txt」をダウンロード

「ch-cs.txt」をダウンロード

③ 地上波プリセットファイルの作成

BS、CSのチャンネルは全国共通なので、②のように作成済みのプリセットファイルが使えますが、地上波は地域により様々なので、ご自身でTVTestでスキャンした結果をもとに以下の手順でご用意いただく必要があります。
プリセットファイルを作っておけばDtune.batで設定する毎に編集する必要もなく、現在のチャンネルやマルチ編成などの情報が常に反映されます。

地上波プリセットファイルはTVTestでスキャンした.ch2ファイルを基に作成しますが、ネットを調べたところ Blog「空に架かる橋」さんがシンプルで使い易いツールを作っておられましたので、これを活用する手順をご紹介します。

予め、「作業用フォルダ」の中身をクリアしておきます。

次に、こちらに

http://soranikakaruhashi.blog.fc2.com/blog-entry-132.html

「TvRock用ch-ts.txt生成バッチ」ツールのプレーンテキストがありますので、それをテキストエディタにコピペして.batの形式で保存すれば良いのですが、簡単のためこちらに.bat形式にしたものを上げておきました。

「gen-ts.zip」をダウンロード

これを解凍して、中にある gen-ts.bat を「作業用フォルダ」にコピーします。

次に\TVTestフォルダを開き、中にあるチャンネルファイル BonDriver_PX_Q3PE_T0.ch2 を「作業用フォルダ」にコピーします。 (W3PEの場合は BonDriver_PX_W3PE_T0.ch2 )

Tvrock_tsgen1

次に BonDriver_PX_Q3PE_T0.ch2 ファイルを、gen-ts.bat の上にドラッグ&ドロップします。

Tvrock_tsgen2

数秒後「作業用フォルダ」の中に、ch-ts.txt というファイルが作成されますので、

Tvrock_tsgen3

これをダブルクリックしてテキストエディタで開き、内容を確認してください。

Chts1

マルチ編成を意識してスキャンしていると、マルチ編成でない局も1のような番号が付いています。
このまま使っても別に不都合はないのですが、ここで決めた「チャンネル名称」はTVRockでずっと使っていきますので、気になったらこの段階で編集しておいてください。
 (編集の際、局名は数字・記号・スペースを含めて全て全角文字を維持してください。)

局・マルチ編成の追加やチャンネル番号等の変更があったらその都度、ここの手順に戻ってTVRockに反映することができます。しかし定義済みの「チャンネル名称」をここで別のものに変えてはいけません。(ここで変更してしまうと、新旧の名前の局が二重に定義されてしまいます。) その点ご注意ください。

Chts2

以上で保存してください。この ch-ts.txt ファイルが地上波プリセットファイルになります。これを\TVRockフォルダにコピーしてください。

Tvrock_tsgen6

④ Dtune.batによる設定その1 チューナー設定

次に、 \TVRockフォルダにある、DTune.batをダブルクリックしてください。 確認メッセージの後、「TvRockDTVターゲットの数」=使用チューナの数 の指定画面が出てきます。

Tvrockdtune_4


ここでは製品種別と枚数に従って、以下のように指定してください。

枚数 PX-Q3PE PX-W3PE
1

Q3pe_dtune8_3
 8チューナーを選択

Q3pe_dtune4_2
 4チューナーを選択

2

N/A

Q3pe_dtune8_4
 8チューナーを選択

なぜこのパターンだけかと言うと、1つのTVRockで管理できるチューナー数は8個までなので。付いているチューナーを全部使おうとすると自然とこのパターンになるかと。。
ただしTVRockは複数TVRock間で連携して動かすことができる特長を持っていますので、9個目以降のチューナーがあっても(Spinelを介して)仮想PC上で分散して動かせば良いのですが、その辺は下のほうで解説してあります。

実際使い込んでくると、地上波ばかり録画する人や逆に衛星放送ばかり録画する人は、均等に割り当てるんじゃなくて地上波:衛星を5:3や2:6にしたい場合も出てきます。そういう場合も(不足分のチューナーは追加するとして)下記の手順の中で割り当てを変えれば良いのすが、最初からいろいろ考えるのは混乱しますので、まずはこの通りやってもらえば良いんじゃないかと。
後からまたDtune.batを動かせば、いつでも割り当ては変えられます。(若干の注意点はありますが、知っていれば大した話ではありません。)

さて、チューナー数を選択して「次へ」をクリックすると、チューナー設定画面になります。

Tvrock_dtune1_2

この画面が選択したチューナー数ぶん出てきますので、順に以下のように入力していきます。

チューナー番号 PX-Q3PE PX-W3PE
1

「視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ」に、\TVTestフォルダを指定。

録画先フォルダを適切に指定。

「チューナータイプ」を地上波デジタルに指定。

「実行アプリ名(視聴用)」を tvtest.exe とし、オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T0.dll /DID A

を入力。

「実行アプリ名(録画用)」も tvtest.exe とし、オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T0.dll /min /nodshow /DID A

を入力。

「視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ」に、\TVTestフォルダを指定。

録画先フォルダを適切に指定。

「チューナータイプ」を地上波デジタルに指定。

「実行アプリ名(視聴用)」を tvtest.exe とし、オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T0.dll /DID A

を入力。

「実行アプリ名(録画用)」も tvtest.exe とし、オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T0.dll /min /nodshow /DID A

を入力。

2

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S0.dll /DID B

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S0.dll /min /nodshow /DID B

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S0.dll /DID B

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S0.dll /min /nodshow /DID B

他はチューナー1と同じ

3

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T1.dll /DID C

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T1.dll /min /nodshow /DID C

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T1.dll /DID C

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T1.dll /min /nodshow /DID C

他はチューナー1と同じ

4

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S1.dll /DID D

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S1.dll /min /nodshow /DID D

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S1.dll /DID D

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S1.dll /min /nodshow /DID D

他はチューナー1と同じ

W3PE一枚挿しの場合はここまで

5

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T2.dll /DID E

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T2.dll /min /nodshow /DID E

他はチューナー1と同じ

↓以下はW3PE二枚刺しの場合↓

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T0.dll /DID E

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T0.dll /min /nodshow /DID E

他はチューナー1と同じ

6

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S2.dll /DID F

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S2.dll /min /nodshow /DID F

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S0.dll /DID F

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S0.dll /min /nodshow /DID F

他はチューナー1と同じ

7

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T3.dll /DID G

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T3.dll /min /nodshow /DID G

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T1.dll /DID G

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T1.dll /min /nodshow /DID G

他はチューナー1と同じ

8

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S3.dll /DID H

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S3.dll /min /nodshow /DID H

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S1.dll /DID H

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S1.dll /min /nodshow /DID H

他はチューナー1と同じ

チューナー設定画面はチューナー個数分、「次へ」「戻る」で自由に行き来が出来ますので、例えば tvtest.exe や「\TVTestフォルダ名」などの文字はまとめてコピペして、また1番の画面に戻る、といった入力方法が可能です。

そういった方法を活用しながら、入力ミスのないよう確実に進めてください。ここの入力欄は小さいので間違いに気付きにくいのですが、ここでの入力ミスはトラブルに直結します。

チューナーを全て設定し終わったら、「次へ」を押してください。チューナー振り分けの確認画面が出ますので、再度「次へ」を押すと、チャンネル設定画面に移ります。

⑤ Dtune.batによる設定その2 チャンネル設定

最初に地上波のチャンネル設定画面になりますが、上(③)で作成したプリセットが反映されているかを確認し、問題なければ「次へ」を押してください。

Tvrock_tsconf

周波数変換パススルー方式CATVの場合は、別の注意点もあります。こちらもご参照ください。
.

次にBS、CSの設定になりますが、これらは、プリセット値のままでOKですので、順に「次へ」を押していきます。

Dtunebs

Dtunecs

最後に番組スキャンを行いますが、これは後でいくらでもスケジュール起動できますので、適当なところで強引に中断して良いです。

Tvrockdtune__3

「次へ」をクリックすると、TVTestが2タスク起動して番組スキャンを開始しますので、タスクバーから右クリックで、「ウインドウを閉じる」を選択して2タスクとも終了させてください。

すると数分待たされたあと、「終了しました。次へ進んで下さい。」の画面になりますので、「次へ」を押します。
更に「次へ」を押せば、「終了」のボタンが出てきますので、クリックしてください。起動したWeb画面は終了させてOKです。

⑥ TVRock「設定」画面で残りの設定

DTuneを終了させると、TVRockは以下のようにタスクトレイに最小化されていますので、右クリックして「設定」を選択します。

Tvrock_2

設定画面では、以下のような設定をおこなってください。

システム設定 タブ

-右上の(スリープ復帰の)タスクスケジューラ使用については、マシン環境によってうまく使える場合も、使えない場合もあります。とりあえず外した設定にして、もしうまくスリープ復帰&録画ができない場合は改めてチェックした上で、WindowsのIDとパスワードをここで指定してください。

DTune.bat 実行直後は、ここがチェックだけされてID&パスワードがない状態ですので、そのままではエラーになってTVRockを終了させることもできません。チェックを外すか、ID&パスワードを入力するかのいずれかを必ずおこなってください。

Tvrock2_4a

‐ムービーフォルダは適切なフォルダを指定しておきます。

‐ログイン時にTVRockが自動起動するよう、「ログイン時に起動」をチェックしておきます。


録画基本設定 タブでは、録画予約のときのデフォルト設定として、

-視聴・録画デフォルト: 「録画のみ」として録画中に映像が表示されるのを抑止し、CPUパワーを節約します。

-録画終了後デフォルト: 「アプリケーション終了」として、録画終了時に速やかにチューナーを解放するとともに、録画サーバーが休止やスリープしない設定にします。

-ファイル名置換フォーマット

これは私の例ですが

@TT@SB@NB [@CH] @yy年@mm月@dd日 @sh時@sm分(@wk曜日)

としています。内容の判りやすいファイル名にするのと同時に、できるだけファイル名をユニークにして、万一シリーズ物が同じファイル名になって上書きされるのを防ぐためです。

Tvrockdefault_2_2

インテリジェントタブ

-左下のTVRock番組表のセクションは、「起動する」をチェックしたうえで、もし番組表アクセスを特に規制しない場合は「認証無し」とし、(家の中でも)制限したい場合は「Basic認証」をチェックした上で適切なユーザーID&パスワードを入力しておいてください。

Tvrock_4c

プロセスタブ

必要に応じて終了後コマンド等を定義しておくことができます。

ただし、これは敢えて今定義しておく必要はありません。ただ後でいろいろ録画サーバーとしての使い方を考えていく時に便利な機能ですので、ここでご紹介しておきます。

書くときは コマンド名:スクリプト のフォーマットで、複数行のスクリプトでは頭に同じ コマンド名:を付けていきます。以下が例です。

Move_XX:MOVE "%1" "移動先フォルダ・パス名"
 Move_XX:コマンドで録画後、ファイルを指定したフォルダに移動させる。

例えば家族で録画サーバーを共有しているときに、自分用の録画は自分用のフォルダで管理したいですので、そういう時にはこのような後処理コマンドでそれぞれ専用のフォルダに移しておく、という使い方ができます。

リンク先には予め動作するタイミングを規定されたコマンド予約語と、引渡しパラメーターの説明があります。終了後コマンドには予約語以外の名前を付けること。また 予約語:の形で、スリープ再起動時など規定時に走る自動スクリプトをここで定義することもできます。

Rockpostprocessr

 他の例として、HandBrakeを使ったMP4(H.264)自動エンコードをここでご紹介しておきます。
HandBrake はオープンソースで無料で使えるグローバルでも有名なソフトウェアで、そこらの有料ソフトより遥かに自由度が高く、また音ずれのない高品質なMP4が作成できます。2014/11に出たVer0.10.0 ではTSファイルの処理はほぼ完全に信頼できますし、加えて(ハードウェアがサポートしていれば:下の囲みを参照)高速・低負荷なQSVエンコードや、より高度なH.265エンコードも正式サポートするようになりました。
ただしCPUを激しく喰いますので、ハイエンドPC向け。(QSVが使えればローエンドでも実用的です。)
処理中は何も表示は出ませんが、リソースモニターCoreTempで見るとCPUをブン回していることで、処理していることが判ります。

ここでは以下のコマンドを定義しています。

HD:"HandBrake-H.bat" "%1"
 HD:コマンドで、解像度を保ったまま圧縮率を高めたMP4ファイルに変換。元のファイルと同じフォルダに、*.H.mp4 のファイル名で保存される。サイズは元の数分の1に圧縮される。

iPod:"HandBrake-L.bat" "%1"
 iPod:コマンドでDVD画質の高圧縮MP4に変換。元のファイルと同じフォルダに、*.L.mp4 のファイル名で保存される。サイズは元の1/10以下に圧縮される。
 再生環境もiPodやZacadeクラスで十分。

他にも以下のようなコマンド定義が可能です。

VH:"HandBrake-VH.bat" "%1"
 HDコマンドと同様に解像度を維持しますが、さらに画質重視のプロファイルです。但し圧縮率は1/3~1/4程度ですので、1時間を越えるようなHD番組では使わないでください。(出力ファイルが4GBを越えるとMP4コンテナの問題で出力サイズが急増します。)

HD_QSV:"HandBrake-H_QSV.bat" "%1"
iPod_QSV:"HandBrake-L_QSV.bat" "%1"
VH_QSV:"HandBrake-VH_QSV.bat" "%1"

 それぞれのQSV版です。使い方は下の囲みをご参照ください。

265L:"HandBrake-265L.bat" "%1"
265H:"HandBrake-265H.bat" "%1"
265VH:"HandBrake-265VH.bat" "%1"

 同じく、H.265版です。概要はリンク先をご参照ください。

 いずれも元のTSファイルも残るので、チェック後不要になったら元ファイルは消していくと良いです。(一応サンプルにはエンコード後元のファイルを自動で削除する方法もコメントしてありますが、TSファイルは使い勝手も良いですので、後でディスクを整理するときにTSファイルとしては要らなくなったものをまとめて手で削除するのがお勧めです。)

これらのバッチコマンドを使うには、HandBrakeプログラムのほか対応するバッチファイルが必要です。リンク先で「TVRockの録画後コマンドでエンコードをおこなう方法」 までの手順に従って、HandBrakeプログラムとエンコード用バッチを導入してください。

ちなみにインターレース解除処理については、元ファイルが放送TSである事を前提に deinterlaceをSlowerに設定しています。インターレース解除処理をしたくない場合はこのパラメータを削除してください。

尚、HandBrake 0.10.0はシステム環境がサポートしていれば、インテルのQSVを使えるようになっています。
前提条件は、QSVの使えるインテルCPU&マザーボードとWindowsVista以降で、以下のいずれかの条件を満たしていることです。

-インテル内蔵グラフィックスがプライマリモニタになっている
-またはWindows8以降でインテルグラフィクスが(プライマリでなくても)画面出力されている。(実際にはモニタに繋いでいなくてもちょっとした騙し手順でQSVが使えます。)

-またはLucid Virtu (Virtu MVP含む)が動いていて、そこにC:\Program Files\Handbrake\HandBrakeCLI.exe が登録してある。

いずれの場合もインテルグラフィクスドライバは最新版にしておくのが確実です。(古かったりマザーボード付属のものだと動かない可能性があります。最新版はインテルHPからDLできます) またグラボを併用する場合はグラボからの画面出力が4画面以上になるとQSVが働かなくなるという制約がありますので、ご注意ください。

実際にQSVが使えているかの確認方法は、エンコード中にGPU-ZでIntel HD Graphicsを選択して、SensorsタブのGPU Loadの項目を見れば、QSVが動いていれば(少なくとも)ゼロではない負荷がかかっていますので、それで判断できます。

QSV版は、同じプロファイルでCPU負荷は半分以下、エンコード速度は3倍~6倍は速い、というメリットがあります。
エンコード品質については、通常版(x264版)とは性格が大きく異なりますので単純には比較はできませんが、同じプロファイルでできるだけ似たような設定にしています。ただしQSV版の場合インターレース解除は全てQSVのdeinterlace機能を使う設定です。
圧縮率は通常版(x264版)と比較するとやや悪く
、エンコード後ファイルサイズは1.2倍程度になります。それでも速く、手軽にローエンドのPCでも使えるのが魅力ですし、今までのMC7やEspressoのような簡易ソフトとは格の違う本格的エンコードソフトがサポートしたことにより、その真価を発揮し始めた感じです。

  各プロファイルの圧縮率比較 (条件によって異なるので、あくまでサンプルによる参考値です)

Handbrakeresults2

これを見るとQSVの能力は圧倒的で、家電の「専用チップによるリアルタイムエンコード」を過去の遺物にしてしまう程ですが、HandbrakeのCPUエンコードは画質も圧縮率も更に優秀ですので、その辺は時間とCPUパワーとの相談で、うまく使い分けてください。

さて、終了後コマンドが定義してある場合、録画予約の際に図のように 「終了後コマンド」で指定することができます。(ここではHD:コマンドを指定)
デフォルトの「規定コマンドを実行」は通常何もしませんが、規定コマンドのTN:(チューナーデバイス録画終了後に実行)のスクリプトが定義してあれば、他を指定しない限り録画後は常にそれが実行されます。

Postcommandsample

.

⑦ EPG番組表の取得

TVRockを使った録画予約は、番組表からの操作が基本になります。逆に言えば、番組表を取得していなければ殆ど何もできません。したがって、まずは番組情報取得のタスクを定義します。

タスクトレイのTVRock右クリックで「インテリジェント」-「番組情報取得」を選び、 以下の画面で、対象チャンネルを設定してください。

Photo_4

特に不要なチャンネルがなければ、地上波、BS、CSとも全チェックで良いと思います。(視聴することのないチャンネルや、例えばCSを契約していない場合CSを全解除にしておけば、それだけ番組取得の時間は短縮されます。)

次に、上のように「同じ放送波の同時取得時には高速化を行なう」チェックし、「番組情報取得条件」は「無条件取得」にセットした上で、「記憶する」のボタンをクリックしてください。

あとは「開始」を選べば、番組表取得のためのTVTestタスクが2つ(地上波用とBSCS用)起動し、タスクバーに2つTVTestが表示されます。
このタスクは、30分程度で終わりますので、しばらくそのまま置いておいてください。

終わったらブラウザのアドレス欄に

http://localhost:8969/nobody/now

をコピペしてEnterを押せば、番組表にアクセスできるようになります。
ここをお気に入り登録しておけば、以後簡単に呼び出せるようになります。

ただし、使用ブラウザには注意する必要があって、IEの9.0以降だとこの番組表表示に非常に時間がかかったり、最悪のケースではTVRockが落ちる事があります。
したがってTVRockの番組表アクセスには、FireFoxを使うのが無難です。それらをまだ導入していない場合は、リンク先から導入してみてください。導入自体は数分で終わります。
これらのブラウザを他の用途で使わない場合は、上記番組表アドレスをホームページに指定しておけば起動するだけで番組表が表示されますので、これはこれで便利になります。

ただしこれらのブラウザは導入時や最初の起動の時に、「デフォルトのブラウザにするか?」などと聞いてきます。
その気がなければはっきりと「いいえ」と答えてください。またその時に「起動のたびに確認するか?」というようなチェックボックスがあったら、確実に外しておいてください。

Tvrock_programtable

さて、放送中のテレビ画面(TVTest)自体はSpinelを導入しない限り他PCでは観られないのですが、

(録画済みや録画中の追っかけ再生なら、フォルダ共有してTvtPlayで視聴可能)

TVRock番組表へのアクセスはLAN上の任意のPCからでも可能で、全く同等に操作できます。(VPNを定義すれば外出先からアクセスすることも可能です。)

方法は、上記ブラウザのアドレスバーにlocalhostではなく、TVRockの動いているPCのIPアドレスまたはネットワークIDを以下のように入れてEnterするだけです。

http://ネットワークIDまたはIPアドレス:8969/nobody/now

(ネットワークIDが判らない時は、コントロールパネル→システム→システムの詳細設定 で「コンピューター名」のタブを見れば判ります。)

これをブックマークしておけば手元のPCでいつでも録画予約したり、ログで録画結果を確認することができます。(使用ブラウザの注意点は上記と同じ)

Tvrock_remote

.
さて、ここまででとりあえずは手動(「インテリジェント」-「番組情報取得」)で番組表を取得済みですが、30分という標準時間では地上波全チャンネルには少し足りず、衛星放送全チャンネルには全く足りません。
上記番組表を見ると後ろのほうのチャンネルは完全に空白になっていると思います。

本来地上波は首都圏のチャンネル数だと40~50分、またBS、CSだとそれぞれ2.5時間(合わせて5時間)程度は必要になります。

これを毎回手動でやっていると大変ですので、定期的に番組情報を取得するタスクを定義します。

番組情報取得の簡単コース

簡単のため、定義済みの定期タスクをインポートできるようにしましたので、よかったら使ってみてください。使い方は以下の通りで、まだ録画予約をしていない方であれば使えます。(録画予約済みデータがあると上書きされて消えてしまいますので、ご注意ください。)

まずはタスクトレイのTVRockアイコンを右クリックして、「TvRockの終了」を選んでください。

次に、以下のファイルをダウンロードし

「GetProgramPreset.zip」をダウンロード

解凍後、8チューナー構成(Q3PE 1枚又はW3PE 2枚構成)の場合は \Q3PE フォルダの中、4チューナー構成(W3PE 1枚構成)なら \W3PE フォルダの中の 「tvrock.sch」ファイルを、\TVRockフォルダに上書きコピーしてください。

tvrock.exe をダブルクリックして、TVRockを再起動します。

TVRockアイコンで右クリック→予約リストの上にカーソルを持っていくと、以下のように「番組表取得スケジュール」が4つ(8チューナー用)または2つ(4チューナー用) 定義されている筈です。

Tvrock_autoprogram

それぞれのレコードの上でクリックすれば、上図のように定義内容が表示されます。
とりあえずは「コンピュータ名」が正しく使用中のコンピュータ名になってるか確認し、間違っていたり空欄の場合は、プルダウンから正しいコンピュータ名を選んで、OKを押してください。

以上で昼の12時にスタートする番組表取得タスクが、地上波は毎日、衛星放送は週2回定義されます。
また8チューナー構成ではそれぞれ2つのタスクを同時に動かすことで約半分の所要時間に「高速化」します。
 

開始時間、曜日等も自由にカストマイズできますので、ご活用ください。

上記簡単コースを使わず普通に定期タスクを定義する場合、まずは「インテリジェント」-「番組情報取得」で、番組情報取得タスクを起動します。

タスク動作中に右クリック→「予約リスト」から「番組情報取得スケジュール」のレコード(2つ)をそれぞれ開いて、画像のように書き換えてください。

これでOKを押せば定期タスクとなり、番組情報を自動的に取得してくれるようになります。

Tvrockprogramdltask

地デジと衛星用に、チューナー1,2でそれぞれ差し障りのない曜日、開始時刻を指定しておくと良いと思います。取得できる番組表は取得日から1週間分で固定(ただし地デジ難視聴対応BSチャンネルは2~3日分のみ)ですが、図のように「カスタム」を選んで複数曜日を指定しておくと番組変更に対応しやすくなるのと、仮に取得に失敗したチャンネルがあっても次回でリカバリーできます。

番組表取得の時間を短縮するには、2チューナー以上を同時にスケジュールすることによる「高速化」の機能が利用できます。
上記作業を何回かくり返せば番組情報取得タスクを何個でも増やせますので、同じ時間に開始する別チューナーのタスクを増やしていけば、例えば1チューナーで5時間かかる番組表取得も、2チューナーなら2時間30分、3チューナーなら1時間40分程度にまで短縮されます。

なお、この番組情報取得タスクは、他の普通の録画予約に比べると優先度は低く置かれています。
TVRockは利用可能なチューナー数を越えた予約が入ると、優先度の低いほうから予約をキャンセルしていきますが、もし万一番組情報取得タスクと時間帯が重なってそういう状況が起きたとしても、こちらが先に無効になることにより、本来の録画を邪魔しないような仕組みになっています。
.
⑧ 使い方その1.予約録画

番組表を取得できれば、利用のための準備はできましたので、あとは実際に使いこなしていくだけです。いろいろな機能がありますが、以下のような使い方を覚えれば十分だと思います。

予約は、上で解説しているように適切なブラウザで「TV番組表」を表示して、対象の番組で、「予約」をクリックして録画予約していきます。

Tvrock

これが便利ですね。ブラウザーの「お気に入り」に追加しておけば、以降は直接呼び出すことができるようになります。

ただし、初期状態ではこの「予約」ボタンが、下の図のように個々のチューナーを選ぶボタンになっていることがあります。

 Tablenotprior

その場合は番組表の図の位置にある、「優先デバイス予約」という欄をクリックすれば、「予約」ボタンの表示に変わります。そうしておけば予約時には、空いているチューナーを自動的に割り当ててくれるようになります。

Switchtoprior_2
.

もう1つ、応用編として、キーワードによる自動予約録画の機能をご紹介しておきます。

TVRock番組表→キーワード検索から、タイトルキーワード、詳細キーワードを入れれば、番組表の中から条件の合致する番組を検索することができます。

Keywordserch1

ここから更にキーワードを足したり、チャンネル、ジャンル、曜日などで絞り込むことが可能です。
キーワードをいろいろ組み合わせて、例えばタイトルに「007」を含んで「全作ガイド」を含まないものを検索する(007 not 全作ガイド)のような指定が自由にできるのもTvRockの特長です。 簡単な正規表現を併用すれば更に絞り込みができますので、慣れてきたらやってみると良いと思います。→この辺を参照。
(キーワード欄の正規表現を使った書き方は対象文字列(タイトルや詳細)を?と書き、
 ?=正規表現  とすればマッチするのが条件
 ?!正規表現  とすればマッチしないのが条件
となります。それを()で囲むことでこの正規表現検索が有効になります。更にそれをスペースを空けずに繋げて行けばAND、|を挟んで繋げていけばORになります。とりあえずは (?=.*キーワード1)(?=.*キーワード2)・・ で複数のキーワードを含む検索 というのを覚えれば十分かと思います。)

この検索結果に対してそのまま「予約」ボタンを押してもいいのですが、今後もこの検索条件に引っかかる番組を自動録画していくためには、この画面で「自動検索予約の編集」ボタンを押します。

そうすると、この画面になります。

Keywordrecording_2

ここで録画時の必要な情報を入れてください。私の場合いつも入れているのは、

(1) 「録画優先度無効」のチェックを"外す"。(デフォルトだとここがチェックされていますが、そのままだとチューナーの先約があるときに、自動で代替チューナーを割り当ててくれません。チェックを外すと空いている順に割り振ってくれます。)

(2) 「既に予約されている番組は登録しない」にチェック。(2重の録画を避けるため。)

(3) ファイル名が「番組タイトル+サブタイトル」だけだと情報が少ないので、「番組内容をサブタイトルへ変換」と「番組詳細をサブタイトルへ変換」の両方をチェックして、サブタイトル=「番組内容+番組詳細」 に変換する。

(4) (3)の指定だけだとファイル名が余りに長すぎるので、変換したサブタイトルをもとに適切な長さのファイル名を生成する。(注:たとえば私が常用している映像管理ソフト「WhiteBrowser」では、パス名+ファイル名が 255Byte を超るとエラーが出ることがありますので、それに収まるようにしています。)
ここでは「ファイル名置換」をチェックして、ファイル名のネーミングルールを

@NS1'^.{0,30}'@NS2'(出演|主演).{0,15}'@TT@PS1 @PS2@NB [@CH] @mm月@dd日

としています。これはちょっとした正規表現を使っていて、こうすると
タイトル名+サブタイトルの先頭30文字+(もしサブタイトル中にあれば)出演か主演に続く15文字+[局名]+月日.ts
というファイル名になります。 ^.{0,30} の部分が「番組内容+番組詳細」の先頭30文字(30文字以下なら全ての文字)のマッチング、(出演|主演).{0,15} の部分が同じく、出演または主演に続く最大15文字のマッチング を指定しています。

このようにファイル名にいろいろ番組情報を反映して後で判りやすくできるのも、自動検索予約機能の特長の1つです。

以上のような必要項目を入力したら、「自動検索予約リスト登録」を押してください。

一度登録しておけば、自動検索予約リストから削除するまでこの設定は有効です。新しい番組表が取得されるたびに、同じ検索条件で予約が追加されていきます。たとえ何週間か家を空けることがあっても、自動で番組を検索して録画していきます。

また良く映画のプロモーションなどで、注目している女優さんがバラエティ番組などに直前に出演決定し、番組表にもそれが直前に反映されることがあります。大抵こういうのは地上波ですので、地上波の番組表取得を毎日にしておけば、その辺も上手く拾える場合があります。

また、どんな番組が予約されるのか時々チェックするのも楽しいのですが、特に衛星系の放送局では、同じ番組の繰り返し放送も多いので、時々「予約リスト」をチェックして重複に気づいたら、予約無効(○→×に変更)にしておくと良いと思います。("削除"してしまうと、また登録されます。)

また検索条件の変更は、「自動検索予約リスト」で該当の項目を選び、「キーワード編集」のボタンを押せば検索画面が出てきますので、そこでいつでも変更可能です。
 例えば詳細キーワード「戸田恵梨香」で自動的に録画予約されるのは良いんだけど既に「デスノート」「SPEC」「アマルフィ」は録画したから今後は予約しないでくれ、という時は
タイトルキーワード: .* not (デスノート|SPEC|アマルフィ)
詳細キーワード: 戸田恵梨香
というようにキーワードを変更していけば良いわけです。

他にこの自動検索予約の応用として、いつ放送するかも判っていない番組を見逃さないための「発見機」としても使えます。
適切な検索条件をつけた自動検索予約を登録しておき、以下の図のように

Autoserchvariation

「有効」欄の○をクリックして✕にしておきます。
こうしておくと、検索条件に合った番組があったら「予約リスト」上に「有効」が✕のまま登録されますので、時々予約リストをチェックしていれば見過ごすことがありません。目的の番組であればそのまま「有効」欄をクリックして○にすれば録画されますし、目的でない番宣のようなものなら放っておけば良いわけです。
たとえば半年前の新作映画がそろそろテレビ放映されそうだけどいつなのか判っていない、とか、毎年夏はジブリ映画をやる筈だから忘れずに録画しておきたい、というような時に、こうやって登録しておくと便利です。
また、シリーズ物や俳優/女優さんの名前を検索条件にしていると、次第に観たいものはほぼ録画してしまって番宣や再放送など不要なものばかりが予約され、いちいちXを付けるのが面倒、でもたまに観たいものもあるので自動検索から外すわけにいかない、という場合もあります。
そういう時にも自動検索予約リストには載せたままで「有効」をXにしておいて、予約リストをときどきチェックしながら録画したいものだけ○を付ける、という方法が結構使えます。

⑨ 使い方その2.Rockバーによる視聴用ランチャー

TVRockは「Rockバー」がTVTestの視聴用ランチャーとしても便利で、主にこの目的で使っている人も多いです。

Rockバーは、タスクトレイ上のTVRockアイコンで右クリック→インテリジェント→Rockバー を選ぶと立ち上がります。

Rockbarsample_3

この図で、①でチューナーをクリックし、②のスイッチをクリックすれば、指定したチューナーでTVTestが立ち上がります。

ここで③の欄でチャンネルまたは番組名をダブルクリックすれば、TVTestもそのチャンネルに切り替わります。

Rockバーはデフォルトでは8行しか表示されませんが、TvRockResizerを組み込むことで、枠をつまんで任意の大きさに広げることができ、例えば次の図のような大きさに拡大できます。

Rockbar_2

これは特に衛星放送で非常に一覧性が良く、今どの局で何をやっているかがひと目で分かります。これを見ながら選局できるわけですから、TVTest単体より操作性が上がります。特にマルチモニタ環境で片側を全画面テレビにし、もう片方でこれを表示させると便利です。

単に使い易いだけでなく、(Spinelを使っていないこの環境では)うっかり録画予約の入っているチューナーでTVTestで視聴していると、録画時間になってTVRockが該当チューナーを掴もうとしても先客がいるため弾かれてしまい録画に失敗してしまう、というミスが起こり得ます。
しかしRockバーから起動していれば視聴もTVRockの管理下にありますので、録画時間になったら自動的に該当チューナーを録画に振り替えます。こういった点にもRockバーを視聴に使う意味があります。

このRockバーが最前面にある状態でチャンネル名の上にマウスカーソルを持っていけば現在放送中の番組 & 次の番組の内容が表示されますし、右クリックすれば、

Tvrock_bar_2

そのチャンネルでこれから放送される番組(現在放送中の番組を含む)が表示され、番組の上にマウスを持っていけば、右側に番組内容の詳細も表示されます。ながら見をしていると、今映ってるこれは一体何の番組なのか知りたくなることがありますが、そういう時に便利です。

またここで「このデバイスに予約」を選んで該当番組を録画予約することも可能です。(実際はTVRockが再度割り振りしますので、現在選択しているチューナーで録画されるとは限りません。)

Rockバーの大きさと場所は記憶されますので、次にシステムを起動する時も同じように表示されます。

このように非常に使いやすいテレビランチャーなのですが、ちょっとだけ気をつけるべき点は、視聴中のチューナーで偶然予約録画が始まると、チャンネルがロックされたりRockバーが薄青色に変わるのですぐに気付くものの、そのまま視聴を終了するつもりでうっかりTVTestを終わらせて録画終了させてしまうことがあります。
そのまま画面上で右クリック→再生オフ にして最小化すれば良いだけなので、私のようなうっかり者の方はお気をつけください。

⑩ 使い方補足) 番組表やRockバーの表示順を変えたい

TVRockの番組表やRockバーでは、チャンネルが常に決まった順で表示されますが、導入直後だと自分の良く観るチャンネルがずっと後ろのほうだったり、NHKやETVのマルチ編成チャンネルのようにたまにしか番組のないものが先頭近くを占めていて、無駄なスペースになっていたりします。

また通販ばかりやってるチャンネルを好き好んで観ている人もなかなか居ないと思いますし、映画チャンネル、スポーツチャンネルなどのカテゴリをまとめて、良く観るものを先に並べておくほうが便利です。
一応現在のプリセットファイルは、ある程度ジャンルごとにまとまるよう整理はしてありますが、更に自分好みに並び変えるためのツールとして、チャンネルエディタをご紹介します。

使い方は、まずタスクトレイにあるTVRockアイコンを右クリックし、ツール→チャンネルエディタ を選びます。すると以下の画面が表示されます。

Tvrock_chnedit1

使い方は簡単で、順番を移動したいチャンネルをクリックして反転させ、「上へ」「下へ」で好きな場所に移動させるだけです。

Tvrock_chnedit2

チャンネルを複数選んでまとめて移動することもできます。

Tvrock_chnedit3

編集が終わったらOKで確定させてください。もし失敗したと思ったらキャンセルを押せば、確定していない操作は全て取り消されますので、やり直すことが出来ます。

以上で番組表、Rockバーとも、表示順が変更されます。

Rockバーでは地上波、衛星が最初から分かれていますが、ブラウザ表示では地上波・BS・CSで良く観るチャンネルだけを集めて先頭に並べることもできますので、お好みに合わせてカスタマイズすることが可能です。

なおこのツールは他にもいろいろな操作が出来るように見えますが、とりあえずここではご説明した(表示順変更の)操作以外はしないでください。特に「チャンネル名」を変更すると、不具合の原因になります。(うっかりやってしまった場合は「キャンセル」で取り消してください。)

⑪ TVRock間連携

TVRockは1つのOS環境で1つだけ動きますが、複数が連携して1個の録画システムとして動く機能を持っており、これを使えば沢山のチューナーをより有効に活用できます。

Rock

TVRock間連携機能をActiveにしておけば、PC障害があった場合でも他でバックアップ録画出来るようになるほか、録画PCを追加する場合や逆にどれかPCを止めてメンテナンスしたい場合にも、予約リストや自動検索予約リストで「コンピューター名」を変更することでいつでも分担を変えることができます。

またTVRockは高度なデータベースを持っていますが、長く使っているとシステム障害などで内部データベースを壊してしまって不安定になるケースがあります。
そういう場合は不安定になったTVRockをUninstallして、真っさらの状態から再導入すれば大抵安定するようになるのですが、再導入後に連携を復活させれば、中身は他のTVRockから自動的に復元されますので、数時間で前と変わらない状態で安定運用できるようになります。
単体でTVRockを使っていると元通りに再導入するのは大変ですが、複数台のTVRockが連携していれば相互に活性バックアップの役目を果たしますので、ちょっと怪しい動きをしていれば再導入、という対応が簡単にできるようになります。

このようにTVRockは全体を1つの録画システムとして、多くのチューナーをより有効に使う目的だけではなく、高い連続運用能力を持たせられるのが大きな特長です。ここではその活用法を簡単にご紹介いたします。

(1) 連携のための設定

連携させるTVRockはそれぞれ導入しますが、このとき気をつけなければならないのは、

i) 各TVRockで使うチャンネル定義は同じものでなければならない
そのためには、導入設定時のチャンネル定義体「ch-bs.txt」、「ch-cs.txt」、「ch-ts.txt」に同じものを使う必要があります。
これは新規導入であれば簡単なのですが、既存のTVRockがあってそちらと同期させる場合は、そちに合わせるか、荒業としてチャンネル名一括変更でどちらかをどちらかに合わせる方法があります。

ii)各TVRockの「最大予約数」「最大検索数」の数字は合せておく。

Rocks2_2

これは普通は弄らないので合っていると思いますが、弄った場合は全てのTVRockで合わせておいてください。

以上の2点に気をつければ、あとは何台のTVRockであっても連携できます。基本的な設定は以下の通りです。

iii)どれか1台、マスターのTVRockを決めてください。

ここで言うマスターとスレーブの関係は、いわゆるサーバーとクライアントの関係ではなく、連携通信のハブ(マスター)になるTVRockを決めるというだけの意味で、それ以外の役割では対等な関係です。
ただしマスターが立ち上がっていないと他のTVRock間の連携も止まってしまいますので、マスター役はPCやチューナーの能力には関係なく、できるだけ常に立ち上がっているPCが望ましいです。

さて、マスターとなるTVRockを決めたらその設定画面を開き、「同期」タブで、以下のように「マスターモード」をチェックします。

Tvrockserver_2

「接続できるスレーブの数」は、実際の連携するPC数より多めにセットしておけばOKです。

iv) 次に残りのTVRockで、「スレーブモード」を設定します。

設定→「同期」タブで、「スレーブモード」をチェックして、マスターPCのネットワークIDかIPアドレス(固定で持っている場合)を入力します。

RockclネットワークIDをセット

TvrockclientIPアドレスをセット

以上でマスター、スレーブ それぞれのTVRockを終了→再起動すれば、以後連携するようになります。

(ちなみにマスターのTVRockが落ちている間は連携は解除された状態になりますので、長期的にマスターを止めたい場合は別のマスターを決めてセットし直し、スレーブ側もそちらのアドレスを指すように変更してください。このようにマスタースレーブの役割はいつでも交換可能です。)

連携して動くようになれば、どこかのTVRockで取得した番組表は、他の全てのTVRockにもコピーされて参照できるようになりますし、それぞれの予約状況も相互にコピーされ、一覧して確認したり、録画するPCを変更したりなど、自由に編集できるようになります。

また例えば録画予約や自動検索予約のときに特定のPCに処理が集中しないよう、適当に散らすことも出来ますし、後処理でエンコードしたいものはCPUの能力が高いPCに担当させるなど、複数のPCを使い分けることができるようになります。

図は連携した状態での予約リストの例で、2台のコンピュータそれぞれでの予約一覧が出ています。

Photo_2

v) チューナーが埋まった時の他PCへの予約自動振り分け

それぞれのTVRockの番組表を呼び出してそこから録画予約すれば、特に「コンピュータ」を指定しない限りそのPCに録画されますが、もしうっかりそのTVRockのチューナー数を超える予約が同時間帯に入った場合、別のPCに録画を自動振り替えするように設定できます。

具体的には図のように各チューナーに代替チューナーを必要なだけ定義しておけば、予約録画時に空いているチューナーを順に探していきます。

Tvrock_2

この定義だと、例えば予約の際に衛星チューナー2番が他の予約で埋まっていれば、予約先の"K"機内の残りの3つの衛星チューナーを順に探し、それも埋まっていれば代替マシン "P"機内の4つの衛星チューナーを順に探して、空いているチューナーに予約を割り振るようになります。

また、そもそもTVRockは予約を必ずしも自マシン優先で割り振るのではなく、他マシンへの録画割り振りを優先させることもできます。図のように録画基本設定で「放送波別優先予約デバイス」で他のマシンのチューナーを割り振っておけば

Rockpriordevice

そのマシンの番組表にアクセスして録画予約をおこなっても、実際の録画は別のマシンでおこなわれます。これは常時起動しているマシンと録画用マシンを分ける場合に有効です。
ただしその場合、録画用マシンのほうも起こされてすぐには同期が完了せず自分に録画が割り振られたことに気づきませんので、「同期」タブで「予約情報更新時にマジックパケットを送って貰う」などを指定して、予め起こして伝えておくようにしておくのがポイントです。

(2) バックアップ録画の設定、およびパラレル録画の設定

TVRockの連携機能は本来相互バックアップ機能も持っています。バックアップ録画機能を有効にするには、バックアップ役のTVRockでそれぞれ、以下のようにチェックします。

Backuprecording

バックアップ側のTVRockもONになっているのが前提ですが設定としてはこれだけで、録画開始時刻に担当のTVRockが落ちていて同期が失われていたらバックアップ役が代わりに録画してくれるようになります。

実際うちでもこれが結構役に立っています。バックアップ録画では録画ファイル名のリネームがうまく出来ず長すぎるファイル名になるというちょっとした弱点はありますが(その点は後からリネームすればいいわけですし)、うっかりシステムが落ちたり予約時間帯を忘れてシステムのメンテ作業をしていて、見逃したくなかった番組を録画し損なう、という心配もなくなるのは心強いです。

また、同じように上記メニューで「補助録画」をチェックしておけば、チェックしたTVRockが補助録画役となって、常に他のPCの録画と並行して、同じ番組を録画するようになります。

これはそのまま溜めていくとディスクの無駄ですが、確認して本来の録画がきちんと録れていれば、補助録画側はどんどん削除していくのが前提です。
バックアップ録画だと本来の録画役PCが半死半生だったり録画途中に落ちてしまうような場合に中途半端なバックアップになってしまうという弱点がありますが、補助録画であれば無条件に同時録画しますので、後で削除していく手間さえ気にしなければ、より確実なバックアップになります。
あるいは今日の番組だけは絶対に録画失敗したくない、という日だけこれを仕掛けておけば、家が停電しない限りは安心して任せられます。

(3) 一個のTVRockで管理し切れないチューナーを他のTVRockで管理

一個のTVRockは8個のチューナーまでしか管理できませんが、Q3PEのようなチューナーだと1枚挿しただけでその数に達してしまいます。それ以上のチューナを1台のPCで録画に使いたい場合、残りのチューナーはSpinelの配下に起き、VirtualPCやVMWareの上でWindowsを動かして、その上のTVRockに管理させる方法があります。

録画や番組表取得だけであれば仮想PCのCPU能力で十分ですし、TVTestはどのみち視聴には使いませんので、デコータとしてMPCを導入して設定しておけば、仮想環境でも問題なく動かすことができます。

Spinelの導入手順は別記事で概要説明しています。仮想PCの設定はそれぞれベンダ提供の手順をご参照ください。Win7(PRO以上)ならVirtualPCを無料で1個使うことができますが、残念ながらVirtualPC環境だとSpinelはうまく動かないようなので、この目的ではVMWareを使う事をお勧めします。VMWare(Player)自体は無料で使えますので、そこに余ったXPやVistaなどのOS環境を導入して使うと良いです。
PC起動と同時にそれらを自動起動させることも可能です。→ご参考1ご参考2

注意すべきなのは仮想環境のネットワーク設定で、NATやプライベートネットワークの設定だとホストOSや他のPCのSpinel、TVRockにアクセスできませんので、「ブリッジ」や「(ホストの)ネットワークアダプタ」と設定してください。
またWin7のXP mode だとデフォルトのWindowsファイアーウォール設定では外から仮想マシンのIPアドレスが見えませんので、仮想マシンのファイアーウォールを落しておいたり、適切にポートを開けておくと良いです。

このような仮想環境はホストPC側で録画しきれない場合の録画割り振り先としても有効ですし、日頃は8並列の高速番組表取得を毎日おこなう役、という使い方もできます。(実際私はそういう使い方をしており、BS/CSの番組表も4~50分で取得できています。)

(4) マジックパケットによる、予約に合わせた起動

TVRockのような予約録画ソフトは大抵、録画時間に合せて自力でスリープ/休止状態から復帰したり、録画終了後にスリープ/休止に再び移行する機能を持っています。
しかし、スリープ/休止からの復帰はシステムやデバイスが動作不良を起こしやすいタイミングですし、うまく復帰できなくて録画が空振り、という事も起き易くなります。
もちろんそういう場合用に(2)のバックアップ録画の設定を最小限のPCに仕込んでおいて、そちらは常に立ち上げておくことで対応することも可能ですが、バックアップは本来あくまでイザという時のためなので、何かの時以外は本来の仕組みが安定して動くべきなのは言うまでもありません。

その点TVRockの連携機能を使えば、起きているPCが予約時間近くになったPCをマジックパケットで起こす、という運用が可能なので、より安定した「シャットダウンからの復帰」を使えるようになります。

マジックパケットを使うには、「時間が来たら起こしてほしい」PCで以下のように設定します。
尚、このマジックパケットはMACアドレス指定で到達可能な範囲内に「起こす側」「起こされる側」のPCがある場合に有効です。(つまり同一ハブとかハブのカスケード内)。ルータを跨いだりすると到達できませんので、ご注意ください。起こされる側が無線LAN接続でもWoWLAN対応なら使える場合があります。

予めBIOS等の設定で、WOL(Wake On LAN)を有効にしておきます。詳しくはこの辺の記事の、「起動させたいコンピュータ側の設定」などが参考になると思います。
 (ちなみにWindows8以降のWOL設定はこの辺この辺もご参考にしてください。)

次に、TVRock設定で「同期」タブを開けて、

Rocksyncmaster

ここの右側の欄に自身のMACアドレスを入れます。

MACアドレスは、コントロールパネル→ネットワークと共有センターで「アダプターの設定の変更」から使用中の「ローカルエリア接続」をダブルクリックし、詳細を開くと出てくる一覧で、「物理アドレス」の欄に書いてあります。

また、マジックパケットを送ってもらうタイミングは必要なものにチェックしておきますが、とりあえずは全部チェックしておいて、そのPCにとって不要な時にしょっちゅう起動するようなら調整すれば良いです。

以上でマジックパケットが起きているPCから送られるようになりますが、起きるタイミングはこれで調整するとして、いつPC終了(シャットダウン、スリープないしは休止)させるかの設定も重要になります。

録画終了のたびにPC終了させるには以下の欄を設定すれば良いですが、これは使わないのが推奨です。

Rocksyncsleepnotuse

というのは、この設定にしていると他のことで該当PCを使っている時に、裏で予約録画が立ち上がって終了すると、そのタイミングで問答無用でPC終了してしまうためです。

PCの終了をより適正なタイミングでおこなうには、設定→「インテリジェント」タブにある「スリープタイマー」の機能を使うのがお勧めです。

Rocksyncsleep

ここを設定しておけば、録画中や予約情報・番組情報更新などTVRockが働いている間はスリープ移行せず、それらが終わってからCPU使用率5分平均がある基準値以下になればスリープ移行するようになりますので、一般のスリープタイマソフトと比べても、より予約録画を考慮したスリープ移行が可能になります。

ここで「○秒で移行」がデフォルトだと0に設定されていますが、ここに1なりの数字を入れれば、スリープタイマー設定が有効になります。

スリープ移行を判断するトリガを規定するには、「CPU平均使用率が○%以下で移行」を適切な%に設定します。

これは下の「使用率5分間平均」をトリガーにしますので、しばらく眺めていてどのぐらいを判断基準にすれば良いか決めると良いです。
CPUによりますが、私の例では2%にすればうまく働きました。(1%にするとアイドル状態でもそれ以下にはならず、トリガーになりませんでした。)

入力が終わったら「OK」を押します。

このスリープタイマーを最終的に有効にする”スイッチ”が、以下のチェックです。

Rocksyncsleepset

TVRockアイコン右クリックから「インテリジェント」→スリープタイマー(XX)にチェックしてください。
ここで(シャットダウン)にチェックすれば上記スリープタイマーの条件でシャットダウンしますし、(スタンバイ)、(休止)にチェックすればそれぞれの状態に移行します。

このチェックは、録画以外の用途で普通にPCを使っている時は外しておいてください。モニタを見ながらちょっと考えている最中にスリープされるのも困りますから。
チェックを外している間はスリープタイマーは効きません。タスクトレイのTVRockアイコンも通常の色(グレー)になります。

PCを使い終わる時にここにチェックすれば、TVRockアイコンが赤くなります。その上でシャットダウンすれば、以後そのPCに予約された時間になれば起動・録画して、終了後スリープタイマーが働くことになります。
.

もちろん、録画PCを電源入れっぱなしで使う場合は、この辺のマジックパケットやスリープタイマーはあまり縁のない機能になりますが、録画に合わせたPCの起動・終了を常用している方にはかなり使える機能で、よく考えられていると思います。

なお、Windowsの通常起動でTVRockが起動するタイミングは、設定画面での「ログイン時に起動」の言葉の通り、ユーザーがログインするタイミングになります。
しかしユーザーがパスワード設定していると、標準ではシステム起動後ロック画面になってしまい、パスワードを入力しない限りログインせず、したがってTVRockは起動しません。
つまり、録画を予約した時間になってシャットダウンから起動しても、そのままでは録画は開始しないことになります。
この辺を意図した通りに動かすために自動ログインの設定をしておきます。
これにはリンクのようにレジストリを弄ればよいのですが、同じ操作を私はいじくるつくーるで設定しています。
(WindowsNT系→WindowsNT系ログオン の 「自動ログオンを利用する」で設定)

もちろん自動ログインではセキュリティ上の問題はありますが、気になる場合は自動ログインには管理者権限でないユーザーIDを使うとか、スクリーンセーバを有効にして「再開時ログイン画面に戻る」でデスクトップ画面のまま放置しないようにする、等の設定が有効かと思います。

またもし自動シャットダウンさせたいPCで、シャットダウン中に確認を求めるダイアログを出してシャットダウンを妨害してしまうプログラムがある場合は、taskkill /f で強制的に該当プログラムを終了させるコマンドをbatファイルで組み、TVRockのプロセス定義の"規定コマンド SS: (スリープ時に実行)"でそのbatを呼ぶように定義しておけば、ダイアログを出すことなく終了するようになります。この辺を使って設定を詰めていくと良いと思います。

(5) クライアントでTVTest視聴のランチャーとして使う

チューナーを全く積んでいないクライアントPCでも、Spinel経由で他のPCのチューナーを使ってテレビ(TVTest)を視聴することができます。
Spinelの使い方は別記事で概要説明していますのでご参考まで。クライアントPCでもSpinel仮想BonDriver(BonDriver_Spinel)を使ってTVRockを立ち上げておけば、視聴用ランチャー(説明はこちら)として使うことができ、便利度が高まります。

またTVRockは、録画だけでなく実は視聴オンリーでも予約できますので、予約した時間になったら(マジックパケットを送ってもらって)クライアントPCを立ち上げて、更にTVTestを指定のチャンネルで自動的に立ち上げるという、(少なくとも私が長年寝室にテレビを置いてる理由の1つなのですが)テレビの目覚ましとしての使い方が、普通のPCで実現できます。

Tvclient_2
但し、週に1時間くらいしか立ち上げない/あるいは家のLANに繋がないクライアントだと、番組表や予約データをマスターから更新するには時間が足りません。この使い方をするクライアントは、少なくとも週に2,3回数時間は、家庭内LAN上で稼動していることが前提になります。

.
TVRockの設定はこれで一旦完了です。このような環境を初めて構築されたかたは、まずはいろいろ触ってみて、操作の感覚を掴んでください。

その他、TVRockの使い方で参考になりそうなサイトをご紹介しておきます。
http://soranikakaruhashi.blog.fc2.com/blog-entry-125.html
http://adier.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/pt2-tvrock-0846.html
特に私はスリープ・休止運用をやっていませんのでその辺の情報をあまり書いていませんが、この辺とかご参考に。
http://freesoft.tvbok.com/tidegi/tvrock.html 
なお、スリープ運用する場合の物凄く基礎的なTipsですが、スリープ移行したのにマウスやキーボードをちょっと触れただけで復帰してしまう、という方はこの辺の記事を参考に、マウス・キーボードの電源管理設定を適切に修正してください。
スリープ運用のためのOSやシステムの設定方法はこの辺この辺の解説もご参考に。

また、別記事にTVRock関連を含めたFAQをまとめておきましたが、有志作成のTvRockスレ ウィキには一般的なFAQがあります。そちらもご参考にしてください。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/15.html

.

3) EDCBを使った予約録画

TBD...

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